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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第130話 狂人の殺戮者 10

「よし、それでは、<狂人の殺戮者>が滞在してるこの先の集落に行きますか、それに俺は今までまさかの活躍が0やからね、ここからは三冠王目指すぐらいの凄い活躍でも見せたろかな、まずは肘をおっつけてライトスタンドに放り込むかな」


ギーラは自信満々に渾身の切れ味抜群の「三冠王目指す」ギャグを右打席でバットを持つフリをしてコンパクトスイングをしながら満面の笑みで相棒達に言う


「「「・・・・・・・・・・」」」


相棒達は一瞬チラッとアホのスイングを見たが当然スルーをする


「まあ、君達には難しいかな、右打ちのやり方は、はははははははは」


アホはアホなのでアホみたいに笑っている


「ニャ、それじゃあニャ、ギーラは無視してニャ、今からすぐに行くのかニャ?」


シルキャドはアホの存在を完全無視で相棒達に聞く


「そうですわね、私はすぐにでも<狂人の殺戮者>さん達を殺しに行くのは賛成ですわ」


ローズメルファが頷きながら話す


「・・・私達は・・・付いていきます・・・」


レーンアイルはそう話して抱かれているホワイトアイルも頷いている


「「「マテ、ハラヘッタ、ニク、クウ、イイカ?」」」


トラとオトギは恐ろしい肩バンバンを突然止めていて、今度は雨に濡れてプルプル震えている子犬の目でお腹も抑えて相棒達にハモって言う


「ぎゃはははははははは。久しぶりに見たけどやっぱりおもろい、ぎゃははははは」


ギーラは三冠王スイングを途中で止めて4本腕で腹を抑えてトラとオトギの腹減ったポーズがツボなのか地面を転げ回りながら大爆笑している


「ニャ、まあギーラはニャ、いつもの病気が発症しただけだからニャ、無視すればいいけどニャ、けどニャ、トラとオトギのそのポーズはニャ、プププ、ニャアハハハハハハハハ、反則なんだニャ、ニャハハハハハハハ」


シルキャドはギーラを完璧にイジル事はやり遂げたが、シルキャドが話し出したのでトラとオトギが自然な形で腹減ったポーズでシルキャドを見て視線が合うと我慢が出来なくなりギーラ同様腹を抑えて地面を転げ回りながら大爆笑をする、トラとオトギは黙って無の表情で見ている


「あらあら、ギーラとシルキャドは楽しそうに笑われていますね、うふふ、それならトラとオトギのお食事を先にしましょうか、それではどなたが狩りにいきますか?、トラとオトギは生肉がお好きですからね」


ローズメルファ冷静に話しレーンアイルとホワイトアイルは無言でギーラとシルキャドの大爆笑を見ながら「・・・分からない・・・早く慣れないと・・・」と頭の中で考えていた


「ニャ、狩りかニャ、それなら私が行くんだニャ」


シルキャドはローズメルファの「狩り」の言葉に反応して立ち上がり右手を右耳にピンッと添えて手を挙げて尻尾をブンブン振ってアピールをする、シルキャドはまだ猫目には笑いすぎて涙を浮かべているが狩りが大好きなのでフ~フ~息を整えて気合で右手を挙げる、それからシルキャドはオトギと一緒に仲良く手を繋いで森の中に入って進んで獲物を探しに行った、ギーラはまだ森の中でオオカミ獣人などの敵も発見されて<狂人の殺戮者>の集落も近くと聞いていて今から襲撃するというのに残ったトラの1人でも腹減った子犬の目ポーズを指を指して大爆笑していたが・・・・・








「それで隊長の遺体は発見出来たのか?」


「イヤ、まだだな副隊長、いったい隊長はどこまで行きやがったんだ、さっぱり分からん、それに突然1人で出て行くなんて俺には想像がつかないな」


「それに出て行くまでは特に異常も無く普段通りの感じがしていたんだけどな」


「そうか、発見出来ないなら仕方が無いな、急いでも隊長は戻って来ないから焦らずに探すとしようか」


「だな、隊長もこんな食料も酒も豊富にある集落を見つけたのに残念な人だな」


「確かにな、まあ俺達が考えても突然隊長の遺体が見つかったり隊長が突然戻って来る訳でも無いしな、副隊長が言う通り焦らず捜すしかないな」


今集落の一番大きな家では<狂人の殺戮者>のテレンサー副隊長、側近のバルペシとレコデナンが集落を襲って奪った食料や酒を飲み食いしながら会話をしている


「所でお前、あの女どうしたんだ?」


レコデナンが酒が進んで普段の調子でバルペシにニヤニヤしながら聞く


「あ~あ、あの女か?あの女は旦那が俺に小生意気にも反応的な目をしたから半殺しにして動けなくしてから旦那の目の前で犯してやったら途中でナイフを見つけて自分の首を刺して死にやがったけど、それがどうかしたか?」


「ははは、自分で自分を刺したのか?バカな女だな」


「ま~な、俺を刺すか自分を刺すか少し迷ってたみたいだが、あんな小さなナイフじゃどうせ俺は殺せないし、刺されたとしても俺は最後までヤッてたがな、まあ自分を刺すのが正解だったんじゃ無いか~、俺には関係無いけどな」


「ははは、それで旦那の方は殺したのか?」


「まあな、同じナイフで同じ箇所に刺してやったが、まあ俺には関係無いけどな」


「ははは、バルベシお前が関係しまくりじゃないか、お前にこの事を話しても意味は無いけどな、それでその夫婦の死体はどうした?処分したのか?」


「そうか?、んっ?死体?部下に処分の指示はしたと思うがどうだったかな?、レコデナンが心配するなら後で見にいってみようかな?、それに俺はその夫婦に関係しているのか?ふ~ん、俺は関係してないと思うが、まあいいかな、それでレコデナンお前の方は集落では無理だったか?」


バルベシが夫婦の死体はどうしたか考えながらレコデナンに聞く


「俺か俺の方は集落を襲って落としても無理だなこの小さな集落じゃ人間しかいないからな、また森の中で探す事にでもなるのかな、ありがたい事にこの集落の付近の森ははゴロゴロいそうだからな」


「そうだな、レコデナンお前は獣人しか興味が無いからな、それも大人は無理条件も他に色々厳しいし、まあお前が気に入るのがいると良いけどな、まあ頑張れ」


「バルベシ簡単に言ってくれるな、ははは、まあ俺は手当たり次第では無いからな、お前と違ってな、ははは」


バルベシとレコデナンが酒を飲んで会話をしている姿を副隊長のテレンサーは自分の愛用の剣を磨きながら黙って聞いている






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