表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
28/250

第28話 呼んでいる

アカレオの町に到着してギルドを目指す4人 ギルドはレアーラキスがこの町に住んでおり良く利用していたのですぐに教えてもらいながら迷わずに辿り着く ギルドは石造りの建物で扉は両開きで木材で出来ており比較的新しくなっておりレアーラキスが言うには2年前に改築され綺麗になったという 木で出来た扉を開き4人はギルドの中に入る中はカレダーの町に良く似ており受付のカウンターが3つでそれぞれ色々な種族の受付嬢が座って待っており 中の一角には冒険者が雑談できるテーブルと椅子が設置されている 一部の壁には依頼書が張られており多くの冒険者達がそれを見ている


「中はカレダーの町とほとんど同じやね」


ギーラが中を見渡しながら言う


「そうですね どこの国もギルドは国が一括で面倒見ているのでほとんど同じになりますわね」


レアーラキスが答える


「おおお レアーラキス 元気だったか久しぶりだな」


30代後半ぐらいの男の冒険者がレアーラキスを後ろから声を掛ける


「あら トルルお久しぶりね 一応元気でしたよ」


レアーラキスもトルルに振り返り返事をしている


「あれっ カンマーイとララベスは酒場か?」


「それはですね え~と 大蛇討伐で失敗してしまいまして・・・・・」


「何だって? 本当かあいつ等も逝ったのか・・・・・ マッド ムルガ それにあいつ等どうなってやがる大蛇共は許せんな」


トルルは顔を真っ赤にして怒っている


「えええ そうですわね 残念すぎますわ・・・・・ しかしここの人達のお陰ですんなり大蛇討伐はしてもらいましたわ」


レアーラキスはギーラ達を見ながら紹介して言う


「おおお そうか あんたらすまんな 大蛇共を討伐してくれて これで少しはあいつ等も報われるかもしれんな レアーラキスも良かったな」


トルルはレアーラキスを見てからギーラ達を見る


「あああ カンマーイ達に仲間に誘われて大蛇討伐を手伝っただけだ」


ギーラは無表情で答える


「そうかそうか けどすまんな 大蛇共にはみんな手を焼いていてな苦労してたんだ 良くやってくれたな」


「そうか それは良かったな」


ギーラは無表情で答える


「あの大蛇共 すばしっこいだろパワーもあるしな いきなり飛び掛ったりしてきてな それに動きが読めなくてな俺達も手こずってたんだよ」


「あああ すまん用事があるからもういいか」


ギーラは無表情でトルルに言ってから受付カウンターに向かう


「おう すまんな またな」


トルルはそれからレアーラキスと話出した


ギーラは直感でトルルを見て あっ こいつ 何か無理 を感じて話を終わらせ受付カウンターの受付嬢の前まで行く そして大蛇討伐と少し前のオーク討伐の素材や売れる部位を渡して カンマーイとララベスの死亡原因や場所を聞かれたので答えて 2人のギルドカードはレアーラキスが渡すと話し 残りの話も済ませて全部話しを終わらせてから 受付嬢から報酬とランクポイントを貰い退席する まだレアーラキスとトルルが話していたので冒険者用のテーブルの椅子に座りしばらく待つ


「ニャ 結構お金貰えたニャ これで念願のベットで寝れるニャ」


シルキャドがニコニコしながら言う


「うん 大蛇も良かったけど巨大大蛇が良かったみたいオークはボスオーク以外はあんまり良くなかったみたい 他の話は何か受付嬢が話してたけど興味ないから聞きながしてたけど がははははは」


ギーラは笑いながら答える


「ニャ そうだニャ どうでも良いニャ お金さえ貰えればニャ ニャハハハハハ」


シルキャドも笑う ギーラは流石相棒話が分かると再確認する 2人で笑い終わってからトラを見ると少し元気が無い


「んっ トラどうした? お腹減ったの それか眠たいの」


ギーラは はは~ん と思い聞いてみる


「ウン マダダイジョウブ ケド ダレカ トラ ヨンデル」


「えっえっえっ 嘘・・・嘘でしょ・・・ お腹減っても無いし眠たくも無いのに元気がないやと・・・・・」


ギーラはトラの返事にもの凄く驚きシルキャドを見ると猫目全開で小さな口を大きくポカ~ンとさせてトラを凝視していた


「ウン トラ オナカ ネムタイ ダイジョウブ ケド ダレカ アタマノナカ ヨンデル」


トラは同じ様な事を繰り返して言っている


「う~ん トラの頭の中で誰かが読んでいる??? もしくは呼んでいる??? トラどっちかな?」


「ウン トラ ソコニイク ダレカ キテ ヨンデイル」


「これは呼んでいるやな トラの頭の中に直接誰かが来てくれと誘っているんやね」


「ウン ソウ ギーラ ソウ トラ サソワレテイル」


「なるほど 不思議やけどこの異世界ならあってもおかしくないな~ トラ その場所は分かるの?」


「ウン タブン ワカル トラ ワカル」


「分かった それじゃ 大蛇討伐の報酬をレアーラキスに渡したらすぐにそこに行こう」


「ウン トラ スグイキタイ ヨンデイル」


トラは直ぐにでも行きたいみたいだ


「ニャ あのトルルとか言う奴ニャ まだレアーラキスとニャ 話してるニャ 少し嫌がってるニャレアーラキス 良くしゃべる男だニャ あ~嫌だニャ 嫌だニャ」


シルキャドが話したまんまで2人はまだ話しをしており レアーラキスはギーラ達が待っているのが気になるのか少しだけ嫌そうにしている しかしギーラも友達同士の会話の邪魔するのも何か違うのでもう少し待つ


それから3人でトラの話をして時間を潰すがトルルトークは絶好調で手ぶり足ぶりも激しくて終わりそうに無い するとトラが無言でドンと立ち上がりドカドカとトルルの前に進みだす


「オイ オマエ ドッカイケ」


トラは見下ろしながらトルルに大きな口を開けて笑ってるつもりの顔で言う


「な・な・なんだお前 いきなりなんだ」


トルルはトラを見上げながら恐ろしい顔で大きな口を開け牙を剥き出して笑いを浮かべる大男に聞く


「オマエ ドッカイケ レアーラキス ハナシアル」


「い・い・いきなりなんだ 俺を喰うつもりか・・・」


トルルはトラの大きな口を見ながら


「オマエ クワナイ マズイオモウ ケド クッテヤロウカ」


トラは大きな口を開けて笑ってるつもりの顔で精一杯の冗談と笑顔で言う


「ま・ま・まじか・・・ あっ そ・そうだ俺この後ドラゴン討伐の依頼書みる予定だったな・・・・・まあ今回は時間が無いからゆ・ゆ・許しますけど時間があれば逆に喰ってやる所だったぜ・・・・・時間に感謝するんだぜ」


トルルはレアーラキスに右手を上げて 用事を思い出したまたな と言い トラをチラッと見て依頼書の壁では無くギルドの外にスタスタ早歩きで出て行った


「ごめんなさいね お待たせしたみたいで トルル悪い人じゃ無いんだけど話が長いですからね トラに助けられたわ」


レアーラキスが小走りでギーラの所に来ながら言う


「あああ 何かすまん・・・・・ ちょっと急ぎの用事が出来たもんでな これが大蛇討伐の報酬だカンマーイとララベスの分も入っている 良い墓でも建ててやってくれ あとそこの受付嬢にカンマーイとララベスのギルドカードも渡してやってくれ」


ギーラは謝り大蛇報酬を渡してギルドカードも渡すことを伝える


「分かりました 2人の分はありがたく受け取って2人の為に使いますね それじゃあ 私はこの町に居てますのでいつでも遊びに来てくださいね ギーラ トラ シルキャド」


レアーラキスの家の地図を受け取る


「あああ また出会えるだろう レアーラキスも辛いけど頑張れ 俺達は仲間で味方だからな」


そう言いながら ギーラは話し トラは大きく頷き シルキャドは両手を大きく振りながらギルドの扉から外に出る レアーラキスは最後まで右手を振り笑っていた





ギルドの外に出て道具屋で必要な物を購入して店を出て道を3人が歩きながら


「トラ その呼んでいる?場所は何処か分かるの?」


ギーラはトラを見ながら聞く


「ウン ワカル キタ モリノナカ ヨンデイル」


トラもギーラを見返して言う


「北の方角の森の中やね 分かった それじゃあ トラ先導して 俺とシルキャドは付いていくからね」


「ウン」


トラはしっかり頷くと歩みを強めて進みだす アカレオの町もカレダー町と良く似た町の作り方をしており北門と南門が設置されている ギーラ達がアカレオの町に入って来たのは南門でトラは真逆にある北門を目指して歩いている 北門を通り過ぎて町の外に出る 町の外は緑が目立つ平原で所々に大きな木が目立ち町の近くの場所では牛や馬が放牧されていてその回りを人や犬が守るように走り回っている


「トリアエズ マッスグ イク」


トラが平原の真ん中に真っ直ぐ伸びた道を見ながらギーラとシルキャドに言う


「分かった じゃあ行こう」


「ニャ そうなのニャ この道を進んで行くんだニャ」


トラは頷きその道を歩き出す しばらく歩いてアカレオの町が振り返っても見えなくなるほど進むと前方に多くの木々が目立ち始め最初の道に比べると足場も悪くなってきている さらに進むと完全に木々に飲み込まれ森の中に入ったと実感できる


「マダ マッスグ ススム」


トラが歩くスピードを緩めずに話す


「森の中に入ってるから少し警戒しよう」


「ニャ OKニャ そうするニャ」


それからまだまだギーラ達は真っ直ぐ伸びる1本道を歩く するとトラが鼻をクンクンさせ始め歩くスピードを緩める 


「チノニオイ スル テキ イル」


トラは声を落としてギーラ達に教える


「ニャ 消える消える消えるニャ」


シルキャドはトラの言葉を聞きすぐに最後の 消えるニャ で一瞬で姿を消し終え透明化をして戦闘準備が完了する


「トラ 人数は? 位置は?」


ギーラは素早くトラに聞く


「マエニイル ニンゲン サン」


「人間の敵か~初めてやな まあ敵なら殺すだけやね」


「ウン チノニオイ ニンゲン マモノ イロイロ スル」


トラは前にいる3人の人間の敵は人間や魔物など複数殺した臭いを感知したとギーラ達に話している


「分かった 警戒するね」


「ウン」


ギーラ達は警戒しながら歩くと森が少し拓けた休憩所が見えてくる その休憩所には3人の男達が座っており笑いながら話している すると3人の男達もギーラ達に気付いて笑いを止めて上から下までギーラとトラを値踏みするように見てくる


「あっ どうも」


ギーラはこいつらだなと思い一応挨拶する トラはギーラの隣で男達を殺す気マンマンで見ている シルキャドも戦闘準備完了


「兄さん達は2人旅かい?」


返り血の付いた皮の鎧を着た男が半笑いで話しかける


「あああ だな」


「そうかい 大変だね~気を付けるんだよ」


男は半笑いの顔のままで言う


「あああ」


ギーラはそう返事して男達の横を通り過ぎる すると男達は立ち上がり剣を鞘から抜く


「ニャ ダメだニャ 卑怯はダメだニャ お仕置きでお前ら殺すニャ」


シルキャドは話しかけて来た男以外の背後にスタンバイしており男達が動いたと同時に首を狙い斬り真っ白い片手剣を血で真っ赤にして 立ち上がった瞬間の2人の首を綺麗に切断して吹き上がる血を避けながら首の無い男達を見ている


「だからぁぁぁぁぁl 気を付けろと言ったんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」


と叫びながら立ち上がり鞘から抜いた片手剣でギーラに斬りかかる するとトラの右腕が一瞬で男の右腕を掴み簡単に粉砕して引き千切る


「痛てぇぇぇぇぇ 俺の右腕がぁぁぁぁぁぁぁぁ」


男は片手剣と右手を地面に落としながら絶叫する


「オソイ ミギテ ナクナッタ クビモ オソロイニスル」


トラは言いながら左手を水平チョップの様にしながら手のひらを上に向けて男の首の真ん中を力任せに振り切る 肉や骨が凄い音を鳴らしながら男の首を左手が左から右に通過して止まる


「あらら バレてたのにな~ 全員首飛んでるな~ トラ見たら普通諦めるやろ」


ギーラが アホやな~ と思いながら言う


「ウン コイツラ タタカウキ オオキカッタ」


トラも血の付いた両腕を拭きながら首の無い男を見ながら話す


「ニャ まあ3対2だった思うしニャ こいつら調子が良かったんだニャ 私達と会う前までは多分ニャ」


シルキャドは真っ白い片手剣の血糊を拭きながら休憩所の一角を指差す そこには冒険者や町人や魔物の死体が数体転がっていた


「なるほど こいつら調子に乗って冷静な考えが無くなったんやね これはまさに 人の振り見て我が振り直せ やな 勉強になる~」


ギーラは無表情で3つの死体を見直して言う


「ニャ 人の振りナンチャラカンチャラはニャ いまいち分からないニャ まあ臨時収入だと思ってニャありがたく頂くニャ ニャハハハハハ」


シルキャドは笑ってから死体をゴソゴソしだす ギーラは 逞しく育ってるねシルキャド と思い死体ゴソゴソを見る


「ギーラ シルキャド ソロソロ サキイク」


トラがギーラとシルキャドに言う


「そうやね 貰える物貰って拝借したら先に進もう」


ギーラがトラに賛成して歩き出す するとシルキャドが死体ゴソゴソが終わり後ろから走ってきて


「ニャ ギーラ トラ 大量ニャ 良かったニャ 良かったニャ」


シルキャドは死体ゴソゴソの成果をギーラとトラに話し笑いながらギーラにそれを渡す ギーラは シルキャドの頭をポンポンして トラの腕をバシッバシッ叩いて 森の中の真っ直ぐ続く1本道を3人並んで先に歩いて進む































評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ