第86話 町の中
「それでわ 今から何を致しますか?」
ローズメルファは鑑定屋を出て前の広い道を見ながらギーラに聞く
「うん そうだね ローズメルファは色々したい事があるみたいやし とりあえず町をブラブラしようかな」
ギーラも広い道を歩く人々や商店を見ながら答える
「あらあら そうなのですか それでしたら早速町ブラブラを楽しみましょうか ギーラ」
ローズメルファはそう言うとギーラを見て笑顔で頷く ギーラはローズメルファの頷きを見てから活気のある広い道を2人で並んで歩いて行く
「ニャニャニャニャニャ」
シルキャドはベットの上で大きく両手を上げて伸びをしてから目覚める
「ニャ 良く寝たニャ~ やっぱりニャ ベットは最高だニャ~」
それからまだ少し寝ぼけているので猫目の両目を両手で擦りながら部屋の中を見渡す そこにはシルキャドが寝ていたベットの横に設置していた一つの同じベットに真っ裸でトラとオトギが大きな体を丸め込んで寝ておりシルキャドの声を聞いて一瞬目覚めて鼻をクンクンさせたがシルキャドの臭いと理解して安全と判断してモゾモゾしながら眠りに入る
「ニャ トラとオトギはニャ あいかわらずニャ 良く寝るニャ 寝る子は育つけどニャ 少し寝すぎだけどニャ んっ? ギーラとローズメルファがニャ いないんだニャ う~ん どこに行ったのかニャ 何か私はニャ 取り残されてる気がするんだけどニャ~」
シルキャドは白いスケスケパジャマの上着のボタンを外して着替える準備を始めて言う
「ニャ 私の勘はニャ 絶対ニャ 旨い物や美味しい物や私が食べたい物をニャ 食べてるはずだニャ」
シルキャドは何故かそう思い込んで着替えの準備をスピードアップさせて白いスケスケパジャマのズボンを脱いで真っ裸になり部屋の隅に置いてある(ギーラが丁寧に折りたたんでいる外出着)に歩いて行き悪戦苦闘をして何とか豹柄ビキニを着て準備を完了する
「ニャ 私はニャ 1人でもニャ 着替えは出来るんだニャ さてニャ トラとオトギもニャ 連れて行こうかニャ」
シルキャドは自分では完璧に着替えが出来たと思い込んでいるが豹柄のビキニトップは胸の下を隠していて本来の隠すべき場所の綺麗な胸をフルオープンさせている その姿でトラとオトギが気持ち良く寝ているベットに歩いて行く
「ニャ トラ オトギ 起きるニャ 今からニャ ギーラとローズメルファをニャ 探しに行くニャ あの2人ニャ 絶対ニャ 屋台の焼き鳥ニャ 食べてる筈ニャ 私の目は誤魔化せないからニャ」
シルキャドは焼き鳥の話しの根拠が0を100に自信満々に変換して寝ているトラとオトギに話し掛ける
「ウン ソレハホントウカ シルキャド」
「ハイ オトギモ ヤキトリクウ」
トラとオトギは半目状態だが焼き鳥の言葉に反応して声を出す
「ニャ そうニャ 私の勘はニャ 間違いないからニャ 今頃ニャ ギーラとローズメルファはニャ 屋台の前でニャ 焼き鳥を美味しくパクパクフウ~フウ~させながらに食べてる筈ニャ これは絶対だニャ ウンウン」
シルキャドは大きく2回頷いて両手には焼き鳥は持っていないがエアーで焼き鳥を美味しく食べて息で冷ましているリアクションを見せながらトラとオトギに根拠が0だが100に変換して自信満々に言い切る
「ウン ソウカ ナラ トラモ ヤキトリ クウ」
「ハイ ヤキトリ ヒサシブリダナ タノシミ タノシミ」
トラとオトギはシルキャドの根拠0の話を100の変換話を素直に信じてからベットから2人同時に起き上がり部屋の隅の(ギーラが丁寧に折りたたんでいる外出着)の装備が置いてある所まで真っ裸な大きな体で歩いて行く
「ニャ トラとオトギニャ 早く着替えるニャ 早くしないとにゃ 屋台の焼き鳥がニャ ギーラとローズメルファがニャ 全部食べてしまうからニャ 早くするニャ」
シルキャドは完全にギーラとローズメルファが焼き鳥を食べている事と信じきって 悪戦苦闘の着替えをしているトラとオトギを急がしている
「ウン トラ ダメダ キガエデキナイ ギーラ テツダイホシイ」
「ハイ ギーライナイ オトギ キガエムリ アタリマエ」
トラとオトギは着替え開始10秒でギブアップ宣言をしながら困った顔でシルキャドを見ている
「ニャ まったく情けないニャ やれやれニャ もうしょうがないニャ 荷物袋にニャ 大きな布があるからニャ それを体に巻いてニャ 外に行くんだニャ」
シルキャドは自分の豹柄ビキニトップがまったく綺麗な胸を隠していない事を気付かずにヤレヤレポーズで腰に手を当ててトラとオトギに応急処置で布を体に巻く事を提案している
「「「シルキャド カシコイ ヌノマク」」」
トラとオトギは同時にハモってシルキャドの素晴らしい提案に少し感動して荷物袋から大きな布を引っ張り出してトラは下半身を隠してオトギは胸の部分と下半身を隠して満面な笑みでシルキャドを見ている
「ニャ そうだニャ トラはそこを隠しとけばニャ オトギはそことそこを隠しとけばニャ ギーラは怒らないからニャ これで完璧だニャ」
シルキャドはトラとオトギの布の巻き方に納得しながら言って大きく頷いている
「ウン コレデ ヤキトリ クエルナ」
「ハイ タノシミ タノシミ ヤキトリ」
「ニャ 着替えの準備は完了だニャ これでギーラとローズメルファにニャ 屋台の美味しい焼き鳥をニャ 全部食べられる事は防げるニャ では行くニャ トラ オトギ」
シルキャドはトラとオトギを見ながら元気良く右腕を上げて言っている シルキャドが右手を元気良く上げながら部屋の扉まで歩いて行くと背後からトラとオトギの声が聞こえる
「「「シルキャド オッパイ マルダシ ギーラニ オコラレルゾ」」」
シルキャドは自分の体を頭を下げて見て豹柄ビキニトップがずれている事に気付いてそこから頑張って直そうとしたがどうしても直せなかったのでトラとオトギと同じで胸の部分に荷物袋から引っ張り出した布を巻いて準備が完了する
「ニャ 胸が丸出しはニャ まあ知ってたけどニャ まあニャ 気にするニャ トラとオトギとニャ お揃いにニャ したかっただけだからニャ それではニャ 改めてニャ 行くニャ トラ オトギ」
シルキャドは訳の分からない言い訳を挟んでから今度も元気良く右腕を上げてトラとオトギを従えて部屋の扉を開けて宿屋の外に出る トラとオトギは無の感情でシルキャドの後ろに付いて行く
「ニャ ではニャ 屋台の焼き鳥全滅阻止作戦ニャ 決行ニャ」
シルキャドは宿屋の前の道に出るとトラとオトギに向かって何か変な作戦を変なリーダーシップを発揮して自信満々に言っている
「・・・・・ウン ナンデモイイケド ヤキトリ クウ」
「・・・・・ハイ シルキャド ドウシタ ヤキトリ マダカ」
トラとオトギは無の感情でまだシルキャドを見ながら言う
「ニャ まったくニャ トラとオトギはニャ 焼き鳥焼き鳥うるさいニャ これだから大食いはニャ 食べる事ばかりだからニャ は~ヤレヤレニャ」
シルキャドはトラとオトギを焼き鳥の事で起こして連れ出した事をすっかり忘れてヤレヤレポーズで言う それからシルキャドは「ニャ 行くニャ トラ オトギ」と言ってここも変なリーダーシップを出しながら焼き鳥の屋台を目指してトラ シルキャド オトギと3人仲良く並んで広い道を歩いて行く




