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チサト達と別れたワタリら三人は、住宅街とは反対側に伸びる街道をずんずん歩いている。ユッカとユキジの二人は、時折足を止めては道路標識を見上げている。
「あの標識も見たことねー言葉だな」
「……うん。でも……英語、みたい。『ランス』って読める……直進すると『パリ』……?」
「パリで合っていますよ」
「ふうん……ワタリさんは、英語読めるのね……」
「まぁ、簡単な単語なら、ですが」
と答えつつ、英語はもう三年以上ほとんど喋っていないな、とワタリは内心呟く。読むことは出来ても、他者と会話がスムーズに出来るかどうかは少々怪しい。大体にして、英語はワタリの母国語ではない。チサト達の方なら、ジノが英語を操れるし、かつての同僚達のようにエスペラントを話せる者もいるから、それほど問題にはならないだろうが。
ワタリの視界に新しく入ってきた標識には、『エリアC』と記されている。
――ランス市の居住区画Cエリア、この区画の正式名称だ。
旧世界の地図のランスの地下に広がるこの区域は、白人ばかりが寄せ集められた貧民街である。区画Cとはこの世界における、生まれながらにして与えられる生活水準のランクのことで、Cが最低、最高はトリプルAの五段階にランク分けされている。この世界の白人の多くはCランクで、それ以外の人種はほとんどがBランクに分類されているはずだ。
そしてワタリ達が向かっている先には、Bランクの人々の居住エリアがある。
地下に広がるこの世界の住人だったワタリには、敢えて歩き回って調べるまでもなくわかっていることだが、言葉で説明してもチサトや少年達がすんなりと納得するとは思えない。だから彼らの行動を止めない、この世界がどんなものか身を持って体験すればいいだろう。
少年達二人は、この辺りに暮らしている人間に話を聞く素振りも見せず、どんどん街道を歩いていく。密度は随分低くなって入るが、街道沿いにはそれなりに店や民家はあるし、門戸を叩かずとも家の外で活動している人の姿は見られる。
「この辺の人から情報を集めなくていいのですか?」
「その辺は、姉さんがしっかりフォローしてくれるだろ。だったらオレっち達はもっと先に足を延ばして、更なる情報を集める! ってこった」
「……成程」
一応、少年なりに考えて行動しているようだ。
それでもこの街道の行き着く先は区画Cと区画Bの境界があるだけで、境界には検問所が設けられているから、そう簡単に先に進むことは出来ないようになっている。検問では身分証のチェックが行われているはずだ。最低限の対策だけは打ってあるが、この状況で区画Bに進むことは叶わないだろう。袖の下でも渡せば事情は違うだろうが、現金の持ち合わせはない。検問所の警備員と押し問答でもすればいいだろうと、ワタリは二人を見遣った。
彼らが使ったトンネルは区画Cの深くに口を開いていたのではなかったらしく、一時間も歩くことなくワタリ達の行く手はふさがれることとなった。
「柵……に鉄条網……」
「だな。向こうが隔離されてんのか、こっちが隔離されてんのかはわかんねーけど。あれって検問?」
ユッカが指し示した先には、黄色と黒のツートンカラーに塗られた柵と両端に立つ二人の人物。その近くには簡易テントが建てられている。周囲には誰も通行人はいないが、柵の両端に立つ人はカーキ色の上下にヘルメット、手にはライフルを持っている。
「検問ですねぇ」
とはいえ、唯の検問にしては随分と物々しい。
何故だ? 区画Cの住人が区画Bに入り込むことなんて早々起こらないし、入り込んだところであらゆる場所に設置されているセンサーにより、あっという間に治安維持を担う団体に通報され、速やかに排除されるのが常だ。
時折麻薬の密売を行う事件も起こるが、麻薬そのものが自発的に区画Cで産生されることはまずない。そんな財力も設備も彼らにはないし、苛烈な刑罰が科せられることを知る彼らは、そんな愚かなことはしない。
つまりは、検閲を強化せざるを得ない何かが起こっているということだ。そのことには気が付きながらも、ワタリは二人を制止しない。明らかな非がこちらになければ、警告もなく発砲されることは流石にない。だからワタリは、無防備に検問所に向かう二人の背中に素直についていく。
「ん? お前ら止まれ! 止まるんだ!」
検問所に居た二人の男性がワタリ達を制止した、英語で。
ユッカとユキジの二人はその内容がわからなかったようで、「何て言ったんだ?」とワタリを見上げてきた。
「止まれって言ってますね、検問なら当たり前ですけど。どうしますか?」
「どうするって、どういうことだよ兄ちゃん」
「迷子になった振りをして差し障りのない話をして何事もなかったかのように引き返すとか、あそこの人たちから情報を引き出すとか、検問を通り抜ける為に交渉をするとか。色々と選択肢はあるじゃないですか」
「……そう、ね……引き返すのが無難だと思うけど……」
ユキジが横目でユッカを窺った。少女の懸念どおり、ユッカは、「そんなの交渉するに決まってんじゃん」と言い放った。
「交渉って……検問の先に進んで、また戻ってこられるほど時間、ないと思う……よ」
ワタリさん、どう? とユキジが見上げてきた。時計に視線を落とす、時間的には検問を二回通り抜けても十分な時間はある。が、すんなりと往復することを認めさせるような理由がない。地上の検問と異なり、ここの検問は通過するための正当な理由がない限りは先に進めさせてもらえない。ワタリ本来のIDを使えば何処までもフリーパスで行けるが、ここで己の存在を治安維持部隊には知られたくない。
「約束の時間に間に合わせるのなら、検問を通り抜ける時間はないと思います。せいぜい世間話がいいところでしょうね」
「むー……そっか。じゃあ、話を聞いてみる」
ユッカはそろそろと、先程よりもペースを落として検問所へと向かう。警備員の二人も歩いてきた人物が少年だと悟ると、銃のグリップから手を離して担ぎ直した。
ニヒッとユッカは歯を見せた。
「こんちは! あの、おじさん達何で検問やってんすか?」
ニコニコと笑顔の少年を目の前に、警備員の二人は互いに顔を見合わせている。「おい、コイツなんて言ったんだ?」「俺に聞かれてもわかるわけねえだろ」と警備員が零しているところを見ると、二人はエスペラントには通じていないらしい。こんな貧民街の淵に配置されるような者達だ、バイリンガルでないのが当たり前だ。
「兄ちゃん! 話が通じないんだけど」
怒鳴るユッカの姿に肩を竦め、ユキジと共にワタリも検問にやって来た。白人の子供二人に黄色人種という組み合わせに、警備員の眉が寄る。ワタリの前にやってくると、彼が首から掛けていたプレートを断りもなく摘み上げた。シャフトに直結している最初の扉を潜った際に皆に配ったチェーン付きのプレート、警備員はそれをまんじりと眺めると、「この先には通せないな」と言った。
ワタリが皆に配ったプレートはブロンズ製、ジオフロントの人間にはほぼ漏れなく与えられるレベルの身分しか保証してくれないものだ。且つ、そこに刻まれたIDはCランクの人間の情報であったはず。区画C内を行動する分には問題がないが、このままB区画に立ち入るには通行許可証がなければならない。警備員に制止されるのは道理だ。
「いや、それはわかるのですが、随分と検問が厳重ではありませんか。いつからこんなに厳しくなったのですか?」
一応食い下がってみる。あまり深入りして、プレートに記録されているIDを照合されると不味いことになるが、少年達の手前、はいそうですか、で引き下がるのも具合が悪い。データベースを元より改竄しておけばよかったと、内心で己の怠慢に臍を噛む。
「貴様らには関係がないだろう。それとも何か? 貴様らもここで処刑されたいのか」
「しょ……いやいやいや、それは流石に。命は惜しいです」
愛想笑いをへらっと浮かべると、ワタリはユッカとユキジの襟首を掴んで、「失礼しました」と方向転換をする。呆気に取られた顔のユッカの口から文句が飛び出す前に、さっさと検問から距離を取った。
警備員の視界から逃れたところでようやく、ワタリは二人を放した。
「……ちょっ、兄ちゃん! 何逃げてんのさ!」
「戦略的撤退ですって。ちょっと話を聞こうとしただけなのに、『処刑されたいのか』と脅されたわけで」
「……それで、尻尾巻いて、逃げた……と……」
「ユキジさん、その言い方はあんまりでは……あそこで食い下がって騒ぎになって、警察に通報されたらもっと面倒でしょう?」
その言葉を聞いたユッカが、きょとんとした顔で見上げてきた。
「兄ちゃん、警察なんかが怖いのか?」
「ん? ああ、アーシでは警察はあまり権威がないのかもしれませんけど、ここもそうとは限らないですよね。昔はアーシだって警察が治安を守っていたわけですし」
とにかく、と少し強めに言葉を紡ぐとワタリは顔を上げた。
「あの検問で情報収集は無理だってことです。他を当たりましょう」
「検問で追い返されたようですな」
ワタリが辺りを見回したところへ、不意に笑い声混じりの言葉が投げられた。ワタリが声の飛んできた先に視線をやると、背もたれの先が壊れたロッキングチェアに丸まるように腰掛けていた老婆が、ヒッヒッヒッと肩を震わせている。タイミングよく声を掛けてきたところを見るに、ワタリ達の押し問答を始終見ていたようだ。
「あのお婆さんと話が出来そうですよ」と二人を促し、ワタリは足先の向きを変え、老婆の元にやってきた。ゆらりゆらりと椅子を揺らす老婆の膝の上には、毛並みの悪い猫がうずくまっている。ユッカ達がワタリの手の届く範囲に歩いてきたのを一瞥してから、口を開いた。
「すみません、このエリアに最近移ってきたばかりで事情が良くわからないのですが、随分と検問が厳しいですよね。何かあったのですか?」
老婆は眼鏡の位置を直しながらジロリとワタリを睨め付けると、もう少し近寄れと手招きをした。
「三日前のことだよ、丁度この辺りで白人がリンチ殺人にあってね。殺されたのは若い少年だったよ」
ふう、と遠くを見つめながら老婆は言葉を紡いでいく。ワタリの背後に立ち尽くしているユッカとユキジには、老婆の言葉は理解できていない。きょとんとしたまま、二人はワタリを見上げてくる。
「三日前に、この辺で白人の少年がリンチに遭って殺されたらしいですよ」
「うへ、マジで? 誰がやったの?」
「聞いてみましょうか」
ユッカの問いをそのまま老婆に投げかける。
「B区画の黒人どもの仕業さ。現場を目撃した者も多いんだがねぇ……」
「それでは、正当な手段では罪に問えなさそうですね。ああ、それで検問が強化されていたんですね」
「そうじゃよ。報復を考えるような奴らなんて居るわけがないのにな、ヒッヒッヒッ。兄さんも変な気は起こさんようにな」
「……ご忠告有難うございます」
老婆が目を閉じ、再び椅子を揺らし始めたのを見て、行きましょうかとワタリは二人を促しつつ踵を返した。
通りを歩きながら、先の老婆の話をユッカとユキジに伝える。
「リンチの……報復……」
「ええ、この辺に暮らしている人間が、あの柵の向こうに住んでいる人に対して暴力で報復しないように、検問が強化されているみたいですね」
「検問なんか通らなくても、柵乗り越えりゃいいんじゃねぇの?」
「いや、あの柵には高圧電流が流れているみたいですよ。たまにそんな感じの看板が立てられてますしね」
高圧電流!? とユッカが目を剥いた。
「大袈裟だなー。そんな必要ねえじゃん?」
「……あるから、流しているのでしょ」
ううん? とユッカが首を捻った。地上でも格差はあるが、プラントアーシにおける格差は財を持つか持たないかが基準になっているようだった。その基準が当たり前のユッカには、一つの市街に区画を設け、その間に高い壁を作る意義がわからないのだろう。
それを見て、「多分ね……」とユキジが口を開く。
「こちらとあちらには、厳然な線を引く必要があって……理由はわからないけど……白人と黒人の間には確執があるんじゃないかしら」
「何でさ」
「……知らない。ワタリさんは、その辺の事情も実は知っている……でしょ」
うっと言葉を詰め……てみたものの、ここまで普通に英語でランスの人間と会話をしてきている。そう思われるのは当然の成り行きだ。
「実は……ここに住んでいたことがあったり……とか……」
「え!? そうなの、兄ちゃん」
「でも……そう考えれば……英語喋ってる理由が、わかる……」
「まぁ、確かに地下に暮らしていた時期もありますけどね。この辺りの人間ではないし、暮らしていたのは以前の話ですし」
少し声のトーンを落として言葉を続ける。
「えー、その話は先にしてくれよー」
「口で説明しても、ユッカ君は納得しないでしょう」
「確かにそーだ」
少年達と何食わぬ顔で会話を続けながらも、周囲の気配を探る。
こうした会話が聞こえそうな範囲に不審な人影は見えないが――視線を感じた。単なる好奇心ではなく、ワタリ達を異端分子と介した上でこちらを観察している、そういう類の視線だ。
「じゃあ、兄ちゃんは検問や鉄条網の理由も知ってんだ?」
「多分、という推測ですけど。ここでは人種による隔離政策が進んでいます。白人と黒人街の間に鉄条網が設けられているのは、その一端ですね。階層的には、白人が最下位です。その上にその他の人種が来ますが、僕のような黄色人種はどちらかと言えば差別される側です」
彼らの視界の中に、白人以外はいない。人々の着衣は明らかに酷いものではないが、ユッカやユキジに比べれば簡素で彩色に欠ける。街並みも、プラントアーシと比較するなら朽ちた建物が多く、空気も薄汚れて澱んでいるように感じられる。二人の目にも、この区画が恵まれた街には映っていないだろう。
「人種で……差別……」
「そんなに人種によって能力って違うのか? 白人全部が劣ってるってこと?」
「いや、そんなことはないですよ。プラントアーシでも、人の肌の色から能力の優劣は判断付かないでしょう」
「じゃあ、何でだ?」
「さあ。ただ、人間も群れて社会を形成する動物である以上、社会に上下関係をあらかじめ作っておけば無用な争いは避けられます。例えば先程のリンチ殺人の話も、あらかじめ黒人が白人より優位であるという上下関係を構築したことにより、報復等のトラブルは回避できるでしょうね」
「……検問は、厳しくなったんじゃ……」
「保険を掛けただけでしょうね。検問がなく、鉄条網に高圧電流が流れていなかったとしても、白人街の住人は鉄条網を越えることはできないでしょう」
今日に至るまでに、Cランクの人間は徹底的に弾圧されてきている。ワタリもその現場は何回も見てきているし、自身も一端を担ってきた。報復しようなどと、心の隅で考えられた者が居るかどうかすら怪しい。だから報復を実行するなんて、よほど気概のある人間が出てこない限りは有り得ない。ここ数年で、ジオフロントの支配体制が根底から覆るようなことが起こっていない限りは。
「でも……」
と、ユキジが珍しく柳眉を潜める。
「……白人の人たちは、勝負すらできないってことよね……生まれたその時から、差別されてるなんて……アンフェア、だな……」
「そうですね、否定はしません。ところで、二人だけで待ち合わせ場所に戻れますか?」
「んー。戻れると思うけど、何で?」
唐突なワタリの言葉に、後頭部に手を回したユッカがそのままの姿勢で小首を傾げる。
「昔の知り合いによく似た人を見かけたので」
「知り合いー? ……ははーん、さては兄ちゃん、昔の恋人だな」
「……それじゃ、仕方ない、わね……チサトさんには、上手く言っておくから」
「いや! そんなんじゃないんですけど……」
へどもどと変な言い訳をしている間に、「行った行った!」とユッカに背中を押された。「頑張ってなー!」と手を振るユッカと、そんなユッカに肩を竦めるユキジの姿がどんどん小さくなっていく。ワタリに向かって手を振っていたユッカも、暫くすると背中を向けた。
その背中をまんじりと見つめていたが、二人がワタリを気にしてどこかに身を隠す様子は見られない。後をつけて来る気配がないことを確認すると、ワタリは何食わぬ顔で大通りを外れ、路地に入っていく。
先程から向けられていた視線の元を見つけた。突然、大通りを外れて路地に入ったワタリを見てたたらを踏んだ男が、一人だけ居る。身形からすると、この付近の住人のようだ。そして、その顔に見覚えはない。以前より記憶力は明らかに落ちてきているが、仕事絡みで見知った顔は基本的にインプットされている。そのいずれにも合致しないということは、プライベートで接触があったか……その可能性はほぼゼロだが……、一方的に相手が知っているだけか。
動揺する男に歩み寄る。上着の内ポケットにはボールペンが二本挿してある、武器はそれで十分だ。一歩踏み込めば相手の延髄を破壊できる距離を残して、足を止めた。
「こんにちは、何か僕に御用ですか?」
努めて自然な笑顔を作り、言葉を掛ける。男性はワタリの首に掛かっているプレートを一瞥すると、少し表情を和らげた。
「あ……あんた……ファイアブリックのウスイじゃないのか?」
「ファイアブリック?」
「い、いや。すまねぇ、人違いだったみてえだ。同じアジアンだったから勘違いしたみたいだよ。大体、ウスイだったらもっと年食ってるはずだもんな。ふう……アンタ、ファイアブリック隊のこと、知らねえのか?」
「いえ、名前ぐらいは」
「そうか。俺がアイツを見たのはもう十五年ぐらい前の話だ。オルレアン弾圧ってあっただろ? 俺はククロスとは全然関係なかったんだが、友人がちょっとな……俺の下宿にやってきたのがウスイと名乗った男だったのさ。友人の居場所を尋ねられただけだったけど、やたらおっかねえ雰囲気の男でよ、死ぬかと思ったぜ。ソイツの噂は後から聞いたんだが、あの目は今でも覚えているよ」
「そうだったんですか」
ククロスとは、フランス全域でレイシズムへの抗議活動を行う団体だ。今では既に組織は解体され、当時の指導者達は獄中死している。学生運動が発端だったククロスがロワレ県の議員間の抗争に利用されたことがきっかけで、オルレアンで大規模な弾圧とククロス関係者の逮捕が行われ、フランスのレイシズム抗議活動の芽自体を潰すことになった。
フランスに限らず、各地で起こった良くある話の一つである。
そして、どうやら自分はオルレアンでこの男と接点があったようだ。唯の情報収集の対象の顔までは覚えていないから、気が付かなかった。
「すまんな、兄さん。変な話までしちまって」
「いえ、気になさらずに」
男性と別れたワタリはユッカ達を追いかけるのではなく、さらに路地の奥へと入っていく。大通り沿いの街並みとは変わり、一歩路地に足を踏み入れるとあばら屋が目立つようになる。居住面積の割に人口は多い区域であるから空き家ではないのだろうが、修繕にまで財が回せないのだろう。
その中でひっそりと看板を出している店に足を向けた。




