表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
192/250

第192話 途中の森3

「キャハハ、ザザードスド早く質問に答えてあげなよ、アイツら必死だよ「アイツが言っていたが俺達はこの森に宝を探しに来た事を聞かれた思うのだが何故なんだ?」ってキメ顔で私に聞いてきたし~、キャハハハハハ、早く教えてあげないとアイツら多分泣いちゃうかもよ~、大の大人が泣くのはおもしろく無いからね~、キャハハハハハハハ~」


レイラャッチはザザードスドの所に飛んで行くとウワダのセリフの所を声真似をして楽しそうに話す


「そう・・・、早く・・・・・・・・が・・・・な、もう・・・・教え・・・・・・」


「だよねぇ~、早くアイツらに教えてあげないと、泣くどころじゃ無くて死んじゃうからねぇ~、キャハハハハハハハ~」


レイラャッチはザザードスドの話に頷く


「そんじゃあ~、私が教えちゃうねぇ~通訳の真似事もしたかったけど~キャハハハ~、もうすぐ来ちゃうもんね~キャハ」


「頼ん・・・レイラャッチ」


「うん、アイツらに私が教えてあげるね、キャハ」


「後ど・・・、そんなに・っ黒何だ、レイラャッチ?」


ザザードスドはクルリと振り返りレイラャッチが飛び出す瞬間に気になっていた事を声をかける


「キャハ、私がどうしてこんなに真っ黒かだって?それはね~スケルトンのスケ達っていつも白いじゃない?、そんな白いのが飽きちゃってね~、スケ達を黒く塗り終わったら何だかねぇ~私も黒く塗りたくなっちゃって~、塗ったんだよ~物凄く可愛いでしょ~、キャハハハハハ~、新しい一面を見せたレイラャッチだよ~、キャハハハハハハハ~」


「そう・・だな、分か・・」


ザザードスドはゆっくりと背後を振り返りただそこに意志も無くカタカタ鳴って突っ立っている5体の黒いスケルトンを見てからレイラャッチを見直して1つ静かに頷くと聞き取りづらい返事をする


「うんっ、分かってくれてありがとう~、いつも優しいねぇ~ザザードスド、それじゃあ~教えてくるねぇ~、キャハハ」


レイラャッチはザザードスドに礼を言ってウインクをするとウワダ、ジナミ、ムヤミの所に飛んで行く


「それで宝の事は何か言っていたか?」


ウワダはレイラャッチが目の前に来ると聞く


「キャハハハハハ~、うん、言ってたよ~、けどねそれより大事な話があるんだけど聞きたいかな~?」


レイラャッチはウワダの周囲をまたパタパタ飛んで回りながら聞く


「んっ?、宝より大事な事だと?」


「うんっ、そうだよ~」


「そうか~・・・・・それは何だ?」


ウワダは少し考えてから聞く


「えぇ~、聞きたい~キャハ、聞きたいの~聞きたいのかな~、キャハ」


レイラャッチはウワダの周囲を飛びながら焦らす様に聞く


「おいっ、小娘お前俺の兄貴を舐めてるのか・・・・・?」


それを黙って見ていたジナミが苛立って大きな声を出しながらレイラャッチに詰め寄って来る


「いや~ん、怖~い、レイラャッチ、怒られた~、この人怖~い」


レイラャッチはまったく怖くは無い様子でジナミを笑いながら指を差して答える


「くそっ舐めやがって、くそっ舐めやがって、おいっ兄貴もう殺っちまお~ぜ・・・・・てかっ、俺はもう殺るぜ」


ジナミは舐められた態度に右手に持つ剣を強く握り締める


「あははははは、ジナミのあ・に・き、すぐに沸点来ちゃうんだから、少し落ち着こうよ、ねッ兄貴?」


ムヤミが笑いながらジナミが握り締めた剣を持つ右手を掴んで宥める


「おうっ、そうだジナミお前は少し落ち着け、これぐらいの事でいちいちキレるんじゃね~、それにこの女が宝より大事な事を無償で教えてくれる重要性に気付け、このバカヤローがっ」


ウワダはジナミを睨みつけて怒鳴ってから、素早く近付くとジナミの耳元で「それに殺るのはいつでも出来るだろ~、ジナミよ~話を聞いてからでも遅くはね~からよ」っとジナミだけに聞こえるボリューム声で囁く


「チッ、分かったよ」


ジナミはウワダの囁きに渋々納得して右手に持つ剣の握りを緩める


「キャハハ、そこのお兄さん優しい~、キャハハハハハ、最後のコソコソ話は少し気になるけど~、キャハハハハハ~、まあ~いいっけど~、それじゃあ~優しいお兄さんにぃ~免じて宝より大事な事教えてあげるねぇ~、そ・れ・は・ねお兄さん達のい・の・ち・命だよ~」


「命だと?」


「うん、そうだよ~、命だよ~、だってね~、もうすぐヤバイ奴らが此処に来るよ~、それも2つも来るんだよ~、ヤバイでしょ、キャハハハハハハハ~、お兄さん達なら簡単に死んじゃうぐらいのヤバイ奴らだよ~、大事な話でしょ~、キャハハ」


「んっ?、俺達が簡単に死ぬだと?、それにそのヤバイのが2つ来るとかどういう事だ?」


「うん、そうだよ~、私がお兄さんの実力なら逃げるレベルかな~、まあ~逃げれないと思うけどさ~、キャハハハ、だって絶対必ず100%死んじゃうよ~、そんなクラスのヤバイ奴が来ちゃうんだよ~、それも2つだよ~、2つ~、キャハハ、だ・か・ら・今すぐ今すぐだよ~逃げれば助かる可能性は5%はあると思うからさ~早く逃げなよ~、キャハハハハハ」


レイラャッチは今は集まった3兄弟の周囲をパタパタ飛びながら説明をする


「ふふふっ、お嬢さんそんな事言って宝を独り占めしたいだけだろ~?」


ムヤミが軽く笑って話す


「クソがっ、どこまで俺達を舐めれば気が済むんだ、このガキは~殺りたい、殺りたい、殺りたい」


ジナミがレイラャッチを激怒しながら睨んで話す


「おいっ、女、その話が仮に本当だとしたら何故そんな事が分かって何故俺達に教えるんだ?」


ウワダは冷静に聞き返す


「う~ん、何故ってそれは簡単だよっ、まずはヤバイ奴の気配は凄いからすぐに分かっちゃうよ~キャハハ、それと最初にザザードスドがお兄さん達に会った時に殺さなかったでしょう~、キャハハハ、それはねザザードスドがとっ~ても優しいからとお兄さん達に話をしても納得しないと思うと判断したんでしょねぇ~、だから私がお兄さん達に教えてあげるんだよ~、キャハ、私って人の気持ちが分かる出来る女でしょ~、キャハハハハハ~、後この森の宝も人間の価値で計算するなら一生遊んで暮らせるぐらいはあると思うからね~、凄いでしょう~、キャハ、今も全然私の話信じて無いし~、一生遊んで暮らせる宝とか聞いちゃったらもう無理だよね~、私って人の気持ちが分かる女でしょ~、キャハハハハハハハ~」


レイラャッチはウワダに早口で話終わる


「あ~あ、そんな話を聞いたら逃げるとかは考えられ無いな、それでその宝は何処にあるか聞いても良いか?」


「そうだよね~、そういう考えと行動になっちゃうよねぇ~、キャハハハハハ、死んじゃうのにな~、まあ人間はそういう生き物だからねぇ~、しょうがないな~、キャハハハ」


レイラャッチはウワダの話を聞いてパタパタ羽を上下させて空中に浮きながらウンウン頷きながら一人で考えて納得している


「おいっ、考え中に済まないが宝の場所は何処か教えてもらえるのかな?」


ウワダはレイラャッチが考え事をしているのが分かったのでもう1度聞く


「うん、知りたいよね~、分かったちょっと待っててねザザードスドに聞いてくるからね、キャハハハ、本当に死んじゃうけど良いんだもんね、キャハ」


「あ~あ、まあ俺達はそんなに簡単には死なないから安心しろ」


「うんっ、分かった、それじゃあ~聞いて来るねっ、少し待っててね~、キャハハハハハ」


「あ~あ、頼む」


レイラャッチはそう言うとクルリと振り返るとザザードスドのいる場所に飛んで行った


「クソッ、いつまで我慢すれば良い~んだよウワダ、俺はもうそろそろ限界なんだぜっ」


ジナミがレイラャッチのパタパタ飛んでいる後ろ姿を睨みながらウワダに話す


「まあまあ、もう少し我慢しろ、あの女が黒ローブに話を聞いて戻ってからでも遅くはねえ~よ」


「クソッ」


「それとあの女が言っていたヤバイ奴とかは本当なのかな~?」


ムヤミが今度はウワダに話しかける


「それはどうだろうな、嘘かもしれね~し本当かもしれね~、そんな事よりムヤミ一生遊んで暮らせるお宝だぜぇ、少々のヤバイ奴ぐらいなら俺達3人なら全然問題無いだろ~な」


「ま~ね、まずはあの女に宝の場所を聞くのが先決だよね、それからは出たとこ勝負でいっちゃいましょ~か」


ムヤミはウワダに話終えるとレイラャッチがザザードスドのいる場所に戻っていた









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ