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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第64話 群れ

オトギはトラとシルキャドにギーラを任せてモンスターの臭いのする場所にもの凄いスピードで飛び出す 進行を邪魔する木や枝を両腕や肩のタックルで粉砕しながらスピードを緩めずに向かう 向こうから来るモンスターもオトギの存在に気付いていて真っ直ぐにオトギに向かって来る


「ハイ モウスグデ デアウ」


オトギは独り言を言い走りながら全身に力を込める するとオトギの正面にギーラ達と休憩してきた少しだけ広がった空間が目に入る オトギはそこから臭いを感じているのでそこに向かう


「テキ イル」


オトギが少しだけ広がった空間に到着すると周りの木々の陰からオトギを待っていたかの様に人の形はしているが顔は大きな目が1つで鼻は見当たらず口は大きく裂けて顔の下半分が全部口で体は緑色の毛で埋め尽くされた異様な姿のモンスターが数体襲い掛かってくる


「ハイ ナンダコレ ハジメテミル モンスター?」


オトギは襲い掛かってくるその緑色1つ目モンスターを右腕で次々払いながら始めて見る異様な顔のモンスターに少し驚きながら囁く 緑色1つ目モンスターの連続攻撃は終わらず次々襲ってくる オトギに払われても地面に着地すると体勢をすぐに整えすぐに飛び掛かって来る


「ハイ カズオオイ・・・・・ヨシ」


オトギは払いのけながらダメージは受けていないが緑色1つ目モンスターも身軽な動きでかわしてダメージを与えていない事を感じながら言う そして一瞬の隙をつきクルッと反転すると破壊してきた道を戻りトラとシルキャドの所まで一旦引き返す事に判断して実行する オトギのスピードに少しずつ離されていくが緑色1つ目モンスターの数体も密集している木々の枝の上をリズム良く踏み越えて追いかけてくる者やその他の数体はオトギの後ろを2本足で黙って追いかけてくる オトギは緑色1つ目モンスター達と距離を取ってトラとシルキャドのいる場所まで戻る


「ハイ オニイチャン ゴメン モンスター オオイ」


オトギは謝りながらトラとシルキャドの場所に戻る


「ウン マカセロ ココナラ ギーラ マモレル」


トラはすでに立ち上がりオトギが戻ってくる臭いを感じていて返事する シルキャドもトラにオトギが戻ってくるのを聞いていて木の上の枝に登り準備万端で待つ


「ハイ オオカッタ・・・・・」


オトギはトラの横に並ぶとクルッと振り返り緑色の1つ目モンスターを待ち受ける


「ウン キタナ」


トラが前方の緑色1つ目モンスター達をを確認する その数は目に入る範囲で軽く数えても20体は確認出来てさらに木の上や後方からも臭いや気配を感じる


「ニャ 何だこの数はニャ 同じ姿のモンスターがニャ いっぱいだニャ」


シルキャドは驚きながら一番高い木の枝から見下ろしながら囁く


「ウン オトギ ミナゴロシ スルゾ」


トラが迫り来る緑色1つ目モンスター達の群れを見ながら言う


「ハイ オニイチャン オトギ ミナゴロシ スキ」


オトギも前方を見ながら頷いて答える そしてトラとオトギは気合の叫びを上げながら迫り来る緑色1つ目モンスター達の群れに突っ込んで行く


トラとオトギは一定の間隔を保ったまま先頭を走ってくる緑色1つ目モンスターに同時に予想外のショルダータックルで強烈な一撃で吹き飛ばす その吹き飛ばされた勢いで後ろから走ってきていた緑色1つ目モンスター数体も空に高く弾け飛び地面に落下してバラバラになって絶命していく そのバラバラな死骸を見ても後ろから襲い掛かる緑色1つ目モンスター達は顔色一つ変えずに次々トラとオトギに攻撃をしかける


「ウン ドンドン クル ドンドン コロセ」


トラが両腕の黒色のコブシの先からシャキーンと刃を出して襲い掛かる緑色1つ目モンスターの大きな目を貫いたり胸を貫いたりしながらオトギに声を掛ける


「ハイ ワカッタ オトギ ヤル」


オトギも赤色のコブシの先から刃をシャーキーンと出して次々突き刺しながら緑色1つ目モンスターの数を減らしながら返事する 緑色1つ目モンスターもトラとオトギに次々殺されていくが死ぬ瞬間も物音1つたてずに倒れていく その中にはトラとオトギの攻撃を避けて2人の肉体に顔の下半分もある大きな口で噛み付きに行くが牙は肉体に突き刺さらず次々に折れている それでも襲い掛かるモンスターの数は減らずにトラとオトギを攻撃する


「ウン コイツラヨワイ ケド ヘラナイ」


トラは両足首を牙が刺さらず甘噛み状態でぶら下がるのを足を振り上げて遠くに飛ばし木にモンスターを激突させながら話し掛ける 


「ハイ ソウダナ カズハオオイナ」


オトギも同じ甘噛み状態で両腕と背中に張り付かせたままそれを気にせず次々突き刺しながら返す


「ニャ トラとオトギニャ 緑色の服をニャ 着てるみたいだニャ」


シルキャドはトラとオトギの戦いを木の上から見て緑色1つ目モンスターに全身を覆い被される姿をそんな風に呟いてから トラとオトギに意識を集中しているモンスター達の背後を物音一つたてずに取り一撃で胸を突き刺しながら行動を開始する それからしばらくそんなトラ シルキャド オトギの一方的な攻撃時間が続いていて緑色1つ目モンスターの死骸の山が出来だした頃に オトギが最初に向かった方向から奇妙な音が鳴ると緑色1つ目モンスター達はピタリと攻撃を止めて怪我をしている者を抱えたり背負ったりしながら一目散に奇妙な音がした方向に撤退を始める


「ニャ あいつらニャ 逃げるみたいだニャ」


シルキャドはトラとオトギの横に行き透明化のまま話し掛ける


「ウン ソウダナ アキラメタノカナ?」


「ハイ アイツラノ コウゲキ キカナイ」


トラとオトギは撤退した方を警戒しながら見て答える


「ニャ それじゃあニャ これからどうするニャ 追うのかニャ? 追わないのかニャ? いったいどうするんだニャ」


シルキャドは聞いてくる


「「「ワカラナイ シラナイ」」」


トラとオトギはハモリながら自信満々に返答する


「ニャ あいかわらず素直だニャ まあニャ 私も分からないけどニャ 取りあえずニャ ギーラからニャ 離れるのはダメだからニャ ここにいようかニャ?」


シルキャドも考えられないので脳ミソフル回転で取りあえずの発言をする


「ウン ソウスル ギーラ シルキャド マモル ソレ イチバン」


「ハイ シルキャド カシコイ ソレ サンセイ」


トラとオトギも先程襲ってきた緑色1つ目モンスター達の臭いが消えたのを確信したので少し笑いながら透明化のシルキャドの声をした方向を見ている


「ニャ 当たり前だニャ オトギ ギーラがいなかったらニャ 私がニャ 一番この中では賢いからニャ」


シルキャドは透明化なのを忘れてドヤ顔で腕を目の前で組んで話している それからしばらく雑談してシルキャドが自分で透明化なのを気付いて解いてからギーラが気絶している場所に向かう





緑色1つ目モンスター達が撤退の音を聞いて撤退した先には1回り大きい体格で顔は同じ1つ目で大きな裂けた口をして緑色の毛の男がトラとオトギの臭いの範囲外で傷付いた仲間達に囲まれながら悲痛な顔で立っている


「あいつらには勝てない 今後あいつらには手を出すな 実力が違いすぎる・・・・・」


この森を支配している緑色1つ目モンスターのボスが諦めた声で仲間達に言い聞かせていた






トラ シルキャド オトギはギーラが気絶している場所に到着する


「ニャ まだ気絶しているニャ けどニャ どうしてギーラは気絶したニャ?」


シルキャドも少しだが気絶していたから不思議に思い聞く


「ウン トラ オモイッキリ オシタ ソシタラ キニブツカッタ」


トラは説明が上手ではない


「ハイ オニイチャン チカラアル ソレデ ツヨクオシタ」


オトギも説明は上手ではない


「ニャ なるほどニャ トラが押して木にぶつかればニャ 死なないだけましだニャ」


シルキャドも色々上手ではない そんな感じのチグハグな雑談をしばらくしているとギーラが目を開けて起き上がりトラ シルキャド オトギを見ながら笑いかける











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