R-7
ゲートを抜けた先にはふんどし一枚で両手を組んでいる男がいた!
だが・・・ふんどしなぞただの余興よ!
「ちょん・・・まげ・・・だと?」
そう、やつはちょんまげだったのだ!!
まてまてまて、こんなところでふんどし一枚ということは、こいつも噂のイベントの参加者。
つまり自分の外装を使ってるって事だろう?
つまりあいつはふんどしを装着して、ちょんまげ姿で最寄の施設に行ったというのか!
・・・職員も悩んだだろう、ちょんまげなんてふざけすぎと怒っても、やめさせたら落ち武者が現れる。
ちょんまげか、落ち武者か・・・悩んだ末ちょんまげにしたのが目に見えるぜ・・・
「やあやあ、その方らも噂を確かめにここまできたのでござろう?」
やはりナリキリかっ、武士や魔法少女などそのキャラクターになりきって遊ぶプレイヤー。
「拙者名を上杉謙信ともう・・・」
「「ふざけるなあああああああああああ!!」」
「ひぃぃぃぃぃ!?なっなんでござる?」
俺は信長よりも謙信ファンだ!!
「お前みたいなふんどしちょんまげが軍神の名前を使うんじゃない!」
俺の怒声が響く!
「謙信がござるなんて語尾つけるわけ無いだろう!」
ブリーフもキレル。
「あやまれ!全国の謙信ファンに謝れ!」
「貴様なぞふんどしで十分だ!」
「いいやふんどしすらもったいない、ふんだっ糞で十分だ!」
「この馬鹿糞が!!」
馬鹿というのすら煩わしい!
「「馬糞が!!」」
「ひっ酷いでござる~せめて、せめてふんどしにしてくださいー」
「ああ?ふざけんなよ馬糞がああああ!」
しかしブリーフが待ったをかける
「まあまてトランクス。そんなにふんどしとよばれたいか?」
「お願いするでござる~」
「なら僕達の言う事は絶対厳守だぜ?」
「ははー拙者ふんどしと呼んでもらえるなら何でもするでござるよー」
・・・この噂のイベントする奴は基本馬鹿しかいないんだな・・・
((肉の盾3号ゲット))
さて、ふんどしの事は置いといて。
「ここから進むのはかなりキツイな」
ザザーランの古戦場はアンデットの大群がうろついていた、これを抜けるのは至難の業だぞ?
「だな、アンデットたちは生体反応だからかなり索敵範囲が広い」
「そうなんでござるよ、ここまで弟達と3人で来たのでござるが、無念にも拙者だけを残してやられてしまったのでござる」
なるほど、ここまで3人できたけどやられて、1人になったからここで誰か来るのを待っていたなこいつ。
さてとどうするか・・・ん?そういえばさっきから五月蝿い奴が見当たらないぞ?
「ブリーフ、さっきからボクサーの奴をみないんだがどこにいった?」
「あれ?そういえば居ないな」
「あっはは~ん、僕ならここさ~」
頭上からボクサーの声が聞こえる、ん?頭上?
上を見上げるとボクサーは崖をよじ登っていた!
んなっ、登れるのかここっ!というかどうしてよじ登るという思考に至った!
「ふぅ、はっは~ん、やっぱり高いところは気持ちいいね~」
なるほど、馬鹿と煙は何とやらか・・・
だが、これでここの攻略がわかった!
少しでもクスリとして貰えたらまるいものは喜びます>w<




