表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんでもや部  作者: yatuki
3/3

なんでもや部 プロローグその3

[なんでそんな依頼を僕にするんですか?]

そうだ、まずこの部活には2人いるんだ。そして正直に言うと佐伯はモテる。

顔もモテる方で頭は良くて運動能力も良い。まあそれはモテるよね。

僕は普通の人だからなおさら分からない。

[な・・なんで僕なんですか!?佐伯の方が頭もよくて運動能力もよくて顔もモテる方でしょ、それなのに僕はどこにでも普通にいる人なのに、なんで僕を選ぶのですか?]

[まあ普通はそう思いますよね。私もそういう面では佐伯さんを選びますわ。]

くそっ正直に言われると結構きついな。

[でも私はそう面を求めているんではないんです。]

[で・・でも結婚を前提に付き合ってくださいってそれはつまり婚約者になれという事ですよね?]

[まあ結果的にはそうなります。]

[じゃあ佐伯の方がいいじゃあないですか?]

[そうですねまず少し私の話を聞いてくださいませんか?]

[なんでですか?]

[私の話を聞けばなぜ杵築 御木さんを選んだか分かりますので]

[分かりました。]

僕はこういうしかないよね。下手に変なことは言えないし。

[まああなたたちも知ってる通り私の家はお金持ちです。]

[それも両親がエリートですから私は皆から期待されてます。そしてその時は私も幼くてとにかく皆の期待に応えたくて必死に勉強しました。]

・・・すごいな。皆の期待だけで必死に勉強をするなんて。

[まあ必死に勉強した結果があってエリートと呼ばれるようになりました。]

[そしたら親がたくさんの見合いをするようになりました。そして私は容姿がいいらしいですからね。]

[見合いの相手もたくさん居ます。しかも相手は皆お金持ちの家のものです。でも私は毎回断ってきました。自分の相手は自分で決めたいと言って。しかし今後の見合い相手はそう簡単には断れない相手なのです。両親がお世話になってる会社の社長の息子なので理由なしでは断れないのです。]

[あーもう大体分かりました。つまり断る理由に婚約者が居るのでと断るんですね。]

[さすがですね。理解が早くて助かります。]

[そしたら本当に僕を選んだ理由が分からないんですけど]

[それは今言います。まず婚約者に1番駄目な人はモテる人なんですよ。]

[なんでですか!?普通は顔が重要だと思うんですけど]

[まず顔だけでは駄目だと断ってきてたからです。それなのに急にモテる人だと間違いなく怪しまれるのでまず駄目なんですよ]

[なるほど、でもそれだと当てはまる人はたくさん居ますよね]

[そこで婚約者になれる人には条件があります。]

[1つ上で言った通りいかにもモテる人は駄目です。]

[1つ情報力がありそしてそれを分析できる能力が必要です]

[1つある程度の身体能力が必要です]

[1つちゃんとした決断力が必要です]

[1つある程度の学がないと駄目です]

・・地味に厳しいな。でも

[それでもまだ僕を選んだ理由が分かりません。それでもまだ当てはまる人は居ます。]

[それが最後の理由で最大の理由です。それはどんな事にも怯まない勇気です]

[・・・・・勇気?]

[はい、勇気です。あなたにはそれがあるはずです。]

・・・すいません。僕はそんな勇気あるシーンをだした覚えがないはずなんだけど。


yatukiです。 プロローグ地味に続きました。 次からはプロローグではありません・・たぶんそうだと思います。 意見を募集してます。 それでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ