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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
183/250

第183話 第6感がピリピリ

「ウホウホウホウホウホ、僕だよ、ウホウホウホウホウホ」


「・・・・・だからどちらさんですか?・・・・・」


ホワイトアイルは何故かドラミングの勢いを増して猛アピールをギーラにする


「ウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホ」


「・・・・・もうウホしかおしゃっていませんやん・・・・・ですからどちらさんですか?・・・・・」


ホワイトアイルは何が楽しいのか胸をポコポコドラミングしかしていない


「・・・ギーラ・・・その子・・・ホワイトアイル・・・」


「えっ?、そうなんや・・・・・少し見てない間に可愛らしいクマのぬいぐるみから良く分からん姿になりましたな・・・・・」


それからレーンアイルにゴリラケンタウロスになった経緯を説明してもらいギーラは納得する


「なるほどね~、2つのぬいぐるみをを1つにしたんやね」


「・・・はい・・・そうです・・・」


「それじゃあ、話しできるのは久々やねホワイトアイル、これからも宜しくね」


「ウホウホ、こちらこそ宜しくお願いしますウホ、お世話にまたなるのですウホ」


「・・・・・ホワイトアイル結構丁寧な言葉使ってるけど・・・・・ウホのお陰で50%OFFぐらいの丁寧さの言葉になるんやね」


ギーラとホワイトアイルの挨拶も終わりチームギーラが各々で雑談を始めて、ギーラはバラバラに行動していた時の相棒達の動きを把握する、ギーラは色々な部分は割愛して報告していたが・・・・・


「よしっ、それじゃあ~みんなチョット聞いてくれるかな?~」


ギーラは相棒達の終わらない盛り上がっている雑談の僅かの隙をついて声をかけると相棒達がギーラの声に反応して目を見る


「ニャ、どうしたんだニャ、生魚でも喰いに行くのかニャ、私はさっきニャ、お腹一杯喰ったけどニャ、実はニャ、まだまだ頑張ればニャ、生魚ならまだまだ行ける自信は無いと言えば嘘になるぐらいにはニャ、生魚に限れば喰える自信はあるけど・・・・・・・・・・」


「そこ~シャラッ~~~プ」


シルキャドはギーラと目が合うと突然の早口で熱い生魚まだまだ喰えるぞモードを話し出したのでギーラはシルキャドの話を逆転をする裁判の男の人みたいにビシッと人差し指を刺して途中でぶった切る


「シルキャド~そんな話は聞いていないし~今は生魚は我慢しなさ~い」


「ニャ、OKニャ」


「コホン、それじゃあ~改めて聞いて貰うね」


ギーラはシルキャドを黙らせて了承を得ると他の相棒達も頷いているのを確認して1つ咳払いをして話を続ける


「俺はギルドでヘビージョの村の娘の捜索依頼を受けてきたから今からヘビージョの村に行こうと思うけど、みんなはどう?、何か意見があるなら聞くけどね」


「私は大賛成ですは、そろそろ血でも見たい気分でしたからね、<黒の星昇華>の件は我慢を致しましたから、うふふ」


「ウン、トラ、コロススル、イライ、コロスデキル」


「ハイ、ナグルケル、ダイスキ、オトギ、コロスダイスキ」


「ニャ、全くニャ~、しょうがないニャ~、私がいなかったらギーラはニャ、何も出来ないからニャ~、全くしょうがないけどニャ~、私は一緒に行ってやる事にしてやるニャ~」


「・・・はい・・・お邪魔じゃなければ・・・一緒に・・・連れて行って・・・下さい・・・」


「ウホウホ、勿論行くウホ、レーンアイルが行くならウホ、僕は何処でも行くんだウホウホ」


{ナゲ、我々は当然行くナゲ、まあナゲ、装備されてるからナゲ、行くというか強制同行なんだけどナゲ}


ギーラの思っていた通りの返事が6人の相棒達そして何故か1つの武器から耳と頭の中に直接聞こえて来る


「OK、全員賛成みたいやね、それじゃあ俺はギルドに戻ってヘビージョに今から捜索依頼の村に向かうと伝えに行くから、誰かが道具屋で必需品を買って揃えてくれやんかな?、集合場所は馬車屋にしたいと思うから」


「はい、分かりましたわ、それでしたら私が道具屋で必需品を揃えておきましょう、購入が済みましたら馬車屋でお待ちしておりますわ」


ローズメルファがギーラを見ながらいつもの笑顔で道具屋に向かうと話す


「うん、ローズメルファやったら安心やな、それじゃあお願いやね、後は誰がどうする?」


「ウン、トラ、ギーラ、イッショ、イク、アタリマエ」


「ハイ、オトギ、サミシイ、ギーラ、イッショガイイ」


「ニャ、本当にしょうがないニャ~、そこまで言うならニャ、私はギーラに付いて行ってやるんだニャ~]


トラとオトギはギーラの横に素早く歩いて来て素直な言葉でギーラを見ながら付いてくる気満々で話をして、シルキャドは誰が何処でそこまで言ったか謎だがヤレヤレ顔で両手を頭に乗せて尻尾は嬉しそうにブンブン振り回してゆっくり歩きながら話している


「・・・それじゃあ・・・私とホワイトアイルは・・・ローズメルファの・・・お買物・・・お手伝いをさせて貰います・・・」


「ウホウホ、分かったウホ、僕達は買物をしとくんだウホウホウホウホウホ」


レーンアイルとホワイトアイルはローズメルファの所に向かいながら話をする


「OK、それじゃあ~ローズメルファ、レーンアイル、ホワイトアイルお願いしますね」


「はい」


「・・・はい・・・」


「ウホウホ」


ギーラの言葉を聞いて返事をすると相棒の3人は道具屋に向かって歩いて行く


「よし、俺達はギルドのヘビージョの所に行くよ」


「ウン」


「ハイ」


「OKニャ」


その相棒3人の返事を聞いたギーラはギルドに向かって歩くと相棒も付いて来る




「ニョロ、ギーラ戻って来たニョロ、さっきは本当に悪かったニョロ、私は反省しているからニョロ、許して欲しいニョロ・・・・・」


ギーラ、トラ、シルキャド、オトギがギルドの扉を開けて中に入ると、ヘビージョが先程と同じテーブルの椅子に座っておりギーラの姿を発見すると慌てながら近付いて謝罪をしている


「・・・・・あ、あ、あ~あ、もうその件は全然ええからヘビージョ・・・・・俺ももう忘れたし気にしてないから大丈夫やからね、あっ、トラ、シルキャド、オトギ少しヘビージョと2人で話しをするからカウンターの受付嬢さんに美味しい屋台がこの町の何処にあるか聞いてきてくれる・・・・・」


ギーラは先程の大泣きがトラ、シルキャド、オトギ、特にシルキャドに知られる事を恐れて一か八かこの危険な場所から遠ざける為に思い切って屋台の言葉だけで賭けに出る


「ウン、ワカッタ、ヤタイ、タイセツダ」


「ハイ、オトギ、ナガイハナシ、キライ、ヤタイ、スキ」


トラとオトギは返事をすると受付嬢が屋台の事を知っているかどうか分からないが、ギーラの言葉を何の疑いも無く聞き入れて屋台の言葉に乗っかってドカドカ足音を鳴らしながらカウンターに座って冒険者の相手をしていない受付嬢の所に向かって行く


「ニャ、何でだニャ?・・・・・突然何でそんな事を突然言うのかニャ?」


シルキャドは素晴らしい勘を発動させて、トラとオトギとの違いを見せ付けてギーラに聞く


「・・・・・んっ?、何でって?、それは今からヘビージョと難しくて難しくてとても難しい依頼の話しをするからシルキャドは退屈になると考えたから・・・・・ですよ」


「ニャ、う~んニャ、何か怪しくて怪しくてニャ~、私の第6感がピリピリして怪しいと教えてくれているんだけどニャ~」


「・・・・・それは恐ろしくて素晴らしい第6感をお持ちなんですねシルキャドさん・・・・・せやけどこれは内緒でシルキャドだけに教えるけど~あのトラとオトギが今話してる受付嬢さん生魚の事詳しいらしいって風の噂で聞いた事があるような気が俺はするんやけどな~」


ギーラはシルキャドの第6感に震えてから、シルキャドの猫耳に口を寄せると今度も一か八かの生魚の言葉だけに頼ってあやふやな風の噂で賭けに出る


「ニャ・・・・・それを早く私に言うんだニャ、早く言うんだ~~~~~~ニャ~~」


シルキャドはお約束の間を空けて少し考えると、クルリと振り向いて慌ててトラとオトギが話している受付嬢の所に向かいながら小走りで向かって行く、ギーラはシルキャドの第6感恐るべしですけどシルキャドはシルキャドですねと思い後ろ姿を笑顔で見ている













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