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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第85話 おしゃべりさん

ギーラとローズメルファはギルドを出て3人の睡眠王が眠る相棒達の様子を宿屋の部屋に見に行く為に多くの町人や冒険者が通行して活気がある店の広い道を並んで歩いている しばらく歩くと宿屋が見えて宿屋の中の従業員や顔見知りの冒険者達に挨拶をしながら自分が借りている部屋に向かう 部屋の扉を静かに開けてギーラが中を覗くとトラとオトギはピクッと扉の開く小さな音に反応して鼻をクンクンさせるがギーラとローズメルファの臭いと判断するとまた大きな体を丸めだしてモゾモゾさせて眠りに入る シルキャドは仰向けで手足を広げて大の字状態で気持ち良さそうに何も反応をさせずに睡眠を満喫して笑いながら寝ている その姿の3人の睡眠王をギーラとローズメルファは確認してソッと静かに部屋の扉を閉めた


「ガッツリ寝てたね これはもう少し起きないと思うね」


ギーラは部屋の閉まった扉の前で少し小さな声でローズメルファに話す


「はい そうですわね では透明の液体のビンを鑑定して頂く為にサウレクトさんの鑑定屋に向かいましょうか?」


ローズメルファも小さな声でギーラに話す


「うん そうしよう」


ギーラは頷き返事をすると宿屋の外に向かい歩き始める 宿屋を出てギーラは微かな記憶を頼りに広いスグラアゼースの町のサウレクトの鑑定屋に向かうが基本アホなギーラの記憶力では辿り着ける訳も無く散々迷った挙句最後は町の人々に場所を聞きながら石造りの建物の扉の前でローズメルファと並んで見ている


「うふふ 中々楽しい町ブラブラでしたわね ギーラは私の為にお優しいのですね」


ローズメルファは本心なのか馬鹿にしているのか分からない美しい顔でいつもの笑顔でギーラを見ながら言っている


「ま、ま、まあね ローズメルファも町の中見たいのは分かってたからね お、お、俺はそこら辺は分かる男だから き、き、気にするな・・・・・」


ギーラもローズメルファの顔の表情や目の動きを必死に探るが表情はいつもと同じで笑っていて目は黒目が無く白目だけなので目からも何も情報を得られなくて諦めて地面を見ながら何とか言葉を吐き出した


「うふふ やはりそうでしたのね 私は一瞬ギーラが道に迷って鑑定屋の場所を覚えていなくてウロウロしているだけだと疑ってしまいましたわ 私もまだまだですわね ギーラごめんなさいね」


「・・・・・お、お、おう 気にするな ま、ま、間違いは誰でもあるからね・・・・・ローズメルファ」


ギーラは顔はクールにローズメルファを見つめているが心の中では「どっちや どっちなんや ローズメルファはまったく分かりません」と泣きながら考える


「ま、ま、まあね ここが鑑定屋やね そ、そ、それじゃあ 行きまじょおうううが」


ギーラは話と自分の気持ちを変えるために鑑定屋を見ながら指を刺して最後の最後に噛んでしまったが顔はクールのままで心は泣きながら鑑定屋の扉を開いて中に入る ローズメルファも「はい そうしましょう」といつもの顔で笑顔で言ってギーラの後に中に入る


「すいません お邪魔します」


ギーラは気分を切り替えて鑑定屋の中を見渡しながら声を掛ける 店の中は奥の棚には色々な書籍が綺麗に種類別に並べられていて部屋の真ん中あたりのスペースには立派なテーブルが設置してその上には鑑定用の道具らしき物が綺麗に並べてある 少しの間2人が待っていると店の奥から小さな人間の老人の男がゆっくり歩いて来る


「うん 何の用じゃ ここは一見の客は断っておるんじゃがな」


老人はギーラとローズメルファを見ながら面倒臭そうに言い放つ その老人は白髪で口髭と顎鬚も白色で眼鏡を頭の上に乗せてギーラの胸の辺りまでしか身長が無くギーラを見上げながら言っている


「はい サウレクトさんそうみたいですよね 俺は先程ギルドでエキハナ達と出会ってここが良いと教えてもらい そしてエキハナから話を聞いてここに来たんですよ」


ギーラはエキハナの名前を出しておく


「あ~あ あの小僧の知り合いか なら大丈夫じゃ それで何を鑑定するのじゃ?」


サウレクトは面倒臭そうな話し方は変わらないが頭の上に乗せてあった眼鏡を掛けなおして改めてギーラとローズメルファを見直しながら早速用件に入る


「はい この透明の液体のビン何ですが 先日ギルドの依頼のダンジョン攻略で行った場所の最深部の宝箱に入っていて俺達じゃ鑑定出来ないから鑑定をお願いしたくて」


ギーラは透明な液体のビンをサウレクトに手渡ししながら話す 


「ふむふむ 凄く硬いビンに入っておるのこの透明の液体は 分かったワシが鑑定してやろう そうじゃな1週間ほど時間を見てもらおうかな エキハナの小僧の紹介じゃが今鑑定中の物がまだ途中だからな それを終わらしてからになるからのそれでもいいかの?」


サウレクトは透明の液体のビンを上にかざして下から覗き込んだりビンをゆっくり左右に揺らして透明の液体の動きを注意深く見ながらギーラに話す


「はい 何か無理を言ったみたいですみません それではお願いしますね」


ギーラは軽く頭を下げる


「うむ ならもうええかの ワシも忙しいからな 1週間後にまたここに来ると良い」


そう言うとサウレクトは透明の液体のビンを観察しながらギーラとローズメルファを気にする事無くそのまま奥に戻って行った


「あらあら お忙しいご老人ですわね 私よりはお若いとは思いますけどね うふふ 鑑定の依頼も無事成功しましたがこれからどうしますかギーラ?」


ローズメルファはサウレクトの後ろ姿が奥に消えるのを見送ってからギーラを見て聞く


「うん どうしよう? 透明の液体の事はサウレクトさんに頼んだし3人の睡眠王はまだ夢の中やろうし ローズメルファこの町で何かしたい事でも何かある?」


ギーラは質問を質問で返しているがアホなのでまったく気にして無くローズメルファに聞く


「あらあら そんな嬉しい事を言って頂けるのですか うふふ そうですね~ 私は今の赤いワンピースも凄く気に入って変える気はまったく思っていないのですがこのスグラアゼースの町にはどんなお洋服があるのかは見てみたいですわ それと私200年ぐらい寝てましたので水浴びもご無沙汰なので水浴び屋も雑談で皆様からお話を聞いていて一度試してみたいですわ それと先程少しだけ町をブラブラさせて頂きましたがもう少しスグラアゼースの町の事が知りたいので町ブラブラも良いですわね それと武器や防具も今の時代どんな物が主流でどんな物が人気があるとかは凄く興味はあります私は武器も防具も必要ありませんが武器や防具を知っているだけでも戦いで全然違いますからね それに先程ギルドには連れて行って頂けましたがどのような依頼が壁に貼ってあるかどのようなモンスターやどのような種類の依頼があるのかは勉強はしたいとは思いますね それにこれも雑談で聞いたのですが食べ歩き?でしたかしら道にある屋台の食べ物が凄く美味しいと聞いてますから屋台も一度は行ってみたいですわ それにギーラは町の方々と顔見知りの方が多くて交流も良くされてますから私もこう見えて人見知りですが頑張ってチャレンジしてお友達やお話できる人が少しでも出会えると良いと思うのでそういう事もしてみたいですわ それに・・・・・」


ローズメルファは凄くニコニコ笑顔で話しだすと止まらなくなりギーラは「ほほう ローズメルファは年齢の話しとしゃべり出すと止まりまへんなを注意」とギーラの心のメモ帳に大きく大文字で追加してからローズメルファの話を最後までまったく言葉を挟まずに相槌のみで聞く


「う、う、うん ローズメルファは色々な事がしたいんやね~・・・・・」


ギーラはカクカク首を上下に振るマシーンになって言う


「うふふ そうなのですよギーラ 久しぶりの町でそれも首都スグラアゼースですからね 楽しみが多すぎてワクワクしていますわ うふふ」


ローズメルファは凄いニコニコ笑顔で話す ギーラは「190年以上の先輩とは思えないぐらい可愛らしいな それに人見知りは以外やな」と心の片隅で思ったが「てか・・・・・話しが長いっす 女はこんな生き物でしたね」も思い出しながら鑑定屋の扉を開けて外に歩き出す













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