第40話 久々のベット
ギーラ達とミサーミルル達7名はその後 鬼猿の襲撃は何度かあったが簡単に撃退をしてミサーミルルの村に辿り着く 村の外観は大量の木で囲まれた壁に守られており村の中身が分からないぐらいの高さがある 村の入り口の門の両脇には茶色のローブに茶色の布で目だけ出した性別が分からない3つ目人間族がナイフを腰に差し門番をしているのが分かる
「やっと着いたな ここまで何度か鬼猿に襲われたがギーラ達にも何度も助けられたな 流石ギーラだな」
ミサーミルルがギーラを見ながら話し掛ける
「いや 別に俺達は何もしてないぞ ほとんどお前達が対処していた 流石ミサーミルルだな」
ギーラもミサーミルルを見返して話す そして2人は ははははははは と意味の分からない笑いをしている アキミルとミミキアはここで気付く ギーラとミサーミルル様はお互い褒め合うと意味の分からない笑いをするんだと 2人は瞬時に理解したが頭の片隅にその考えをそっと追いやる
「ニャ 所でニャ この村の名はニャ 何て言うのニャ」
ギーラとミサーミルルの笑いをギーラのいつもの病気が ミサーミルルにも感染したんだと思いながらシルキャドが聞く
「あああ この村はカレラガルと言う名前だな」
ミサミールルが笑いを止めて答える
「ニャ そうなのだニャ ありがとニャ」
そんな話しをしながらカレラガルの村の門の所まで行く
「はっ ミサーミルル様お帰りなさい お怪我はありませんでしたか」
「はっ ミサーミルル様お帰りなさい そちらの方々が客人ですか?」
門番達が直立不動になり胸をドンッと叩きながら話し掛ける
「今帰ったぞ 怪我は大丈夫だ そうだこちらの方々が我々を助けてくれる ギーラ トラ シルキャド オトギ達だ お前達もギーラ達は大事な客人だから分かっていると思うが粗相は決してするなよ」
「はっ 分かりました肝に銘じます ミサーミルル様」
「はっ 畏まりました ミサーミルル様」
門番の2人は頭を下げて了承している
「まあまあ 門番の任務宜しく頼むよ」
ミサーミルルは笑顔で優しく門番達に声を掛けて カレラガルの村に入って行く ギーラが門を通り村を見渡すと全員が茶色いローブに茶色い布を顔に巻き腰に2本のナイフを差している 村の連中も戦いが近いのを知っているみたいで村の雰囲気がピリピリしている 村の中の建物は木製が多く目立ち色々な商店が営業をしている
「それじゃあ ゆっくりしてくれギーラ達よ アキミル ギーラ達を部屋に案内を宜しく頼む 私は頭領の家に顔を出してくるので何かあれば使いの者を呼びにやる ギーラよそれで大丈夫か?」
ミサーミルルはギーラを見ながら話す
「それで大丈夫だ 俺達はまずゆっくりしたいからな」
「分かった それじゃあアキミル案内を頼んだぞ」
「はっ 畏まりました ミサーミルル様 ではこちらですギーラ達よ」
それからアキミルの案内で木製の2階建ての綺麗な一軒家の目の前まで来る
「ギーラ達よ この家を自由に使ってくれ 中には雑用係の者もいるので何か欲しい物などがあれば頼むと揃えてくれるからそちらも使ってくれ」
アキミルは2階建ての家を紹介しながら話し掛ける
「分かった ありがたく使わせてもらうよ ありがとうアキミル ミサーミルルにも礼を言っておいてくれ」
「承知した それでは私はミサーミルル様の所に戻る 後は中にいる雑用係を頼ってくれ それではゆっくりしてくれ また会おう」
アキミルはギーラにそう言うと早足で戻って行った
「ニャ なかなかニャ 綺麗な家だニャ よしニャ 今からここはニャ シルキャドの家と命名するニャ」
「ウン キレイイエ マズメシダナ」
「ハイ オナカヘッタ オトギモメシクウ」
ギーラは各々の感想を聞き流して家の扉に向かう すると中から扉が開いてもう見慣れた茶色いローブに顔を茶色い布で隠した小柄な人物が飛び出して来た
「ギーラさん達ですよね? 声が聞こえたので迎えに来ました 始めまして私がお世話役のミミオミです 宜しくお願いします」
ミミオミと名乗る小柄な女の子はペコリとギーラ達に頭を下げて扉を開けたまま家の中に誘導しながら挨拶をしてくる
「そうだ 俺がギーラで漆黒の筋肉ムキムキがトラとオトギでその他のちっちゃいのがシルキャドだ」
ギーラは家の中に入りながら簡単に仲間達の自己紹介を返す トラとオトギは大きく頷き シルキャドはジャンプしていつものちっちゃくないアピールをしながら全員家の中に入る 家の中それほど広くは無く奥に台所がありその手前に大きなテーブルセットが見えて扉の近くの右側にソファーセットが並べられている 部屋の左側には2階に続く階段も見える
「ニャ 中は意外とニャ 狭いんだニャ けどニャ 綺麗に整理されてニャ 私はこんな感じが好きだニャ~」
「ウン セマイケド メシトベット アレバ トラ ダイジョウブ」
「ハイ オトギ オニイチャントカンガエ オナジ」
シルキャドはソファーに飛び込み嬉しそうに部屋の中を見渡しながら言っていて トラとオトギは奥の台所を見ながら言っている
「家の中も綺麗で素敵だな ミサーミルルの奴良い部屋を用意してくれたな」
ギーラも頷き納得しながら話している
「ギーラさん達旅お疲れ様でした それではお食事にしますか?」
ミミオミは扉を閉めてギーラの横に来て聞いてくる
「うん そうだな飯にしよう すぐに喰えるのか?」
「はい もうお食事は準備出来てます それではテーブルで待ってて下さいね トラさんとオトギさんは生肉の方が良かったですか?」
「ほう 何故トラとオトギが生肉だと分かった?」
「それは先に戻って来た人達からギーラさん達の特徴を聞いていて もしかしてと思って別に生肉を用意しておきました」
「それは凄いな ミミオミ気が利くな 少し感心したぞ」
ギーラは素直に感心して言い トラとオトギも笑顔でミミオミに近づき エライ エライ を連呼していた
「少しでも喜んで下さって嬉しいですわ」
ミミオミは嬉しそうに笑い台所に向かう それから全員がテーブルの椅子に座りミミオミが料理を運んで来て食事を始める 楽しい食事が終わりギーラ達は2階の部屋にベットがあると教えてもらいその部屋に移動する ミミオミは途中トラとオトギの食事を見て震えていた
「やっぱり ベットはいいな~ 今日から少しはぐっすり寝れそうやね」
ギーラは部屋の入り口で立ち止まり4つのベットを見ながら笑顔で言う
「ウン ソウダナ トラ ネル」
「ハイ ベット イイ ネル」
トラとオトギは普段はしないがギーラを押しのけて着ている服を脱ぎながらベットに向かう ベットに着くころには2人共真っ裸になりそれぞれのベットで横になる
「ニャ トラ オトギ 素早いニャ 私もニャ 負けてられないニャ」
シルキャドもギーラを押しのけ服を脱ぎ白いスケスケパジャマに着替えて空いているベットに潜り込む
「お前達 早いな ははははは まあ久々のベットやから気持ちは分からん事も無いけど・・・・・早いな」
ギーラは少し笑い トラ オトギ シルキャドを見ると全員寝ていたのである
「・・・・・早いのね・・・・・」
ギーラは部屋の入り口でそう最後に呟いてから 空いているベットに歩いて行き滑り込むとすぐに就寝する
翌朝ギーラが目覚めると右腕をシルキャドが小さな口をムニュムニュさせて抱きしめており左腕はトラとオトギが奪い合うみたいに絡み付いている
「う~ん おはよう・・・・・ まあシルキャドは分かるとして・・・・・トラとオトギは俺の左腕争奪で戦った後にトラが肘から下の部分でオトギが肘から上の部分で納得したんやね 多分・・・・・って2メートル超の筋肉ムキムキ2人が俺の左腕に抱きついてるって・・・・・下手したらトラとオトギのどっちかが寝返りとかしたら完全に左腕肩から下持っていかれますやん・・・・・これは少し注意しとかなアカンね」
ギーラが起きたのに気づいたトラとオトギも半目状態から目覚める シルキャドは寝ている
「ギーラ オハヨウ」
トラとオトギがまだ左腕を離さずにギーラに同時に挨拶する
「うん おはよう・・・・・ あのねトラとオトギ少し聞いてね そんな大きな体の2人が俺の左腕掴んでたら怖くてゆっくり寝れなくなるよ」
「ウン ダイジョウブ トラ マモル コワクナイ」
「ハイ オトギモ ギーラ マモル アンシン」
筋肉ムキムキ達はまだ左腕を離さずに真剣な目でギーラに答える
「いや 違う もしねトラとオトギが左腕を掴んだまま寝返りとかしたらね俺の腕引き千切るかもしれないよ」
「ウン ダイジョウブ トラ ウゴクトキ テ ハナス」
「ハイ オトギモ オニイチャン オナジ カンガエ」
筋肉ムキムキ達は一瞬左腕を2人同時に離すリアクションをして アンシン アンシン と言いまたすぐに掴みだす
「起きてる時はね それは出来るけどね 寝てる時は出来ない時あると思うよ」
「ウン ダイジョウブ トラ ネテテモ ウゴク オキル テ ハナス」
「ハイ オトギ ネテテモ ネガエリ メ サメテ オキル」
トラとオトギはどれだけ熟睡している時も寝返りや自分の体が動くと目が覚めるから安心だと嘘偽りの無い目で真剣に答えてくる
「ははははは 凄いっすね トラさんオトギさん 俺には絶対出来ない芸当ですね・・・・・凄過ぎてヒクわ~」
ギーラは凄過ぎて笑いながらトラとオトギを褒める その状態の睡眠で大丈夫とはゴブリン・・・・・イヤ トラとオトギ恐るべし
「ウン トラ スゴスギル エッヘン」
「ハイ オトギモスゴイ エッヘン」
トラとオトギはギーラに褒められてあわてて左腕を離して ベットから飛び降りると胸を張り両手を腰に持っていき2人同時に エッヘン と大喜びでポーズを真っ裸の姿で取っている
「は~い そこの2人喜ぶのは全然いいですけど~ 服を着て下さいね~」
ギーラがそう言うとトラとオトギは大きく笑顔で頷いて部屋の隅に向かい不器用に服を着始める
「まあトラとオトギが言うなら本当やからこの問題はええかな あの2人は素直で嘘なんか俺には言わないから大丈夫やね・・・・・さて次は俺の右腕に抱きついてるお嬢さんやな~」
ギーラはまだ小さな口をムニュムニュさせながら熟睡しているシルキャドを見ながら言う
「お~い 朝です~よ~ 結構さっきまでバタバタしてたのに良く寝れますね~」
ギーラはシルキャドの肩を揺すりながら話し掛ける すると猫目がゆっくり開き出す
「ニャ おはようニャ ギーラ どうしたニャ おかしいニャ 私はニャ まだ起きるつもりはまったくニャ 無いからニャ 起こすのはニャ 間違ってるニャ」
そう言うと猫目を閉じだし小さな口をムニュムニュ始めたので
「尻尾掴むけど大丈夫? シルキャド~」
ギーラは少し冷たい声で聞く
「ニャ 待つニャ それは待つニャ 私もニャ 今起きようとニャ 思ってた所ニャ ニャハハハハハ タイミングがニャ バッチリだニャ 良かったニャ あ~良かったニャ~」
シルキャドは慌てて無理矢理笑いながら飛び起き白いスケスケパジャマで両腕を大きく上げて う~ん と伸びをして目覚める
「おはよう シルキャド じゃあ着替えようか」
「ニャ おはようニャ ギーラ 分かったニャ」
シルキャドはギーラと挨拶をしてからベットを降りて部屋の隅に歩いて行く するとトラとオトギがまだ着替えが終わっておらずもの凄い服の着方をしているのでギーラはいつものように手伝いに行く




