第21話 筋肉と天然
シルキャドと2人で村をブラブラして宿屋に戻り借りている部屋に入る
「ただいま~ 帰ってきたよ~」
ギーラがシルキャドに謎の横腹を1人スクラムされながら声をかける シルキャドは村をブラブラの間も新しい豹柄ビキニが嬉しいのと初めてギーラと2人で出かけられた興奮でブラブラ途中から 「ニャ~ギーラの腰にタックルニャ」 と言うとガシッとギーラの腰に横から抱きつき猫耳の可愛らしい顔をギーラのお腹の下あたりに持っていき両手を腰に回してそこから猫目をキョロキョロさせながら村のブラブラを満喫し始めた (遠くから見るともしかしたらお腹からもう一つ顔があるケンタウロスに見えたかもしれない・・・ 諸説あり) ギーラも最初は 辞めなさい 引っ付くな 離れなさい を連呼していたが 村の人々が まあ仲の良い兄と妹ね~ お兄さんもあんなに頼られて優しいのね~ まあ素敵~家の子供にも見習わせなくちゃ などなど絶賛の賛辞だけがギーラの耳に入って来て(批判はシャットアウト)基本アホなギーラは ならええかっ と思うのと まあこの感触は捨てがたい を思い変な格好のままブラブラしてアホと天然は部屋に戻って行った
「ニャ ただいまニャ トラ 起きてるかニャ」
シルキャドは謎の1人スクラムは続行中でギーラのお腹の下から話す
「ウン イマオキタ オカエリ ギーラ シルキャド」
そこにはいつのまにか真っ裸になり鼻をクンクンさせながら寝ぼけ顔で起き上がる筋肉ムキムキ大男が答え返す
「今まで寝てたの 良く寝れた?」
「ウン ネテタ ギーラ シルキャド ニオイシタ オキタ」
トラはボキボキ骨を鳴らしながら両手を上げてウ~ンと言いながら起き上がりベットから降りて横に立つ
「そうか おはよう 今買い物して帰って来たよ」
「ウン オカエリ トラ ヨクネタ」
寝ぼけ顔からスッキリ顔に変わりながらギーラとシルキャドを見る トラは謎の1人スクラムを見るが無の感情でスルーする
「ニャ そうニャ そうニャ トラ 私の新しい服ニャ どうニャ?」
シルキャドは謎の1人スクラムを少し残念そうに終了させてからトラの前で先程購入したばかりの新しい豹柄ビキニ姿でクルクル回り嬉しそうな顔でトラに聞く
「ウン ウゴキヤスイ カルイ タタカイ ラク シルキャド イイ」
トラは真っ裸で腕を胸で組み仁王立ちで シルキャドは身軽の方が自分の戦い方が出来るので戦闘にはベストだと褒める もちろん豹柄やビキニのデザインは無の感情でスルーする これが筋肉モリモリ大男 流石頭の中が 殺す 食う 寝る でほぼ占められている 流石筋肉モリモリ大男である
「ニャ ニャハハハハハ そうかニャ これは動きやすいニャ トラ ありがとニャ」
シルキャドはトラにも褒められ部屋の中だが軽快なステップで縦横無尽に動き回りバク転も連続でして大喜びである 豹柄やビキニのデザインはスルーされたが褒められたのが嬉しいので素っ裸で腕を組み仁王立ちのトラに駆け寄りがバッと抱きつく・・・・・・・・・・ おっとシルキャドの頭の位置がトラの膝上なので素っ裸のトラだがシルキャドの頭とは何も接触は無く無事でギリセーフである それからトラは腕を組むのを止めて抱きついているシルキャドの頭を優しく撫でる
「ウン シルキャド コレカラモ イッパイ コロス」
トラは優しく頭を撫でながら優しい声でおかしな事を言ってるがこれがトラである
「ニャ 分かったニャ 私ニャ 殺すニャ 殺してニャ 殺しまくるニャ」
シルキャドも真っ裸の筋肉モリモリ大男に抱きつきながらウンウン頷きながらおかしな事を言って納得している・・・・・恐るべし筋肉モリモリ大男と天然の猫娘
「それじゃあ 下に移動して食事してから出発しようかな」
ギーラはつっこみ所満載だったが 筋肉と猫娘の会話 筋肉の真っ裸 猫娘の天然 慣れているので無の感情でスルーして まだ服が1人で着れないトラの手伝いをしてから 3人で下の食堂スペースに向かう
食堂スペースのテーブルセットの椅子に座り モグモグ パクパク ギャギャギャギギギギ のいつもの食事を見守りながら情報収集をする 回りのテーブルにも冒険者が座っておりトラの食事と体系を見て一瞬引いているがすぐに雑談を再開するので聞き耳を立てる アカレオの町までは同じような村が後2つ存在する ここからアカレオの町までは移動日数10日ぐらい このあたりのモンスターは比較的強く無い アカレオの町は消滅したカレダー町と規模は同じくらい カレダー町消滅の原因はまだ分からない などなど後はパーティーの内情やら依頼の達成自慢でギーラ達には関係無いので食事を終え 宿屋の主人に礼を言い道具屋で必要品を購入してルファムの村を後にする
「食堂でも聞いたと思うけどアカレオの町までは10日程で2つの村を通り過ぎるみたいで まだまだ道のりは長いけどボチボチ行きましょう それまでは残念ながら野宿・・・」
ルファムの村が見えなくなるまで3人横並びで歩き それまで雑談をしていたが雑談が止まった所でギーラは歩きながら説明をする
「ウン トラ ヨクネタ ノジュク ダイジョウブ スグネル」
「ニャ 野宿はニャ しょうがないニャ 次のベットまではニャ 耐えるニャ それまではニャ ボチボチ行くニャ」
2人の仲間の話を聞きまた雑談をしながら歩き出す それから2つ目の村レファムで1泊して道具屋で必要品を購入して旅を続けて 3つ目の村ロファムに到着してから宿屋で部屋を借りてギーラ達が休憩しているトラとシルキャドはベットに吸い寄せられるように横になり 「ベットネル」 「ニャ 離さないニャ」 と満喫している
「じゃ 村の中見てくるね その様子やとベットから離れられないやろうから 留守番頼むね」
ギーラはほぼベットと一体化している2人に言う
「ウン トラ ネル」
「ニャ ここはニャ 悔しいけどニャ ベットの魅力には勝てないニャ」
欲望に忠実な2人が何かほざいている
「じゃ 行ってくるね」
ギーラは部屋の扉を開けながら言う
「・・・・・・・・・・」
「ニャ いってらっしゃいニャ 離さないニャ・・・」
1人だけの返事を貰い宿屋の外に出る 村の中を見て回り大きさは今までの2つの村とあまり変わらないと思いながら村の外れを歩いていると 小さな女の子が地面に座り込んで大泣きしている
「ん? どうした そんなに泣いて 迷子か?」
ギーラは女の子の正面に立ち屈み込んで目線を合わしながら話しかける
「わぁぁぁぁぁぁぁ~ うぇ~ん わぁぁぁぁぁぁぁ~ うぇ~ん」
女の子は大泣きは止まらない ギーラはしばらく泣き止むのを待つ 少し泣き止んできたのでまた話し出す
「どうした 何かあったの?」
「ううっ ううっ あのね あのね ううっ シロがね いなくなったの ううっ」
女の子は ううっ の嗚咽を挟み小さな肩を震わせながらギーラに話し出す
「そうかそうか シロがいなくなったんやね 犬? 猫かな?」
「ううっ うん 白いワンちゃん ううっ 仲良しなの ううっ」
「そうかそうか ワンちゃんか~ お兄さんが探してこようか?」
「ううっ うん お願いおじさ・・・ お兄さん ううっ シロ探して ううっ」
女の子は泣きながらも間一髪でお兄さんと言い直し ギーラにお願いする
「良いよ このお兄さんに任せなさい で特徴とか何かある?」
ギーラはお兄さんを少し大きな声で言う
「う・うん 体の色は真っ白で顔は真っ黒で 大きさはこれぐらい」
女の子は大泣きも止まって涙を拭きながら小さな体の両手を目一杯水平に広げる
「OK 体は白で顔が黒のワンちゃんやね お兄さんが探してくるね」
「はい お願いします お・お兄さん」
そう女の子と話し合いが終わってシロの受け渡し場所を決めて 女の子がシロを見失った場所はこの村の北門を出た湖の近くと教えてもらってそこに向かって走っていく 走りながら宿屋に戻りトラとシルキャドに報告しようと考えたが犬探しなのでそのまま走って北門に向かう 北門を出てしばらく探すと湖が見えてきて回りを見渡す すると近くの大きな木の上から犬の鳴き声が聞こえてきたのでそっちにギーラは走り出す その木が視界に入り木の上を見ると体が白くて顔が黒い女の子が両手を広げたくらいの大きさの犬が木の下に向かって吼えている
「おおお シロ発見 何で木の上にいてるのかな?」
不思議に思いシロが木の下に向かって吼えているのでそこを見てみると 全長5メートルぐらいの茶色と緑色のまだらな大蛇が口から細長い舌をチロチロ出し入れしながらシロのいる木に登ろうとしている
「でかっ 大蛇や 蛇苦手なんですけど」
ギーラは小さな声で言い 両手に投げナイフを持ち<百発百中>の赤文字を確認してから シロのいる木に巻きつくように登る大蛇の両目に向けて2本の投げナイフを投げる すると一瞬で大蛇の小さな両目に投げナイフが突き刺さり大蛇が登っていた木から落ち頭部から地面に崩れ落ちる 両目に投げナイフが刺さり視界を奪われた大蛇は痛みとパニックで回りの木々に頭部を自分から数回打ち付けて動きが鈍くなる ギーラは大蛇の急所が分からなかったので 頭部だけを<百発百中>で投げナイフを投げ続ける 大蛇もヨロヨロと逃げようとするが頭部が動いた方向に投げナイフが自動に刺さる 8本目が突き刺さった所で大蛇は動かなくなった
「よ~し 終わった 蛇は気持ち悪いそれも大蛇とか意味分からん・・・ けどしぶとかったな~ 8本も頭に刺さって頭投げナイフでほぼ見えませんわ・・・」
そうブツブツ言いながら投げナイフを大蛇の頭部から抜きながら血糊を拭いていると
「ワンワンワンワン」
シロが木から下りてギーラに駆け寄って来た
「おおお お前がシロやな 危機一髪やったな~ おっ 助けられた事は分かるんやな 賢いな~」
ギーラがシロの黒い頭をゴシゴシ撫でるとシロもギーラの顔を舐め回す
「けど 怖かったな~ もう大丈夫やな それじゃあ お前の可愛いご主人様の所に帰ろうか」
ギーラは頭をワシャワシャゴシゴシ撫でながら言う
「ワンワンワンワンワン」
シロもギーラの言葉を理解したのかギーラの顔をベロベロ舐め回してから村に向かって2人で帰って行く
女の子との受け渡し場所に行くと 女の子はシロを見つけて走って来て感動の再会を見守る
「本当にありがとうございました お兄さん名前は? 私はリンリです」
女の子は笑顔でギーラにお礼を言う
「俺はギーラ」
「ワンワンワンワンワン」
シロもギーラお主には世話をかけたの~ シロの年齢は分からないが多分そういってるかな~と思い込み
「良いよ 気にしなくて大丈夫 それじゃこれからも仲良くね リンリ シロ バイバイ」
そう言いながらギーラが手を振ってから宿屋に戻る 部屋に入り中を見渡すとトラはいつもの真っ裸で鼻をクンクンさせシルキャドは猫耳をピクピクさせたがそのままベットから動かずに夢の中に突入 ギーラも大蛇との戦いで疲れたので空いているベットに入り目をつぶり眠りに付く
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