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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第45話 次期頭領戦 1

翌朝目が覚めるといつものフォーメーションで抱きしめられておりそれを振り払い着替えを済ませる 1階でミミオミが作った朝食を食べてダラダラしていると扉がノックされる


「ギーラさん達 そろそろ頭領の葬儀が始まってミサーミルル様も参加されるので集合してもらっても宜しいですか?」


扉を開けて中に入ってきてミサーミルルの使いの者で茶色いローブに茶色い布で顔を隠した女から話を聞く


「もうそんな時間なんだな 分かったすぐに行く」


ギーラは了承をする


「では 宜しくお願いします」


ミサーミルルの使いの者は頭を下げて外に歩いて行く


「じゃあ ミサーミルルの所に今から向かうからみんな準備出来てる」


ギーラは相棒達に聞く


「ウン トラ ダイジョウブ」


「ハイ オトギモ ダイジョウブ」


「ニャ 全然OKニャ さあニャ ミサーミルルの所にニャ 行くニャ」


トラ シルキャド オトギの返事を聞き ミミオミに一言伝えて家の扉を空けてミサーミルルの所に向かう しばらく歩くとミサーミルルの部屋に着く ミサーミルル達は準備完了でギーラ達の到着を待っていた


「待たせたかな?」


ギーラがミサーミルルの正面に立ちながら聞く


「いや 今準備が終わった所だ ギーラ達は準備は大丈夫か?」


ミサーミルルも聞いてくる


「バッチリ大丈夫だ いつでも移動できるぞ」


「分かった こちらも準備は大丈夫だから行こうとするか」


トラ シルキャド オトギ アキミル ミミキア達の挨拶も終わり ミサーミルルを先頭に頭領の遺体が安置されている葬儀場に全員で向かう 少し歩くと葬儀場の立派な建物が見えてきて両開きの横で待機していた茶色いローブに茶色い布で顔を隠している者達がミサーミルルの姿に気付いて直立不動になり胸をドンッと強く叩き両開きの扉を頭を下げたまま開けて誘導する 中に入りギーラ達は中を見る奥には大きくて豪華な棺が少し高い位置に置かれており綺麗な花で彩られている その前には綺麗に並べられた椅子が多くあり そこに3つ目人間族が座って頭領の最後を見送る


「ここが葬儀場の中心部だな 私達とミトカンツ達が1番前の席に座り頭領の最後を見送る それからこの棺ごと火葬場に運ばれて火葬されて歴代の先人の頭領達が眠る特別な墓に埋葬される」


ミサーミルルが頭領の遺体が眠る豪華な棺を見ながらギーラに説明する


「そうなんだな 後は何かあるのか?」


ギーラも豪華な棺を見ながらミサーミルル聞く


「後か・・・・・後は特に無いな あえて言えばこの場所で3つ目人間族が頭領に最後のお別れをして全員で墓に埋葬されるのを見送りそれで葬儀は終了だ」


「ということは 頭領の遺体が埋葬されたらミトカンツ達は攻撃してくる可能性があると言う訳だな?」


「あああ そうなるな そこには私たちの派閥やミトカンツ達の派閥が全員集まっているから考えられくも無いと思うが ここで戦いが始まれば我々の種族が多く集まっているから大きな戦いになり死人も多く出て被害も大きくなると考えられるから例え私達やミトカンツ達どちらが勝つにしても負けた方の恨みがより大きくなりその後の処理やまとめるのが桁違いに大変になるから私からは仕掛けないがな 私なら1対1とは言わないが少人数で戦いをする そちらの方が後々が楽になり負けた側は結果を聞いてから自分達の頭領候補が負ければ勝った方の下に付くか気にくわなかったらこの場所を離れてどこかに行けばいいだけで離れる事は誰にも止められん だからミトカンツの奴もそこまだマヌケでは無いから後々の事は考えると思うがアイツだからな分からんけどな ふふふふふ」


ミサーミルルは今度はギーラを見ながら話す


「なるほどな それはそうだな 最終的には勝った方が1つにまとめる必要があるから あまり恨みは多くない方がいいわな そうなると1番良いのは暗殺だな それはどう思うミサーミルル?」


ギーラも豪華な棺からミサーミルルを見ながら聞く


「暗殺でもいいんだが 暗黙のルールと言うか先代から続いている事があってだな 我々の頭領を決める戦いでは昔からの伝統で相手を殺した瞬間を誰かが目撃を必ずしてきている まあ証人というかそういう奴が必要だ まあ別にいなくてもいいんだが私はその暗黙のルールを守りたいんだ、それの方が後からガタガタ言えないだろ、ギーラ?」


「なるほど、伝統か?、なら俺は何も言えないな それにめんどくさい女なんだなミサーミルルよ」


ギーラは納得してから笑顔で話す


「ふふふふふ 私か?、私はめんどくさいし頑固だからな それは守りたいかな」


ミサーミルルも笑顔で返す そんな話をしていると葬儀の時間が近づいてきて茶色いローブ姿やグレーのローブ姿の3つ目人間族が集まって来る 全員が集まり最後に先頭にミトカンツが半笑いで歩いてきてそのすぐ後ろにグレーのローブ姿の2人を従えてミサーミルルを無言で半笑いの顔のままでチラッと見ただけで自分が座る頭領の遺体が眠る豪華な棺の前に着席する


「じゃあ ギーラ達よ私達も席に向かうとしよう」


ミサーミルルがギーラ達に言う ギーラ達は頷きミサーミルルに付いて行く ミサーミルルが自分の席に座り少し待つと葬儀の時間になりそのまま葬儀が進む そしてミサーミルルとミトカンツの前を頭領の遺体が眠る豪華な棺を運ぶ10人が歩いて行く全員が黙って付いて行く そのまま火葬場に着き棺のまま火葬して頭領の遺骨を拾い小さな豪華な壷に収めて頭領専用の墓に遺骨の入った豪華な壷を安置して埋葬してそこに集まる3つ目人間族全員が深く頭を下げて頭領の葬儀が終了する


「ギーラ これで頭領の葬儀は終わりだ」


ミサーミルルはギーラに話し掛ける


「分かった ミトカンツ達の様子はどうだ? アキミル ミミキア?」


ギーラが聞く


「今の所は変な動きは無いな もう少し警戒しておく」


アキミルが答える


「やはり いきなりは攻撃はしてこないみたいだな ミトカンツの奴でも」


ミサーミルルが言う


「そうかもな ミサーミルルが言ってた後始末の事をミトカンツも考えているんだろうな」


ギーラが答える ミトカンツ達はそのまま座っていた椅子から立ち上がり何やら話しながら先代の墓の出口から出て行く それを見た他の茶色いローブとグレーのローブ姿の3つ目人間族達も椅子から立ち上がりゾロゾロ前にいた葬儀場の自分達の部屋に向かい出口から出て行く


「ニャ ミトカンツの奴ニャ 普通に出て行くニャ ギーラ これからどうするニャ?」


シルキャドが出て行く3つ目人間族達を見ながら聞いてくる


「まあ俺達もここにいてもしょうがないから一旦戻ろうかな どうするミサーミルル?」


「ええ そうしようか頭領の葬儀も終わったが全然気は抜けないが まずは大きな仕事の1つの頭領・・・・・もう死んだから久しぶりに父さんと呼んでもいいかな、それで父さんの大事な葬儀も終わったから我々も戻ろう」


ミサーミルルは先代の頭領に手を合わせて頭を下げてからクルリと振り返り出口に歩いて行く アキミルとミミキアも頭を上げてミサーミルルの後ろに静かに付いていく ギーラ達は頭領が死んでも何の感情も生まれなかったので頭は下げなかったが手を合わせてからクルリと振り返り歩き出す


「何も無かったな」


ミサーミルルが戻って来て葬儀場の入り口に入りながら言う


「そうだな」


ギーラが答える 先代の墓から今までミトカンツ達から何もアクションが無く辿り着く


「ウン、ギーラ ミトカンツ アルイテクル」


トラが言いギーラの前に体を1歩出し守りながら言う オトギもシルキャドを庇っている


「おいっ ミサーミルル 老いぼれがやっと消えてくれたな わざわざこんな所まで来たかいがあるって事だな こんな良い日は久しぶりでテンションが上がりそうだな」


ミトカンツが2人の従者を従えながらいつもの半笑いの顔で正面から歩きながら話し掛ける


「まあ お前のテンションとかどうでもいいが 何か用か?」


ミサーミルルがミトカンツに向かって歩きながら話す アキミルとミミキアも黙って付いていく


「たしかにそうだな これは失礼したかな ははははは まあこれで老いぼれが消えて次期頭領を決めるだけだな」


ミトカンツが笑ってからの一言にその場が緊張する


「そうだな 後はそれだけだな」


「まあ宣戦布告って程じゃないが一応は幼馴染みで知らない仲でも無いから挨拶だな まあこれが最後の挨拶になるがな」


「それはわざわざ御丁寧にスマンな 全然寂しくない最後の挨拶だけどな」


「ほほう 久しぶりにお前と気が合うな 俺も全然寂しくないんだ そう言う事で次会ってからが次期頭領を決める戦い まあ殺し合いだな そうしたいんだがミサーミルルお前はどう思う?」


「ミトカンツ どうしたお前頭でも打ったのか素晴らしい提案じゃないか それで全然いいぞ」


「よし 決定だ それじゃあサヨナラ ミサーミルル、ははははははは」


そう言うとミトカンツは半笑いの顔で笑ってクルリと振り返り歩いて行く


「あああ サヨナラ ミトカンツ、本当にサヨナラだ」


ミサーミルルもミトカンツの背中を睨みながらミトカンツに負けないぐらいの半笑いの顔で見つめていた それから全員でミサーミルルの部屋に向かう


「これでかなりスッキリしたな 次ミトカンツと出会うのが楽しみだ」


ミサーミルルは1番奥の椅子に座りながら言う アキミルとミミキアはいつもの位置に控える


「そうだな これからが戦いになるな」


ギーラも椅子に座りながら話す シルキャドも座り トラとオトギは後ろで立っている 


「ニャ こうなるとニャ 作戦もニャ 何も無いニャ 出会った瞬間にニャ 殺し合いだニャ ワクワクするニャ なあニャ トラ オトギ?」


シルキャドは後ろを振り返りトラとオトギを見ながら聞く


「ウン タノシミダ」


「ハイ シルキャド デアウ ワクワクスル」


トラとオトギも笑顔になり答える 


「ギーラ達 今日は傍にいてくれてすまなかった 心強かったぞ 何かあったら連絡するから一旦解散しよう」


ミサーミルルがギーラに言う


「そうか分かった まあミサーミルル達だけでも大丈夫と思うから そうしようかな」


ギーラも承諾して それから全員で少し話し合いをしてからギーラ達は自分の部屋に戻る事を伝える そして扉を開けて自分達の部屋に戻る 


「ニャ 寝るにはニャ 少し早いニャ ギーラ どうするニャ?」


シルキャドが部屋に設置されているテーブルセットの椅子に体育座りをしながら聞いてくる トラとオトギもドカッと座りながらギーラとシルキャドを見ている


「まあ さっきもシルキャド言ってたけど作戦も何も決めれないからね とりあえず体でも休めようかな」


ギーラも椅子に座りながら答える


「ウン トラ ネムタクナイ ハラモイッパイ」


「ハイ オトギモ オニイチャン オナジ」


トラとオトギも話す それからギーラ達は座りながら雑談をしていると部屋の扉が激しくノックされる


「んっ? どうした何かあったんのか?」


ギーラは立ち上がり扉に向かって歩いて扉を開ける


「ギーラさん ギーラさん 大変です、大変なんです」


そこにはミサーミルルの使いでいつも来る茶色いローブに茶色い布で顔を隠した女が慌てながら話し掛ける


「んっ? そんなに慌ててどうした 落ち着いて話しをしてくれるか?」


「は・はい ミミキアとアキミルが殺されました ミミキアとアキミルが殺されました」


ギーラは驚いた顔になり トラ シルキャド オトギも椅子から慌てて立ち上がりギーラに歩いて来る


「えっ??? それは本当か本当なのか どういう事だ?」


ギーラは大きな声を出し聞き返す


「はい 本当です だから急いでここに来ました それで今からミサーミルル様の所に行ってもらえますかお願い・・・・・」


ギーラ達は使いの者の言葉を最後まで聞かずに部屋から飛び出しミサーミルルの部屋に猛ダッシュで走り出す












お久しぶりです 1名様ブックマークありがとうです 読んでくれてありがとうです

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