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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第22話 大蛇

犬のシロを大蛇から救出して宿屋に戻り空いているベットに入って就寝したつもりだが・・・・・・・目を覚ますとシルキャドが猫耳をパタンと倒し口をモニュモニュさせて左側から俺に抱きつき寝ていて トラはめずらしく寝相が悪かったのか頭を俺の足方向に向けて足を俺の頭の方向に向けている 簡単に言うと逆さまに そうトラは恐ろしい事に逆さまに寝ているのである・・・・・ 何故かトラの腰の位置が俺の顔の位置にある トラは真っ裸である・・・・・目覚めて顔の前にあるトラの大トラを見ながら逆に冷静にしばらく考える 


「う~ん これはワザとかな? ワザとやな? ワザとや あの筋肉ムキムキやりやがったな こんなひどい仕打ち信じられん 俺が何の罪を犯した~ この野郎~ じゃないとこんなにピンポイントで朝一からトラの大トラが目の前にあるなんて・・・・・・・許さん成敗してくれる」


そう言いながら怒り爆発で体を起こして足元のトラの顔を疑い満載の目で見る トラはいつもの半目でスヤスヤ鼻だけヒクヒクさせて気持ちよさそうに寝ておられる


「むっ すまん 俺が悪かった トラさん疑った俺を許してくれ お前はそんな子じゃ無いもんな すまんかった」


ギーラはトラのスヤスヤ寝顔を見て瞬時に謝りまた仰向けに戻る


「ニャ ギーラ おはようニャ どうしたニャ 怒ったりニャ 謝ったりニャ 朝から忙しいニャ」


シルキャドが目を覚まし両手を上げて にゃあああああ と言いながら伸びをする


「あああ 俺は最低や 最低の人間や 一瞬でも一瞬でも疑ってしまった・・・」


ギーラは仰向けになりながらシルキャドに話す


「ニャ ギーラはニャ 最低だニャ 知ってるニャ 全世界が知ってるニャ それじゃニャ まだ寝るニャ おやすみニャ」


シルキャドは寝ぼけているのか本心なのか信じられない言葉を吐いて 何事も無かったようにおやすみになられる   ギーラはそっと泣いた・・・そう静かに泣いた・・・ 涙を拭きそろそろ僕起きなきゃ 泣いてても何も始まらないゾ と思い起きようとした瞬間・・・・・・・・・トラと大トラが寝返りギーラに向かって襲い掛かって来た


朝一の悪夢の時間が終わりギーラは冷静になり トラとシルキャドに話を聞く


「ト・ト・トラさんや 今朝は寝相がえらく悪かったですな・・・ハハハハハ」


「ウン ソウカ ネルトキ マチガエタ タブン」


トラは純粋の目でギーラを見つめながら答える


「ハハハ そうなんや トラはあわてん坊さんですな~ ハハハハハ」


「ウン イソイデ ギーラ ベット ハイッタ」


ギーラは思ったトラは白だ 間違いない


「シ・シ・シルキャドさん 今朝目が覚めて俺と話したかな・・・ハハハハハ」


「ニャ そうかニャ~ 私はず~とニャ 寝てたニャ」


シルキャドは純粋な目でギーラを見つめながら答える


「ハハハ そうなんや シルキャドは素直で嘘付かないしな~・・・ハハハハハ」


「ニャ ギーラ どうしたニャ 悪い夢でもニャ 見たかニャ」


ギーラは思ったシルキャドは白だ 間違いない


そんな朝のコント・・・イヤ悪夢が終わり恒例のトラとシルキャドの着替えを手伝い1階の食堂スペースに移動する


食堂に行くと主人が食事を運んで来て三者三様で楽しむ そこで昨日トラとシルキャドが寝ていたので大蛇の事を報告する


「それでシロは無事リンリと再会できたよ」


ギーラは昨日の話を終える


「ウン ダイジャ コロス シタカッタ」


「ニャ だからニャ ギーラ 犬の臭いニャ してたのかニャ」


2人の そこが感想ですか と思っていると突然


「なあなあ チョットいいか?」


隣の席で食事をしていた冒険者が話しかけて来た


「あああ 何?」


ギーラが答える トラとシルキャドは冒険者の観察を始める


「すまん 大蛇の話が聞こえて来て 全部聞いてしまった」


冒険者が申し訳無さそうに言う


「イヤ 別に隠すことでも無いしな それに内緒話でもなかったから気にするな」


ギーラは何事も無いように言う


「ああ すまん そう言ってもらえると助かる それでな少し話しいいか?」


冒険者がギーラに聞く


「あああ 別に構わんが」


「その倒した大蛇は5メートルぐらいの話をしていたが 1匹だけで 他にはいなかったのか?」


「あああ 5メートルぐらいが1匹だけだ それで?」


「俺達のパーティーは その大蛇を狙っている」


「へええ ギルドの依頼か何か?」


「ギルドの依頼もある だがそれ以上に仲間の敵討ちだ」


「それで 聞いてもいいのか?」


「あああ 是非聞いてくれ」


冒険者の話によると 1年程前にアカレオの町のギルドで大蛇の討伐依頼を受け討伐に向かい失敗をしてこの村に頻繁に出入りして情報を集めている その時は戦士3人 シーフ1人 弓使い1人 の5人パーティーで全員Dランクでギーラ達と同じである ある日ギーラが大蛇を倒した湖の場所を越えてその奥にある大蛇の発見場所である大きな岩と近くに川が流れる所に向かい戦闘を始めた 結果は戦士1人とシーフ1人が大蛇に殺された それで殺されたシーフは独り身だったがもう1人の戦士は同じパーティーに奥さんがいて旦那の戦士が殺されたのは頭では理解出来るが心では理解出来ない状態で1年程苦しんでいると


「なるほど 話は分かった それで 俺達に何かようか?」


ギーラは話を聞いて少し考えてから言う


「それでな 恥を承知で頼みたい どうか俺達に力を貸してくれ 頼む」


その冒険者はギーラ達に深々と頭を下げる するとこの冒険者と同じテーブルに座って黙って話を聞いていた仲間の2人も立ち上がり無言で深々と頭を下げる


「あああ そうか 分かった 少し相棒達と話をしても構わないか?」


ギーラは頭を下げる冒険者達に聞く


「もちろんだ すまん いきなりこんな話をして全然大丈夫だ」


冒険者はそう言い椅子に座り直し無言で待つ


「話は聞いてたね どうする トラ シルキャド?」


ギーラは2人に向き直り相談する


「ウン ギーラ キメル」


トラはいつもブレ無い


「ニャ 私はニャ 全然良いニャ あの人達困ってるしニャ けどニャ ギーラに従うニャ」


シルキャドは賛成


「分かった 俺は助けたいと思うから承諾するね」


「ウン」


「ニャ OKニャ」


ギーラはトラとシルキャドに助けると言いOKを貰う


「待たせたな 俺達は力になろう」


ギーラは冒険者達に向き助ける事を言う


「そうか ありがとう 本当に助かる すまない」


話をしてた冒険者が椅子から立ち上がり心からホッとした顔で礼を言い頭を下げる それを聞いた残りの2人も椅子から立ち上がり頭を下げる


「あああ もう頭を下げるのは勘弁してくれ とりあえず大蛇を倒すまでは同じ仲間だからな」


ギーラがそう言うと冒険者の3人は すまない と言いながら頭を上げる


「あああ そうだな自己紹介がまだだったな俺はカンマーイ こっちの女の戦士がレア-ラキス こっちの男の弓使いがララベスだ」


カンマーイと話をしていたらしく残り2人を紹介してもらう レアーラキスとララベスに よろしく と挨拶される


「こっちは俺がギーラ 大きいのがトラ 小さいのがシルキャドだ」


ギーラもトラもシルキャドも立ち上がり3人を紹介する トラも胸の前で腕を組み仁王立ちのいつものポーズで大きく頷く シルキャドは小さいと言われたのがショックだったのか思いっきり背伸びをしながら しかも少しジャンプもしながら よろしくニャ と笑顔で挨拶する 


「それで これからどうする?」


ギーラがカンマーイに聞く


「まずは パーティー登録はしときたいな 報酬とかで揉めたく無いしな それにギーラ達も同じ依頼になるからランクアップのポイントも入るしな それからは大蛇討伐の準備をして殺すだけだ」


カンマーイは言う


「分かった それで行こう」


「あっ そうだ アカレオの町でパーティー登録してくるからギルドカード貸してくれ」


「あああ そうだな 頼めるか?」


ギーラはギルドカードをカンマーイに渡す ギルドカードはギルド以外では前の世界の名刺よりも効力が小さいのでこの異世界では悪用されない もし悪用したらギルドから罰を受けるしギーラもギルドより恐ろしい罰を与える


「任してくれ アカレオの町まで行ってくる 後の2人を任せた」


「あああ 親睦でも深めておくよ じゃパーティー登録頼んだ カンマーイ」


「じゃ 今から行くとしよう ギーラ待っててくれよ」


カンマーイは黒髪をオールバックにしていて顔の頬には斬り傷がある 身長は180ぐらいで細身ではあるが筋肉が付いており戦士の体をしている 剣を腰に帯びており盾も背中に背負っている 年齢は33歳


カンマーイは軽く冗談っぽいウインクをギーラにしてから宿屋を出てアカレオの町へ向かった それを見送ったレアーラキスとララベスはギーラ達のテーブルに移動する


「改めて礼を言う 助かる」


弓使いのララベスがギーラ達のテーブルの椅子に座って言う ララベスは黒髪の短髪で顔には皺が目立ち身長は170後半で細身であり体もしなやかな筋肉が付いているのが想像出来る その体の上には動きやすそうな防具を着ている 今は食事中なので背中には弓と弓筒は見当たらない 年齢は41歳


「私も礼を言う ありがとう」


レアーラキスも椅子に座り言う レアーラキスは黒髪のロングで背中までの髪を1つのリボンで束ねている 顔は少し疲れているが顔は整い童顔だ 身長は160後半で細身で胸は大きく出るとこは出て引っ込む所は引っ込んでいる 防具は今は着ておらず腰に剣を帯びている 年齢は22歳


「こちらこそ よろしく 仲良くしよう」


ギーラが2人を見て緊張してるのが分かったので笑顔で言う


「ウン オレ トラ」


トラは椅子にドッシリ座りながら例のポーズで言う


「ニャ お前ら緊張してるニャ 分かるニャ 分かるんだニャ こんな近くにニャ 人食いゴリラいるから~ニャ けど安心ニャ この大食い人食いゲテモノ食いゴリラニャ 寝る時半目だからニャ 全然安心ニャ 安心なんだニャ~」


シルキャドは天然なのか緊張をほぐす為なのか半目がなぜ安心なのか謎理論に満足顔でワザワザ立ち上がってトラをイジってから座る トラは無の感情でシルキャドを見つめていた・・・


「コホン まあ 気にするな 所でなぜ俺達なんだ?」


ギーラは シルキャドさんまだ早いっすよ~ の咳払いをしてから質問する


「あああ まず大蛇の話をしていたのと あとは同じ冒険者だからなギーラ達の力は何となくだが分かる」


ララベスが えっこの猫娘天然だな を表情にはまったく出さず答える


「フッ ありがたいな その評価は見掛け倒しじゃなければいいがな」


ギーラはシルキャドが ばれてるニャ ばれてるニャ を小言で言ってるつもりだが 全然皆さんに聞こえてますよシルキャドさん あと トラさん筋肉大きく見せようとマッスルポーズしてますよ を表情に出さずクールに答える


それから戦術 フォーメーション 大蛇の特徴 弱点 を確認したりしてしばらくすると 全員が緊張もほぐれてきて仲良くなり過去の冒険や色々な事で盛り上がって話し合っていると


「あの・・・ちょっといいか 聞いてくれ ギーラ達はもう気付いていると思うがさっきカンマーイが話してた パーティーの中で大蛇に殺された戦士マッドは私の・・・私の旦那だ」


レアーラキスが疲れた顔をしながら静かに話し出した


「あああ だろうな」


ギーラが答える シルキャドは猫目を全開にして凄い驚き顔でレアーラキスを2度見しているがここは完全完璧にスルーする


「それでな マッドとはまだ結婚1ヶ月でな・・・ 大蛇との戦いが結婚後初めての依頼だった 私達も結婚前から同じパーティーで腕を磨いてきてそれなりの自信もあった頼れる仲間もいたしな それで準備もしっかりして討伐依頼の大蛇の棲みかに乗り込んだ 最初は順調だった私達5人集まれば依頼は成功すると思っていた しかしあの時私とマッドは1匹の大蛇と戦っていた近くではシーフのムルガが2匹の大蛇に劣勢だった 私はマッドとアイコンタクトを交わして私がムルガを助けに行こうと走り出した瞬間 ムルガの頭は3匹目の大蛇に飲み込まれた 一瞬だったムルガの姿を見て私は恐れた餌として大蛇に飲み込まれていて足しか見えなくなったムルガを見て恐れてしまった・・・ それからは誰かに突き飛ばされてカンマーイに抱きかかえながらその場を逃げる・・・・・・・大蛇達は追いかけて来なかった・・・・・ 餌には十分だったのかもな・・・・・・・それで私は後ろを振り返った・・・・・・・顔と上半身だけ残して下半身は大蛇の口の中に覆われてこっちを見ながらマッドが声も出ていないが 逃げろ~ と叫んでいた・・・・・それからもう1匹の大蛇が現れてマッドの上半身を飲み込まれるのを見ながら私は気絶した 安全な場所まで逃げ切れて私は意識を取り戻してから カンマーイに聞いたよ・・・・・・・私が・・・私が飲み込まれるムルガを見て硬直していたらしくそこに大蛇が私に襲い掛かりマッドが私を突き飛ばして・・・マッドは大蛇と向かい合って戦っていたのにそれを放り投げて私を突き飛ばした・・・・・私が・・・私がマッドを殺したムルガも助けられ無かった・・・・・・・」


レアーラキスは最後の言葉は掠れていて 椅子にドスッと座り下を向く涙は出尽くしたのか出ない 小さな声で ごめんね ごめんね と呟いて動かない


「・・・・・・・・・・あああ これが前回の話だ・・・・・正直俺はビビってる・・・・・カンマーイは表情や態度には出さないが・・・・・多分ビビッていると思う・・・・・これが俺達の敵討ちの理由だな」


ララベスがしばらくの沈黙のあとにポツポツ話出す


「それはツライな・・・・・ 悲しい話をワザワザすまんな・・・・・」


ギーラは何とか言葉を見つけて話す トラとシルキャドは無言で動かない


「あああ いずれ分かる事だしな・・・・・ 今日はありがとうな仲間になってくれて 俺もレアーラキスも少し疲れたから部屋にでも戻ろうかな それじゃあな」


ララベスはレアーラキスに声を掛けグッタリしている体の手を肩に乗せて部屋にゆっくりと戻って行った


「よし カンマーイ達の敵討ちの理由はこれで分かった 俺達は全力で助ける これで良いか トラ シルキャド?」


ギーラは2人に確認する


「ウン トラ ヘビドモ ミナゴロシ ユルサナイ」


トラは力強く言う


「ニャ あたりまえニャ 助けるニャ レアーラキス 悲しいニャ カンマーイとララベスも悲しいニャ 仲間がいなくなるのはニャ 悲しいニャ 私もニャ 一生懸命頑張るニャ」


シルキャドも真面目な顔で言う


「うん そうしよう トラ シルキャド 頼んだよ」


そう言ってギーラ達も椅子から立ち上がり部屋に戻って行った













 























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