第83話 町に戻る
トラとオトギが先に就寝して途中で起きて変わりギーラとシルキャドとローズメルファに交代して3人が就寝する トラとオトギが起きて夜の警戒していたがモンスターや野盗の襲撃はまったく無く無事に朝を迎える
「おはよう~ トラ オトギ 何も無かったみたいやね?」
ギーラは寝袋から抜け出して伸びをしながらトラとオトギに聞く
「「「ナニモナイ ゼンゼン アンゼンダ」」」
トラとオトギはギーラを見ながら元気良くハモリながら答えている それから3人で雑談をしているとローズメルファが寄ってきて最後にシルキャドが目を擦りながら寄ってくる それからトラとオトギ以外は携帯食で朝食を済まして食事を終えてから完全に森を抜けて馬車屋の従業員に来た時に降ろしてもらった付近で馬車を待つ
「にゃ やっと森をニャ 抜けれたニャ 後はニャ 大好きな馬車に乗ってニャ 町に帰るだけだニャ」
シルキャドが豹柄ビキニを直しながら馬車の来る方向をワクワク嬉しそうに見ながら言う
「そうだね やっと首都スグラアゼースの町に帰れるね」
ギーラも嬉しい笑顔で話す
「私も町は久しぶりですから楽しみですわ 今はどんな町になっているのでしょうね 私の頃はスグラアゼースはまだまだ小さく首都と呼べる程でも無かったですからどんな感じに成長しているのでしょうね うふふ」
ローズメルファは200年ぶりの人が住む町に興味を抱いて笑っている
「ニャ そうだニャ 石の建物ばかりでニャ 人がいっぱいいてニャ 賑やかでニャ 何でもあるニャ」
「あらあら そうなのですね それは楽しみで早く行って町を見てみたいですわ 所でギーラ腕が増えたその後の調子はどうですか?」
ローズメルファがシルキャドの話しに楽しく笑顔になって答えてからギーラを見ながら聞く
「うん まったく違和感無しで最初から腕が4本あったみたいな感覚ですっかり馴染んだね」
ギーラは4本の腕を一本一本バラバラに動かして証拠を見せながらローズメルファに答える
「それは良かったですわ 少し心配をしていましたからね」
「うん ありがとうね まったく問題無しですよ」
ギーラがローズメルファに礼を言ってからしばらく雑談をしていると前方から3体の馬に引っ張られた大きな客車が見えてくる 馬車の御者もギーラ達に気付いて目の前で馬車を止める
「お待たせしましたかギーラさん達 あれっギーラさん・・・・・何か腕が増えてますよね それに新しいお方もいらしゃるみたいだし 大変だったんですね・・・・・」
御者はギーラの腕を2度見してから驚きながら言ってローズメルファの姿を見て頭を下げてから言う
「うん まあ色々あったからね 帰りの旅は1人増えるけど大丈夫でしょう?」
ギーラはローズメルファを見ながら御者に聞いている ローズメルファは優雅に御者に礼をしている シルキャドは3体の馬に近寄って馬の体をペシペシ叩きながら嬉しそうに笑っている
「はい 全然問題無いですよギーラさん ギーラさんの客車は広いですからね それではみなさんお荷物を載せて乗り込んで下さい 発進しますので」
ギーラ達は御者に頷いて殆んどの荷物をトラとオトギが荷物を積んでから全員で客車に乗り込む 馬車は御者の号令でゆっくり静かに進みだす シルキャドはあいかわらず客車から首だけ出してキョロキョロで景色を満喫でローズメルファは客車の中を見渡していてるギーラとトラとオトギはニコニコしながら雑談をしている それから馬車が野営や休憩を挟みながら敵やモンスターの襲撃も無く4日程時間が経って首都スグラアゼースの大きな防壁が見えてくる
「ニャ やっとだニャ やっと戻って来たニャ~」
シルキャドが客車から首を出してスグラアゼースの町を見てテンションを上げて言っている
「あらあら 凄く立派な町になっていますわね これは私の想像以上の町になっていましたわね」
ローズメルファもシルキャドの声を聞いて客車から首を出して珍しく少しテンションを上げて言う
「うん そうだね俺達も最初にこの町を見た時は凄く立派で驚いたからねローズメルファ それにしても今回も長旅で色々あってかなり疲れたけどやっと落ち着けるね~」
ギーラも嬉しそうに言う トラとオトギも快適な馬車の旅とスグラアゼースの町に近付いた事に喜びながら何故か控えめなお互い肩バンバンをしている それから馬車は守衛が目を光らせる巨大な門を抜けて町の隅にある馬車屋専用の停留所に静かに止まる
「御者さん ありがとうね」
ギーラ達は荷物をすべて降ろしてから御者に礼を言う シルキャドは馬達に礼を言っているが
「いえいえ 無事に町まで辿り着けて嬉しい限りです それでは客車はお預かりしときますね 有難う御座いましたまた良ければご利用して下さい」
御者はギーラ達に軽く頭を下げて礼をすると客車から馬を離して水を与えるために奥の水飲み場に連れて行く ギーラの客車は馬車屋が保管してくれていつでも好きなときに利用が出来るのでその場に置いて後は馬屋に任せておく ギーラ達は荷物を持ってからスグラアゼースの町を改めて見回す シルキャドは馬達の姿が見えなくなるまで両腕を振っていたのでそれが終わってから少し遅れて町を見渡す
「はい やっとスグラアゼースに到着しました みんなお疲れ様でした それでこれからは宿屋で部屋を借りて荷物をまず置こうと思うけどそれで良いよね」
ギーラは相棒達が町の見渡しを終えて集合してもらってから話し出す
「ニャ そうだニャ 町と言えばニャ 宿屋のフカフカのベットだからニャ ギーラ それで私は良いニャ」
シルキャドは「フカフカのベット」を強めに言ってから頷いて答える トラとオトギも仁王立ちで胸の前で腕を組んで大きくシルキャドを見ながら頷いている
「そうですわね 町の中を探索やギルドの報告も私は凄く楽しみですが取りあえずは使わない荷物を宿屋の部屋に置いてからでも良いですわね」
ローズメルファも笑顔で言う
「じゃ そうするね では宿屋に行こう」
ギーラは相棒達の賛成を確認していつも利用している宿屋の場所に向かって歩いて行く 宿屋に着いて中に入ると顔馴染みになっていた宿屋の主人や従業員や冒険者達と軽く挨拶して主人に5人部屋を用意してもらい料金を払って鍵を受け取り借りた部屋に向かって中に入る
「ニャ 待ってたかニャ~ 私のベットニャ~ 待ってた筈だニャ~」
シルキャドは部屋に入るなりベットに素早く移動してベットに着くまでの間に早業で真っ裸になりパフッと飛び込んで大の字で仰向けになりベットの感触を堪能している
「ウン オトギ イクゾ」
トラもベットしか視界に入っておらず進み出す
「ハイ オニイチャン オナジキモチ」
オトギもズンズンよそ見をしないでただベットに進む トラとオトギは服を脱ぐ時は神の領域の早さで2人同時に真っ裸になり同じベットを壊す寸前までのダメージを与えながら同時に飛び込んでいる
「・・・・・あっ」
ギーラは「寝るのはまだ早いよ 今から出かけるからベットは我慢してね」の一文字も言える隙間が無い早さでトラ シルキャド オトギは部屋に入るなりベットに一体化して喜んでいてギーラは「あっ」の言葉しか言えなかった
「あらあら 雑談の時とかにお話は皆様から聞いていましたが ベットへの素早さは想像を遥かに超えていましたわ うふふ」
ローズメルファは笑顔でニコニコしながらトラ シルキャド オトギを見ながら言う
「そうやろ あの子達ベットへの進入スピードは凄まじいの・・・・・そしてこの後は俺が今まで何回泣いてきた事か・・・・・」
ギーラもトラ シルキャド オトギを見ながら答える
「もしかしてアレですわね うふふ」
「はい アレですね・・・・・ ローズメルファ見といてね・・・・・」
「はい 分かりました」
「ふう~ トラ シルキャド オトギ そろそろ荷物も置けたし外にでも行こうかな・・・・・」
ギーラはローズメルファに大きな息を吐き出して力強く一つ大きく頷いて覚悟を決めて頷いてから勇気を出してベットに横になっている筋肉ムキムキな体を小さく丸めて隣同士で寝ている仲良し兄と妹ゴブリンといつの間にか本当にいつの間にかスケスケの白いパジャマに着替えが終わって寝ている時は毒を吐かない猫娘に声を掛ける
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「うん 分かってましたけどね・・・・・俺は分かってたから全然平気やから大丈夫やけどな だから全然気にして無いから・・・・・」
ギーラは顔はクールだが膝はガクガク震えながら倒れるのを必死に我慢しながら堪えながら言っている
「うふふ ギーラ大丈夫ですか それにしても流石睡眠王達ですわね うふふ」
ローズメルファはギーラのガクガクとトラとシルキャドとオトギの超早寝に面白くなり笑って言う
「う、う、うん俺は全然大丈夫・・・・・見たら分かるでしょ」
ギーラはまだ膝をガクガクさせながらクールな顔でローズメルファに強がっている
「はい そうですわね ギーラは全然大丈夫ですね それで私達だけで外に行きましょうか?」
ローズメルファは220年の経験豊富の女の人なのでギーラを慰めてから話を変える
「うん そうしよう トラ シルキャド オトギは当分起きないからね 待ってても同じだから2人で出かけ様かな」
ギーラは最後の力を振り絞り3人の睡眠王達の攻撃に耐えてからローズメルファにクールな顔で了承してから膝をガクガク震えさせながらローズメルファと2人で部屋から出て行く




