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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第57話 オーダーメイド

ギーラ達はゆっくり馬車に揺られながらある程度舗装されている道を進んでいる 首都スグラアゼースまではもう少しと馬車屋の従業員に聞き全員がソワソワしている


「ニャ いよいよだニャ 栄光のスグラアゼースがニャ 目の前なんだニャ まあニャ 私はニャ トラとオトギ程ニャ そんなにはニャ 嬉しくないけどニャ」


シルキャドは客車から体半分以上投げ出しながら猫目をキョロキョロ外を見て尻尾を千切れんばかりに振って言っているが


「ウン トラハ アタラシイマチ ウレシイナ」


「ハイ オトギ ベットモタノシミ」


トラとオトギも天井に頭をくっつけて体を小さくしながら笑顔で素直に話す


「ハイ トコロデ アンデルケス ニンゲンカ? オトギ シンデルオモウ」


オトギがトラに聞いている


「ウン アンデルケス シンデイル イキシテナイ」


「ハイ ニオイモ イキテルニオイ シテナイ」


「ウン ソウダナ ケド ワルイヤツ チガウ」


「ハイ ソレハオモウ ミンナニコウゲキシナイ」


「ウン ダカラ オレタチノ テキ チガウ」


「ハイ ソウダナ」


トラとオトギは窮屈そうな体勢でアンデルケスの事を仲良く話し合っている


「ニャ 何かニャ 凄い壁がニャ 見えてきたニャ ギーラ トラ オトギ 外見るニャ」


シルキャドが何かを発見したらしく尻尾をさらにブンブンさせてテンション高めにギーラ達を大声で呼ぶ ギーラ達は客車から顔を出しシルキャドが見ている方向をみんなで見る 見た先には大きな均等な石で積み上げられた巨大な壁が見えて それに今も壁の改築作業もされていて人々や道具などが壁の頂上やその付近に小さく見える さらにギーラ達が乗っている馬車の下に続く道は一段と舗装されてまったく馬車が揺れなくなりスムーズに巨大なスグラアゼースの門に1本道で吸い込まれるように続いている


「凄い 町に近づけば近づくほど壁の上が見にくくなり防御が凄いな~」


「ウン コレハ スゴイ マモリカンペキダ」


「ハイ タカイ タカイ カベ タカイ」


「ニャ 流石首都を守る壁だニャ 私はニャ ビックリし過ぎたニャ」


ギーラ達は全員首を上に向けて壁の凄さに驚きっぱなしである すると馬車は進んで巨大な門にまで辿り着く 門の出入り口付近は大勢な人々や色々な荷物を積んだ馬車が巨大な門を行ったり来たりを繰り返している 門の左右には装備をしっかりした門番が町の安全を目を凝らして見守っている


「いよいよ 首都スグラアゼースに着くな~ 町の中はどんな感じやろか?」


ギーラが話してる間も馬車は進み巨大な門を通って町の中に突入する 町の中は活気があり多種多様な人々が買い物や商売や色々な生活をしている ギーラがキョロキョロ感動しながら見ていると馬車は馬車屋専用の停留所に到着してギーラ達は馬車から降りる


「はい お客さん達目的地のスグラアゼースに到着しました ご苦労様でした」


馬車屋の従業員が馬達の首をパンパン叩いて労いながらギーラ達に言う


「はい ご苦労様でしたね ありがとう」


「ウン アリガトウ」


「ハイ アリガトウ」


「ニャ ご苦労だったニャ 良い旅だっんだニャ ありがとニャ 馬さん達ニャ」


ギーラ トラ オトギは従業員に礼を言い シルキャドは馬達に礼を言ういつもの光景を見てから従業員は馬達を客車から離して労いながら水飲み場に連れて行く シルキャドはいつまでも馬達に両手をブンブン振って「ニャ ありがとニャ~」と言い続けている


「よし スグラアゼースにやっと到着したね」


ギーラはシルキャドの馬達の姿が見えなくなりお別れの両手ブンブンが終わったのを確認して相棒達に話し掛ける


「ニャ そうだニャ 馬車の旅ニャ 楽しかったニャ~」


「ウン ヤットツイタ ナガカッタ・・・・・」


「ハイ クタクタ オトギ クタクタ・・・・・」


それぞれの相棒達の意見を聞く


「じゃあ 今からは客車屋を探して購入してから宿屋で休んでから次のダンジョン依頼をしようかな?」


「ニャ そうだニャ 賛成ニャ けどニャ 宿屋で休んでからニャ 武器屋と防具屋はニャ 一応見ときたいかニャ」


「あああ それもそうだね これだけ大きな町やから商品の品数も多いと思うし良い装備があるかもしれないからね そうしよう」


「ウン ギーラ キメル」


「ハイ オニイチャントオナジ」


ギーラは一つ頷くとスグラアゼースの町の中に向かって行く 町の中は今までの町や村に比べると規模がまったく違い立派で大きな石造りの建物が殆んどで木製の建物はあまり目に入らない ギーラ達はみんな興味津々でキョロキョロしながら町の中を感動しながら町の人々に客車屋の場所を聞きながら辿り着く


「うわ~ ここも石造りの建物やね 一つ一つの建物の大きさも全然今までと違うな~」


ギーラはこの町に辿り着いて何回目かの感動をしてから言う


「ニャ 本当にそうだニャ 今まで見てきた町がニャ 信じられないぐらいだニャ」


シルキャドも感動してから大きく頷いて言うトラとオトギも無言で頷いている それから目の前にある客車屋の扉を開けて建物にギーラ達は入って行く


「すみません」


ギーラはカウンターに誰もいなかったので声を掛ける 店の中も大きくて色々な客車が綺麗に並べられておりギーラ達はそれを見てまた感動している


「は~い 今すぐ向かいま~す」


奥の方から女性の声が聞こえて来て すぐに奥から顔中が毛でモジャモジャで中肉中背の声だけは女の物体がヒョコヒョコ歩いて来る


「あっ・・・・・ 客車を見たいのですが・・・・・」


ギーラは声と姿のギャップに一瞬固まってから話し出す


「それはありがとうございます あらあらお客さんはドワーフを見るのは初めてですか?」


その女性はギーラが固まったのを確認して笑顔になり聞いてくる


「あ、はい 初めてですね」


「それは固まりますね フフフフフ 声は女性で顔は毛がモジャモジャですからね ビックリされますね」


「あ、い、いや、何かすいません・・・・・」


ギーラは何故か謝ってしまう


「お客様謝らなくても良いですよ その驚きはもう慣れっこなんで宜しければ徐々に慣れて頂ければ私は嬉しいですよ フフフフフ」


ドワーフの女は笑顔で笑いながら言う


「はい そうします 少し驚きましたね けど もう大丈夫です慣れました」


ギーラはドワーフの女の笑顔と優しい声に納得して頷きながら言う


「それはありがとうございます それで客車を見に来られたんですよね?」


「はい そうです」


「分かりました それでどんな感じのをお探しですか?」


「相棒達がゆっくり出来るぐらいの大きさの客車を探してます」


ギーラは背後で腕を組み仁王立ちで2人の会話を聞いているトラとオトギを指差す シルキャドは最初は女ドワーフに驚いていたが今は店の中をキョロキョロ移動しながら展示物の客車に入り窓から顔を出してギーラ達に手を振り「ニャ では行って来るニャ~ ギーラ トラ オトギ 元気でニャ~」と妄想の旅を満喫している


「それはかなり大きな客車になりますね~」


ドワーフの女はシルキャドを笑顔でチラッと見てから トラとオトギの体格を見比べて少し考えてからカウンターの引き出しから客車の在庫表をペラペラめくりながら希望の客車を探し始める ギーラ トラ オトギもシルキャドの声を聞いて一瞬チラッと見たが3人共無の感情で視線をドワーフの女が見ている在庫表に一瞬で素早く戻す


「う~ん 今はお客様達がゆっくり出来そうな客車は切らしてますね~」


「あ~あ そうですか・・・・・」


「ハイ・・・・・」


「ウン・・・・・」


ギーラも残念な声を出したがそれ以上に背後の筋肉ムキムキ兄妹は残念な声を出す


「あっ それかオーダーメイドで作る事も出来ますよ お客様達が快適に旅が出来る様にも作れますよ」


ドワーフの女はギーラ トラ オトギの残念の声を聞いて慌てて笑顔で言葉を付け足す


「へえ~ オーダーメイドですか それは良いですね」


「「オーダーメイド ナニ?」」


トラとオトギがハモリながら聞いてくる


「それはね 自分の好きな客車を作る事だよ」


ギーラは説明する


「「ソレ サンセイ キニイッタ」」


またまたトラとオトギはハモリながら目に希望の光を輝かせてウルウルさせてギーラを見る


「ハハハハハ 何が何でも客車欲しいのね・・・・・まああんな体勢で乗ってたら欲しいわな・・・・・分かりました そのオーダーメイドの客車どれぐらいで出来ますか?」


「そうですね 今なら1ヶ月見てもらえれば大丈夫です」


「そうですか ならオーダーメイドの客車お願いします」


ギーラはドワーフの女に客車をオーダーメイドで購入する事を伝えると トラとオトギは大喜びでギーラをその場で2人で胴上げを始める・・・・・ゴブリン胴上げ略してゴブ胴が終わりギーラがドワーフの女と客車の外装やら内装やらを話し始める トラとオトギはまだ大喜びで何故か2人で喜びの肩バンバンを始め出す シルキャドは妄想の旅が終わらず「ニャ ギーラ 追いかけて来てもニャ 私はニャ 旅立つのニャ」と涙を流しているのを拭くリアクションを取りながら妄想話が少し先に進んでいた

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