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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第44話 次期頭領候補の対面

ギーラ達を乗せた馬車は葬儀場に向かってゆっくり進んでいる かなりの時間進むと葬儀場らしき建物と大きな煙突が複数ある火葬場が見えてくる


「ギーラ達 見えてきたぞ そろそろ到着するぞ」


ミサーミルルが馬車の客車から顔を出し建物を確認してから話す


「そうか寝てたから あっという間だな」


ギーラ達は朝が早かったのでウトウトして眠っていた それから客車から顔を出し葬儀場を見る 大きさはそれほどでもないが敷地の真ん中に立派な建物が見えその近くには火葬場も見える 敷地の回りは木を積み上げた壁で守られており その出入り口には茶色いローブに茶色い布で顔を隠した守衛が両端で立ってミサーミルルの馬車を確認すると直立不動になり胸をドンッと強く叩いてから頭を深く下げて馬車が通り過ぎるのを待っている


「真ん中の立派な建物は葬儀場か?」


ギーラがミサーミルルに聞く


「そうだ 建物の中心部分が葬儀場でその他の部分は食事が出来るスペースやベットがある休憩スペースだな」


「なるほどな」


ギーラとミサーミルルがそんな会話をしていると馬車から降りて葬儀場の中のギーラ達の部屋に案内される しばらく部屋でギーラ達が待機しているとトラ シルキャド オトギがベットで横になりだし眠りに入る ギーラもベットに向かおうとすると葬儀場の外が騒がしくなる ギーラは部屋から出て外に出てみる するとギーラ達とミサーミルル達が入って来た真逆にあるもう1つの入り口から数台の馬車が入って来る所である ギーラがその様子を遠くから見守っているとその中の1台の1番豪華な馬車が止まり1人の男と2人のグレーのローブ姿でグレーの布で顔を隠す者が豪華な客車から降りてくる その3人もミサーミルル達と同じフォーメーションで先頭に1人の男が歩いておりそのすぐ後ろに従うようにグレーのローブ姿でグレーの布で顔を隠している者達が付いている その先頭の男だけが顔を何も隠しておらずグレーのローブ姿だけで堂々と歩いている その男は身長180センチぐらいで短髪の黒髪で細目で眼球をキョロキョロさせていて額にはもう1つ目が付いておりその目もキョロキョロしている


「あれはもしかしてミトカンツ達か?」


ギーラはその1連の行動を見ていた茶色いローブに茶色い布で顔を隠す者に聞いている


「はい そうです あれがミトカンツですね」


その茶色いローブの者も質問したのがギーラと気付き返事をする


「そうか あいつがミトカンツか 所でミサーミルル達は何処にいるか分かるか?」


「はい この後ミトカンツを出迎える為にお姿をお見せなさるでしょう」


するとミサーミルルが先頭でアキミルとミミキアを従えてミトカンツ達の所まで歩いて行くのが目に入る


「すまんな少し移動する もう少しミサーミルル達に近づいてみるな」


「はい 分かりました」


ギーラはそう言ってからミサーミルル達とミトカンツ達の会話が聞けそうな所まで歩いて行く 少し歩くとミサーミルル達とミトカンツ達がお互いを認識して少しの距離をおいて対面した


「おおっとこれはミサーミルルじゃないか もの凄く久しぶりだな」


ミトカンツが1歩前に出て少し高い声で半笑いでミサーミルルに話し掛ける


「そうだな 私の誕生パーティー以来だな 会いたかったぞミトカンツ」


ミサーミルルも1歩前に出てこちらも茶色い布で覆われて見えないが半笑いでミトカンツに話し掛ける


「そうだったかな 昔の事だからなあまり記憶に無いな」


ミトカンツは半笑いのまま言う


「それは残念だな 私は忘れた事が無かったから 少し寂しいじゃないかミトカンツよ」


ミサーミルルも隠れて見えないが半笑いで目は一切笑っていない顔で話す


「最近物忘れが酷くてな 興味の無い事は特にな便利な記憶力だろ ははははははは」


「そうだな 便利だな私には絶対いらないがな ははははははは」


2人は笑っているが目は笑っておらずお互いの目を睨み合っている


「所で話しが変わるがあの老いぼれがやっと死んだな 葬儀はたしか明日だったよな その為に俺はわざわざ来てやったんだけどな」


「老いぼれ・・・・・あ~あ頭領の事をもしかして言っているのかなミトカンツよ」


「は~あ 他に誰がいるんだミサーミルルよ 老いぼれは老いぼれだぞ元頭領様だ ははははははは」


「まあ今は好きな事を言っておけミトカンツよ それより長旅疲れただろう一応部屋は用意してやったからそこで旅の疲れでも取っておけ」


「ふふふ まあ疲れてはいないが折角のミサーミルルの優しさだ 一応用意してもらった部屋にでも行こうかな」


「あああ そうしてもらうと助かるな これ以上は私は色々耐えれんからな ははははははは」


ミトカンツはミサーミルルの笑い声を聞きながら2人の従者を従え部屋に向かい歩き出す 数歩進んだ所でクルリと振り返り


「所でミサーミルルよ そのマスク暑くないのか次期頭領の俺達は別にマスクしなくてもいいんだぜ それとも顔のどこかに見せたくない傷でもあるなら別だがな まあ俺は何も知らないがな ははははははは」


そう言い放つとクルリと前を向き高笑いしながら部屋に向かい歩き出す すると馬車を止め終えたグレーのローブ姿の集団がミトカンツの後を追い静かに素早く続いて行く


「おい ミサーミルル大丈夫だったか?」


ギーラはミサーミルルとミトカンツの会話が終わりミトカンツの後ろ姿を睨んでいるミサーミルルに声を掛ける


「あああ ギーラか全然大丈夫だ 思い出したよあいつミトカンツがあんな奴だった事を 私も少し忘れていたのかもなあいつが素晴らしい性格だった事を ははははははは」


ミサーミルルは今度は楽しそうに笑いながらギーラに話す


「そうか ならいいけどな 頭領の葬儀は明日だけどそれまでとそれからはどうするんだ?」


「そうだな 少しそれについて話がしたいから私に少し付いて来てくれるかなギーラよ」


「別に構わん いいぞ」


ギーラが了承するとミサーミルルは歩き出しアキミルとミミキアもピッタリ従いながら警戒して後に続いて歩いて行く それからミサーミルルが案内した部屋に入り勧められた椅子に座る


「この部屋なら他に話が漏れる事は心配ない それでなこの後の予定はギーラよ まず明日の頭領の葬儀を行う これはここにいる3つ目人間族は全員集合だなギーラ達は参加しようが参加をしなくても別にどちらでも構わん この頭領の葬儀は3つ目人間族の為の葬儀だからな ギーラ達は好きにしてくれて構わんよ それと葬儀が終わればそこからはミトカンツ達との戦いになる 終わった瞬間になるかしばらく時間を空けるかは私には分からん だがここの葬儀場に私達とミトカンツ達がいる間には戦いになると思う 今までの先人達はそうして来からな だから先人達の墓場もこの場所の近くに作られておる 敗者はすぐに埋められこの地上から消されると言う意味があるみたいだな 昔聞いた子守唄で良く聞いていたからなギーラよ間違い無いと思うぞ ふふふふふ 3つ目人間族の間では有名な子守唄だ なあアキミル ミミキアよ」


「はっ 私達の種族では有名です」


「はっ 私も幼き頃は良く聞かされておりました」


ミサーミルルは子守唄の所で少し笑いアキミルとミミキアに話を振る アキミルとミミキアは普通に肯定している


「そうか子守唄の事は俺は良く分からんがそうなんだろうな 後は俺達は葬儀には一応出るがミサーミルルからは離れずにしておこう 葬儀はさっき言ってたみたいに3つ目人間族の事だからな俺達はミサーミルルを守る事とミトカンツ達を殺す事で最終的にはミサーミルルを頭領にする事だ だから離れずにアキミルとミミキアみたいに近くで護衛する事にしよう」


ギーラはミサーミルル達を見ながら言う


「そうか ギーラがそう決めたならそう動いてくれ それにギーラ達が傍にいてくれるのは非常に心強いな もちろんアキミルとミミキアも頼りにしているぞ ふふふふふふふ」


ミサーミルルもギーラとアキミルとミミキアを見ながら優しく笑いながら言う


「はっ アキミル命を捨ててでもミサーミルル様をお守り致します」


「はっ ミサーミルル様勿体無いお言葉 私も命を掛けてお守り致します」


アキミルとミミキアはその場で直立不動になり胸を強くドンッと叩き深くミサーミルルに頭を下げる


「ふふふ 本当に頼りにしているぞアキミル ミミキア そしてギーラよ」


「あああ 任しとけ俺達が離れずに近くにいよう」


ギーラはそう答え アキミル ミミキアは感動してまだ頭を下げ続けていた


「話は以上だギーラよ 頭領の葬儀は明日の昼から始まるから それまではゆっくりしといてくれギーラも旅で疲れているだろう」


「まあな 俺の相棒達はお疲れで今は爆睡中だな それじゃあ俺は失礼するかな また明日な」


ギーラは椅子から立ち上がり扉に向かって歩いて行く


「宜しく頼むギーラ また明日使いの者を呼びにいかせよう」


「分かった それで頼む」


ギーラはそう言い扉を開けてトラ シルキャド オトギが寝ている部屋に歩いて行く 部屋に着いて扉を開けて部屋に入る 一瞬トラ オトギは鼻をクンクンさせてギーラのニオイと確認するとすぐに睡眠に入り真っ裸の筋肉ムキムキを小さく丸めている シルキャドはまったく動かずトラ オトギを完全に信頼していて口をムニュムニュさせながら白いスケスケパジャマを着て寝返りをしている ギーラは相棒達を笑顔で見てから空いているベットに潜り込み目を瞑るとそのまま自然と眠りに入る









 

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