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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第195話 途中の森6

「あらあら、やはり無理なのですね、まあ~確かにあの様子ではそうですわね」


ローズメルファはレイラャッチのスケルトン5体では巨大蟻は倒せない発言を聞いて少し離れた現場のスケルトン5体対20匹以上の1メートル越えの巨大蟻の戦いを見ながら答える、スケルトンは骨の手で握る剣で1匹の巨大蟻に斬りかかるがその瞬間に周囲の3匹以上の巨大蟻に体当たりや上から押しつぶされて倒されて骨が地面にバラバラになるとその上を巨大蟻が無意識に蹂躙してバラバラになった骨も粉砕されて1対ずつスケルトンの動きが止まっていく


「キャハハ、スケ達壊れちゃったねぇ~、全滅しちゃった~、折角黒く塗ってお洒落にしたんだけどな~、まあ~いいっかっ、またザザードスドに出して貰おうっと、キャハハハハハ」


レイラャッチは最後の黒いスケルトンが巨大蟻に踏み潰されるのを見ながら楽しそうに話す


「それでどうされますか?、巨大蟻達は私達も食べる気マンマンで向かって来てますが?うふふ」


「キャハハハハハ、私とザザードスドで殺しちゃうから大丈夫だよっ、ローズメルファ、キャハハ」


ローズメルファは4人の人間、5体のスケルトンと終わらせて残りのトラ、オトギ、ローズメルファ、ザザードスド、レイラャッチに向かって来てるのを確認して話すとザザードスドは頷いてレイラャッチは答える


「ウン、・・・・・ダメダ、トラガ、ヤル」


「ハイ、・・・・・オマエラ、ミテロ、オトギ、アバレル」


トラとオトギはレイラャッチの「殺しちゃう」に反応して今まで黙っていたが声を出す


「そうなんですよレイラャッチ、私達がこの森に来たのは息抜きと申しますかストレス発散と申しますかただ殺戮を楽しむ為にお暇を頂いて来たのですよ、うふふ、ですからトラとオトギも普段はおとなしいのですが・・・・・思わず声を出してしまいましたね、それに私も実は恥ずかしながら殺戮を楽しみたい気分なのです、うふふ」


「ウン、ソウダ、トラガ、サツリクスル、ダカラ、ハネオンナ、ダメダ」


「ハイ、オトギ、タノシミニシテタ、アリ、イッパイイル、タノシメル」


「キャハハハハハ、ダメだよぉ~、私だってさっきの人間も殺したかったけどぉ~、ザザードスドに「弱い者苛めは駄目だよ」って言われたから我慢したしぃ~、可愛くしたスケ達も壊されちゃったしぃ~、まあ~スケ達はどうでも良いんだけどねっ、キャハハハ、私も蟻殺さなくちゃ今日ゆっくり寝れないかもしれないしぃ~、キャハハハ」


トラ、オトギ、ローズメルファ、レイラャッチは巨大蟻が迫って来ているが気にしない様子で誰が巨大蟻を殺すかで話し合っている


「分か・・・た、それ・は私は我慢・・・・ら、4人で・・・・・良いと・・・・・・?」


そこで黙っていたザザードスドが聞き取りにくい声で何かを話す


「キャハハハハハ、ザザードスドが「分かりました、それでは私は我慢しますから、4人で協力すれば良いと思いますけど?」だっていつも優しいよねっ、キャハハハ、私はそれに賛成しちゃうんだ~、ザザードスドの提案だしねっ、キャハハハハハハハ~」


レイラャッチはザザードスドの言葉を通訳すると黒く塗りたくった顔だが赤い口を大きく開けて目立たせて笑顔で賛成をする


「ウン、ソレナラ、トラ、ユルス、アリ、アンマリヘラナイ」


「ハイ、オトギ、オニイチャントオナジ、イッパイ、コロス」


「あらあら、それがまあ~一番揉めなくてスマートに解決出来そうですわね、あまり私達で揉めるのもどうかと思いますしね、うふふ、それにしてもザザードスドあなたが我慢されるとかしばらく見ない間に成長されたのですね?、うふふ、私もその提案で宜しいですわよ同意致しますわ」


「あ~あ、私はまだ・・不・・だしレイラャッチとローズメルファ・・・・大丈夫だと思・・・、そ・・トラとオトギ・心配・・必要が・・・・・で・・ね」


「キャハハ「ザザードスドはまだ不十分だけど私とローズメルファがいれば大丈夫だと思うんだって、それにトラとオトギは心配する必要が無さそうだから」だってさぁ~、キャハハ、ザザードスドはやっぱり分かってるよねぇ~、キャハハハハハ」


「分かりました、それではそれで始めましょうか、うふふ、巨大蟻も私達を食べたい様子で必死に迫って来てますからね、うふふ」


「キャハハハハハ、は~い、話し合いは終了~今からは自由時間でぇ~す、みんなぁ~自由にやっちゃってねぇ~、キャハハハハハ~」


「ウン、ワカッタ、コロススル」


「ハイ、マッタマッタ、タノシミタノシミ」


トラ、オトギ、ローズメルファ、レイラャッチはザザードスドの提案に納得するとウジャウジャ迫り来る巨大蟻に4人同時に向き直る






「ウン、イクゾ、オトギ」


「ハイ、オニイチャン、ワカッタ」


トラとオトギは話し合いが終わると素早く最初にに巨大蟻に楽しくて笑って飛び掛かる


「ウン、オオイ、オオイ、アリ、イッパイダ、マズソコノ、オマエタチダ」


トラはまず目に入った先頭の巨大蟻2匹に接近すると破壊力抜群の特製オープンフィンガーグローブを装備した左右の拳をそれぞれ振りかぶって巨大蟻の頭部に肘までめり込ませて絶命させて引き抜くとウジャウジャ襲い掛かる3匹目、4匹目もピンポイントで頭部に拳をめり込ませて1撃で倒していく




「ハイ、アリ、ムコウカラクル、オトギモ、イク」


オトギは巨大蟻がウジャウジャ迫り来る光景を見て喜ぶとトラの横で1匹の巨大蟻の突進を楽しむように筋肉ムキムキの体で平然と受け止めて笑うと、それでも大きな口を開けてオトギを飲み込もうとする巨大蟻の口を両手で掴んで一瞬で魚を捌く様に綺麗に真っ二つに2枚に下ろすと絶命して2つになった巨大蟻の死骸を適当に放り投げて、上から飛んで襲い掛かって来る巨大蟻も察知して同じ様に大きな口を掴むと2枚に下ろしていく




「うふふ、私も楽しませて頂きましょうか、巨大蟻さん達が悪いのですわよ、そんなに必死に大勢で来られますと私もワクワクゾクゾクしてきて興奮しますわ、うふふ、さてと私のストレス発散に少しでもなって下さいね」


ローズメルファはいつもの笑顔で目の前まで迫り来る巨大蟻達に笑いかけ赤い長い髪を搔き上げるとゆっくり前に歩き出し人差し指を立てると、10匹の巨大蟻の突進を余裕で動きを見切ると体にまったく触れささず人差し指だけをすれ違いざまに1匹ずつ巨大蟻の頭部の額の真ん中を的確に指を根元まで突き刺して指を抜くとその部分から緑の血を噴出させて1撃で行動不能にして襲い掛かって来た巨大蟻の集団をすべて倒して通り過ぎていく




「キャハハハハハ、さ~て暴れちゃうぞぉ~、蟻達覚悟するんだよぉ~、私の二刀流が火を吹いちゃうんだからねぇ~、キャハハハ~」


レイラャッチは羽根をパタパタさせて浮かんだ状態でその場でクルクル嬉しそうに笑いながら話すと、両手を背中に伸ばして背中の何も無い空間から着ている服と同じ色のピンク色の野球で使用するバットに良く似た先端がやや太くてグリップの部分が少し細くなっている50センチぐらいの子供用の大きさの棒状の武器を左右の手に握る、それから迫り来る巨大蟻の正面に立つと手に持つピンクの子供用バットに力を込めて先頭の巨大蟻に殴りかかるとバットが当たった部分の部位から火が吹き出した瞬間巨大蟻が炎に包まれる、その炎は次々に燃え盛り広がって巨大蟻達を飲み込んでいく


それからはトラ、オトギ、ローズメルファ、レイラャッチの殺戮&皆殺しショーの幕開けで一方的に巨大蟻は狩られて行き最後の1匹になる


「ウン、サイゴ、ドウスル?、トラ、ヤリタイ」


「ハイ、オトギ、コロス、アリ、コロス」


トラが最後の1匹の巨大蟻の首根っこを強力な力で掴んで動きを停止させて右手で軽々と持ち上げており、オトギは巨大蟻の左側のすべての足を引き千切り終わってから話しかける、最後の巨大蟻はトラの怪力でまったく動けずキーキー口から音を出すのが精一杯


「キャハハハハハ、私はもう十分楽しんだからぁ~、トラとオトギに任せちゃっても良いよぉ~、お好きにしてちょ~だ~い、キャハハハ」


「ウン、ローズメルファ、ドウダ?」


「ハイ、ローズメルファモ、アキラメロ、イイ、イエ」


トラはローズメルファに「最後のお菓子を食べて良いか」の感じで聞いて、オトギは半分願いも込めてローズメルファに諦める事を頼んでいる


「あらあら、トラは意外と義理固いですわね、うふふ、それにオトギはその巨大蟻を殺したくてしょうが無いのですね、うふふ、私は全然構いませんわよ、どうぞトラとオトギで殺してくださいね」


レイラャッチはもう巨大蟻には興味を無くしてザザードスドの横に戻ってOKを出す、ローズメルファはトラとオトギを見ながらいつもの笑顔でOKを出す


「「ワカッタ、ハネオンナ、ローズメルファ、ヤサシイナ」」


トラとオトギは同時にハモると嬉しそうに大きく頷いて2人の兄妹筋肉ゴブリンは笑い合う、トラが右手に力を込めて首筋を握り潰すのとオトギが無防備の腹に右の拳を肘までめり込ませるのも同時で最後の巨大蟻は絶命した



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