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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第154話 愛しくて愛しくて胸キュンキュン

{所でギーラナゲ、我々はギーラの相棒とナゲ、話をしてもいいのかナゲ?}


水浴び場に向かう途中にナイーフがギーラの頭の中に直接語りかける、ヘビージョは早く首輪を外して欲しいのか少し先を歩いて鉄のチェーンを邪魔そうな顔で軽々と持って相棒達を探している、相棒達の容姿はギーラに聞いていないが・・・・・


「う~ん、無理」


ギーラは即座に否定する


{そうかナゲ、最初は自己紹介の言葉はナゲ、ギーラに任せるナゲ、いきなり我々が話し出すと相棒達が驚くかもしれないからナゲ}


ナイーフはサラッとギーラの即答の拒否を華麗にスルーをして、冷静に相棒達との初対面の作戦をギーラに提案している


「えっ、えっ、えっ、嘘、嘘、嘘、嘘・・・・・俺即拒否ったやんな・・・・・拒否りましたよね・・・・・」


{そうだったかナゲ、とりあえず相棒達との初対面はギーラが我々を紹介してから我々が話をするということで決定したナゲ、後ナゲ、ギーラも言葉に出さなくてもナゲ、我々とは直接頭の中で会話できる様になったナゲ、我々はどちらでもいいけどナゲ、一応頭の中同士で直接会話を出来る事は報告しとくナゲ}


ナイーフは結構大事な情報をこれもサラッと報告する


「えっ、えっ、えっ、マ、マ、マジ、マジックアイテム恐るべし・・・・・人間との重要度の価値観のギャップがエグイっす・・・・・まあ~それは置いといて、その頭の中同士のやり方は頭の中でナイーフに話しかければええのかな?」


{そうだナゲ、我々の事を心から愛する気持ちを想ってナゲ、愛しくて愛しくて堪らない感じで語れば会話は出来るナゲ」


「・・・・・キモ・・・・・キモ過ぎるんですけど・・・・・」


{そうかナゲ、使えると中々便利な機能だとは思うナゲ、1回今から使ってみるといいと思うナゲ、我々を愛しくて愛しくて胸キュンキュンの感じで心から想ってナゲ、練習のつもりでやってみるナゲ}


「・・・・・キモイけど・・・・・ホンマにキモイけど・・・・・使えたら便利やし戦闘の時とか他の場面でも色々便利やと思うけど・・・・・何が悲しくて投げナイフに愛しくて愛しくて胸キュンキュンで語りかけやなアカンねん・・・・・」


{悩んでるナゲ?、確かに最初の時は誰でも不安で怖いナゲ、でも1回やってしまうとナゲ、それが快感で常識になって平気になるナゲ、新しい第一歩を踏み出すんだナゲ、さあ~ギーラ我々との初体験を経験するんだナゲ、最初は我々も優しくするナゲ」


ナイーフは優しくギーラに語りかける


「・・・・・キモイ・・・・・キモイけど分かった便利なのは絶対そうやからな・・・・・ナイーフの説明は完璧キモイけど、それじゃあ1回試してみるわ」


ギーラはナイーフとの頭の中の会話とナイーフとのラブラブモードを天秤にかけて頭の中の会話に傾いたので心を鬼にしてナイーフに話す


{おいっ、ナイーフ聞こえる?}


ギーラは数回深呼吸してから頭の中でナイーフを愛しくて愛しくて胸キュンキュンで愛する気持ち全開で想って語りかける


{ギーラ完璧に聞こえるナゲ、我々を想う愛でナゲ、蕩けて消えてしまいそうな程の愛を感じるナゲ}


{あっ、そうすっか、それは良かったっすね、これでナイーフとの頭の中の会話も使えそうやね」


{そうナゲ、これからいつでも使うといいナゲ、1回するともう平気ナゲ、不安で怖いのは最初だけだからナゲ、もう快感の虜のはずナゲ」


{イヤ、快感の虜とかは大丈夫っす、何も感じないっす、これからは使わせて貰うっす」


ギーラはとりあえずは愛しくて愛しくて堪らなくて胸キュンキュンで愛する気持ちは全開ならナイーフは納得して頭の中同士の会話は出来て、話し方は今まで通りでも普通に出来る事はひとまず安心する、後はこの便利なナイーフの機能の為なら早く慣れる事が一番と心で強く思っていた




「そういえばニョロ、私ギーラの相棒達の顔知らなかったニョロ」


ヘビージョが今更ギーラの所に戻って来て赤い舌をチョロチョロさせて聞いている


「・・・・・・・・・・」


ギーラがナイーフとの頭の中の会話を中断して蛇女の赤い舌のチョロチョロを「遅っ」っと思って無言で見ていると


「ニャ、こんな所にいたんだニャ、私がいなかったらニャ、誰も迎えにこなかったんだニャ」


シルキャドがギーラを見つけて、先程屋台の前で満腹でお腹を擦って「動くのはNGニャ」っとローズメルファに言って猫目と猫耳をシュンとさせてお願いをして付いて来た事は完全に忘れて声をかける


「ウン、ギーラ、ミツケタ」


「ハイ、ウレシイウレシイ」


トラとオトギはシルキャドの天然の行動はギーラの顔を見たので全く気にならず笑顔で話している


「おっ、トラ、シルキャド、オトギ、わざわざ迎えに来てくれたのありがとう嬉しいよ」


ギーラもトラ、シルキャド、オトギの声と姿に気付いて笑顔で答える


「ニャ、全くだニャ、何回も言うけどニャ、私が迎えにこなかったらニャ、1人ボッチだったんだからニャ」


シルキャドは天然を継続してギーラの腰に笑顔で「ニャ」っと言って抱きつく


「ウン、トラモ、ウレシイ、ギーラ、ムカエニキタ」


「ハイ、ウレシイウレシイ」


トラとオトギはそう言うとギーラに近付いて笑顔で左右に立つ


「あらあら、ギーラお帰りなさいませ、それでお隣の女性はどちらさまですか?」


少し遅れてローズメルファがレーンアイルと手を繋いでいつもの笑顔で現れてからヘビージョの存在に気付いて声をかける、レーンアイルはヘビージョの鉄の首輪のパンクファションで鉄のチェーンを握っている蛇の顔の知らない女性がいる事に驚いてチラッチラッ見ていて、トラとシルキャドとオトギはギーラを見つけた事に全フリで喜んでいたのでローズメルファの声で気付いて今ヘビージョを見ていた


「ローズメルファとレーンアイルも来てくれたんやね、ありがとう、それでこの人はヘビージョって言う名前で森の中で出合って町まで一緒に戻って来たよ」


そしてギーラは森の中でヘビージョに出会った経緯を相棒達に鉄のチェーンを持たされた事以外は説明する


「あらあら、それは危ない所でしたわね、お怪我が無くて良かったですわ」


「・・・・・・・・・・」


「ニャ、なんでお前はニャ、蛇なんだニャ、初めて見たんだニャ」


「ウン、トラモ、コロシシタカッタ」


「ハイ、オニイチャントオナジ」


ギーラの説明にローズメルファはヘビージョを心配して、レーンアイルはまだ無言でチラッチラッ緊張してヘビージョを見ていて、筋肉ムキムキ1号2号と天然猫娘の3人はヘビージョを見て好きな事を言っている


「本当に助かったニョロ、ギーラがいなかったらニョロ、スグラアゼースの町までは戻って来なかったと思うからニョロ」


「うん、良かった良かった無事に町に到着出来て、それでヘビージョ首輪外したいやんね?」


「そうだニョロ、この首輪をしていると町の人々の視線が痛いからニョロ、外して欲しいニョロ」


「・・・・・でしょうね・・・・・俺もその気持ちは分かるよ・・・・・」


ギーラは小さく囁いてスグラアゼースの大きな門を通った時の鉄のチェーンを持ってヘビージョを犬の散歩スタイルでいた時の町の人々の痛い視線と痛い言葉を思い出す


「よしっ、そんな嫌な思いはこのローズメルファお嬢様がいれば一発で解決するから、さあ~ローズメルファお嬢様やっちゃって下さいまし」


ギーラは気持ちを切り替えてニコニコ笑顔のローズメルファに振り向く


「あらあら、ギーラこのヘビージョさんの装着している首輪を私が外せば宜しいのですか?」


ローズメルファは振り返って腰から上を捻ってそのままの姿勢のギーラが大きく元気良く頷くのを見て聞き返す


「はい、分かりましたわ、それではヘビージョさん首輪を触らせて頂きますね」


「ニョロ、宜しく頼むニョロ」


ローズメルファはヘビージョに断りを入れると両手の人差し指と親指で鉄の首輪を指で摘まんでいつものニコニコ笑顔のままで粘土を指で挟む様に一瞬で人差し指と親指がくっ付くと鉄の首輪がゴトッの音と同時に切断されて地面に落ちている


「お待たせしました、ヘビージョさん終わりましたわ」


ローズメルファがいつもの笑顔でヘビージョに話す


「・・・・・全然待って無いニョロ、ありがとうニョロ、これで首回りがすっきりしてニョロ、普通に町が歩けるニョロ、本当にありがとうニョロ」


ヘビージョは一瞬で切断されて地面に落ちた鉄の首輪を数秒見てから、首の重みが消えた事も喜んでローズメルファに赤い舌を激しくチョロチョロ動かして礼を言っている









お久しぶりです、読んで頂いた方、ブックマークして頂いた方、評価して頂いた方有難う御座います、普通にヤル気がUPします、宜しければ感想もお待ちしています

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