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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第88話 魚

トラとオトギが猛ダッシュで見つけた屋台に進んでいると屋台の主人がトラとオトギの筋肉モリモリと本人達は喜んで笑っているつもりの笑顔が恐怖で恐ろしい顔に見えて「ヒェ」と小さく声を出して地面に座り込み頭を抱えて震え出す


「ウン オマエ ドウシタ? ナゼ スワル」


トラは座り込んでる屋台の主人を不思議そうに笑顔で見ながら聞いている


「ハイ ココハ ナニガ クエル? オトギ クウゾ」


オトギも屋台の主人と屋台の商品を交互に見ながら聞いている


「・・・・・あっ お客様でしたか これは失礼しました・・・・・」


屋台の主人は少し顔を上げて本人達は笑っているつもりの笑顔をチラッと見てからブルブル震えながら足の汚れをパンパン叩きながら恐る恐る立ち上がる


「ウン ソウダ ハヤクタツ ハヤククワス」


「ハイ ナニガクエル? ハヤクオシエル」


トラとオトギはノロノロ震えながら立ち上がる宿屋の主人を見下ろしながら待って聞いている


「はい・・・・・これはお待たせしました こちらは魚を焼いて販売しています」


屋台の主人はトラとオトギを見上げながら視線を逸らしながら話す


「「「サカナ? ナンダソレハ ウマイノカ?」」」


トラとオトギは始めて聞く「魚」の単語に同時にハモリながら大きな声で聞く


「はい・・・・・魚というのは海や川で取れる食べ物で私の屋台では焼いて販売して・・・・・」


「ニャ ニャニャニャニャニャ 何だってニャ お前ニャ 今魚って言ったかニャ?」


シルキャドが屋台の主人が最後まで言う前に「魚」の単語に反応して小走りで主人の目の前まで来て聞いている


「・・・・・はい・・・・・私の屋台は魚を販売して・・・・・」


「ニャ そうなんだニャ それなら話はニャ 別だニャ 私もニャ お腹いっぱいだけどニャ ここはニャ 食べるしか無いニャ あ~ 魚かニャ~ もの凄く久しぶりだニャ~ あ~久しぶりだニャ~」


シルキャドは屋台の主人がまた最後まで言わさないで満面の笑みで屋台の焼いている魚を見ながら口から少し涎を抑えきれずに見せながらテンション上げながら言っている


「ウン シルキャド サカナ ナンダ?」


「ニャ 魚かニャ? う~ん 簡単にいうとニャ この世界でニャ 一番美味しい食べ物だニャ そうこの世で一番美味しい食べ物だニャ そうだニャ~ この世で間違いなく一番美味しい食べ物かニャ」


シルキャドはテンションが上がっていて同じ事を何回も繰り返してトラに意味不明の説明をしている


「ハイ シルキャド ヨクワカラナイ ケド ウマインダナ?」


「ニャ そうニャ もの凄く美味いニャ だからニャ 今すぐ食べてみるニャ おいっ お前ニャ 今から9個ニャ 焼いてくれるかニャ?」


シルキャドは魚を食べたいの我慢出来ずにオトギに簡単に説明してから屋台の主人に先程と同じで両腕の手の平の指を全部立てて「9個」と言う


「はい 9個ですね 分かりました ですが 少しお時間掛りますが良いですか?」


「ニャ 何でニャ? どのぐらいニャ 待てばいいのかニャ?」


「はい まず先客のお客様がいてまして そのお客様の魚を先に焼かせて頂きたいのです ですから10分程お待ちしてください」


屋台の主人は少し申し訳無さそうに説明する


「ニャ ダメニャ 私はニャ 今すぐ食べたいニャ だからニャ 先に私達の魚をニャ 焼くんだニャ」


シルキャドは久しぶりの魚を目の前にして少しおかしくなって答える


「ウン シルキャド ジュンバン マモル」


「ハイ ギーラ オコラレル シルキャド」


シルキャドと屋台の主人のやり取りを黙って聞いていたトラとオトギが話し掛ける


「ニャ トラとオトギはニャ 少しうるさいニャ ギーラはニャ 今はいないからニャ 関係ないんだニャ」


「ウン ケド マチノナカ ミンナナカヨク ギーラ イウ」


「ハイ シルキャド ワガママ ダメ ギーラ オコラレル」


トラとオトギは頑張って言葉を出しながらシルキャドを説得する


「ニャ まだまだうるさいニャ だ・か・ら ギーラはニャ 今いないからニャ どうでも良いんだニャ」


シルキャドはイライラし出してトラとオトギに言い返す そんな感じの言い合いを屋台の主人は黙って聞いていた


「お~い 主人 魚はもう焼けたかな~」


トラとオトギが言い合っていると道の前方から2人の猫族の男女が屋台の主人に声を掛けながら近付いてくる


「は~い もうすぐ焼き上がりますのでもう少しだけお待ち下さい」


屋台の主人はシルキャドとトラとオトギの言い合いを黙って聞いていたがハッとなって大きな声で言い返してから慌てて魚を焼き始める


「まだなのかニャン 結構時間空けたけどニャン」


2人の猫族の男女は屋台まで近付いて少し残念そうな声で言う


「すいません もう少しで焼き上がりますので もう少しです」


屋台の主人は頭をペコペコ下げて謝りながら魚を焼いている


「ニャ お前達かニャ 私の魚を食べる事をニャ 邪魔するのはニャ」


シルキャドはトラとオトギの言い合いを止めて2人の猫族の男女を見て聞く


「んっ 私達が何の邪魔をしたのかニャン?」


2人の猫族の女の方が不思議そうに首を傾げながらシルキャドに聞いている


「ウン オマエタチ ナニモジャマシテイナイ」


「ハイ シルキャド ワガママ ダメ オトギ オコルゾ」


トラが2人の猫族の男女を見下ろしながら言う オトギはシルキャドを見ながら少し怒りながら言う


「ニャ オトギ 何なんだニャ その言い方はニャ 私とニャ 喧嘩するのかニャ?」


シルキャドもオトギを見て言う


「ハイ シルキャド ワガママシテイル オトギ ソレ ダメオモウ」


「ニャ 何がダメなんだニャ オトギ 良く分からないニャ」


シルキャドは猫耳をピンッと立てて少し猫目の色を変えて少し戦う姿勢で聞き返す トラは黙ってシルキャドとオトギを見ていて 2人の猫族の男女は意味が分からずとりあえずシルキャドとオトギを見ていて 屋台の主人は一生懸命魚を焼いている


「ハイ ワタシタチアト ジュンバンマモル アタリマエ」


「ニャ もう良いニャ オトギ うるさいニャ」


シルキャドとオトギは戦う姿勢になりシルキャドは軽やかなステップを踏み出して体を温め始める オトギも一つ息を吐いて大きな首を左右にゴキゴキ鳴らしている そしてシルキャドがオトギに飛び掛かろうとした瞬間に声が聞こえる


「おっ トラ シルキャド オトギ 起きたんやね また買い食いしてるのかな?」


ギーラとローズメルファが3人を見つけてギーラが大きく嬉しそうに手を振る


「ニャ ニャニャニャニャニャ ギーラ・・・・・」


シルキャドは慌ててオトギに飛び掛かるのを止めて両手を頭の下に持っていき白々しく口笛を吹いている


「ハイ ギーラ ローズメルファ サカナ クウ」


オトギも笑顔になりギーラを見る ギーラとローズメルファが並びながら屋台までやって来る すると2人の男女の猫族が待っていた魚が焼き上がり屋台の主人から30匹ぐらい受け取り料金を支払い最後にチラッとシルキャドを「何この子」みたいな目で見ながら焼きたての魚を美味しいそうに食べながら歩いて行った


「へ~ 焼き魚は珍しいね 宿屋の料理でも見た事無いし屋台とかは本当に珍しいね んっ? シルキャドどうした? 何かおかしいね?・・・・・」


ギーラは屋台の焼き魚を見てからシルキャドの不自然すぎる口笛を吹く姿を見て聞いている


「ニャ ニャニャニャニャニャ 何でも無いニャ 何もニャ オトギとニャ 喧嘩なんかニャ する筈が無いニャ」


シルキャドがお決まりの自爆をしながらさらに口笛を吹いている


「んっ どう言う事?」


ギーラが聞く


「ウン シルキャド ダメダッタ ワガママデ ジュンバンマモラナイ ソレダケダ・・・・・」


トラが今までの事を素直に何一つ隠さずにギーラに説明する オトギはトラの隣で大きく頷いていて途中で「オトギ オコッタ」の相槌を入れながら説明していて ローズメルファは美しい顔で少し笑っていて シルキャドはトラの話を耳を塞いで地面に体育座りをして「あ~あ~あ~」と言いながら聞かない様にしていた


「シルキャド こっち来なさい」


ギーラが体育座りをして話を聞いていないフリを見破りながらでシルキャドを呼ぶ


「あ~あ~あ~あ~あ~」


シルキャドはまだ体育座りを続けている


「シルキャド 早く来なさい」


ギーラは今度は怖い声でシルキャドを呼ぶ するとシルキャドは素早く立ち上がりギーラを見ずに地面だけを見ながら猫耳をシュンと下げて尻尾を丸め込めながらトボトボ歩いて来る シルキャドはギーラの目の前に来て立ち止まると恐る恐る顔をゆっくり上げてギーラの顔を見る


「シルキャド トラの話は本当かな?」


「・・・・・ニャ はいニャ・・・・・」


「じゃあ まず屋台の主人さんに謝ろうかな シルキャド」


ギーラは屋台の主人を見ながらシルキャドに言う 屋台の主人は一生懸命魚を焼いている


「主人さん 少しお話宜しいですか?」


ギーラは一生懸命魚を焼いている主人に近付いて頭を下げながら聞いてみる


「あっ はい 何でしょうか・・・・・」


屋台の主人はギーラの頭を下げた姿を少し驚きながら見て聞き返す


「はい 私の相棒が主人さんにご迷惑を掛けたので 良ければ謝らせてくれないでしょうか?」


ギーラは頭を下げたままお願いをする


「あっ はい 別に気にしていませんが 分かりました・・・・・」


屋台の主人は了承する


「じゃ シルキャド お前が悪いからね しっかり謝りなさい」


ギーラは頭を上げてシルキャドを見て真剣な声で言う


「ニャ・・・・・分かったニャ・・・・・ 主人さんニャ 私がルールを守らずニャ ワガママを言ってニャ 迷惑を掛けてニャ ごめんなさいニャ」


シルキャドはギーラに頷いてから 屋台の主人の目の前に立って目を合わせてから深々と頭を下げて謝る ギーラもシルキャドの横で深々と頭を下げて謝っている 何故か分からないがトラとオトギも頭を下げるのが好きなので体が柔らくて膝まで頭を付けて喜んでギーラの後ろでトラとオトギは楽しそうに向かい合い笑いながら真似している


「はい 分かりました もう頭を上げてくれませんか お客様の魚も焼き上がりますから もう謝罪は大丈夫ですよ」


屋台の主人は笑いながらギーラとシルキャドに言う それを聞いたギーラとシルキャドはゆっくり頭を上げる トラとオトギはまだ楽しそうにして止めていない


「はい 分かりました」


「ニャ ごめんなさいニャ」


ギーラは頷いて返事をして シルキャドは小さな声でもう一度謝ってから屋台に向かう主人の後ろ姿を申し訳無さそうに見つめている 


「シルキャド 良く出来たね 今度はトラとオトギに謝ろうかな」


ギーラはシルキャドに悪い事は悪いと覚えてもらう為にシルキャドに言う


「ニャ そうだニャ 私はニャ 謝るニャ」


シルキャドは大きく頷いてまだ膝に頭を付けて楽しく笑っているトラとオトギの前に行く


「ニャ トラ オトギ ごめんニャ 私が悪かったニャ・・・・・」


シルキャドはまだまだ止めそうに無い膝に頭を付けて楽しんでいるトラとオトギに謝る


「「「キニスルナ モウ ナカナオリダ シルキャド」」」


トラとオトギは膝に頭を付けた変な姿勢から顔だけ同時に向けてハモリながら元気な声でシルキャドに言う


「ニャ ごめんニャ ごめんニャ これからはニャ 気をつけるニャ」


シルキャドはもう一度謝ってからトラとオトギがしている膝に頭を付けているポーズを真似する


「「「シルキャド オナジ マネ ジョウズダ シルキャド」」」


トラとオトギはシルキャドが真似をしたので大爆笑して言う シルキャドもトラとオトギの優しさに感動しながら続いて大爆笑する それでチームギーラは仲直りをして屋台の主人から出来上がった焼き魚を料金を払い貰ってから食べ歩きながら町の中を歩いて行く 


「ニャ 主人さんニャ また買いに来るからニャ 美味しいニャ~」


シルキャドは屋台の主人と別れる時に最後にそう言ってから手を振って出来立ての焼き魚を食べながら 先に歩いているギーラ達の後姿に向かって走って行く











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