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R-6

シシールの森を走り出してすでに20分。

ボクサーはお馬鹿だがかなり運動神経がいい。


森を走り出して最初にであったのがコボルトLvは???だった。

敵とのLvが離れすぎると名前しかわからい、差は10より上からそうなる。

ボクサーはコボルトを見てもそのまま突っ込み左右のフェイントをいれて脇をすり抜けた!


ボクサーの運動神経も確かに凄いが、其れよりもコボルトの生き物臭さに驚いた!

ボクサーの左右に揺らすフェイントなんて普通のAIだったらそのまま左右に追いかけて捕まえてしまう。

しかし先ほどのコボルトはフェイントに引っ掛かった、これは大きい。

つまりこの先もフェイントやその他の詐術が有効というわけだ。


そのまま森を突っ走る!

途中で接敵したコボルトやリトルベアー等も木々が邪魔して此方に追いつかない。

どうやらシシールの森は楽勝だなっと思ったがそうは問屋も降ろさなかった。


カッ カカカッという音と共に矢が足元に突き刺さる!

やばい!飛び道具は横に避けても後ろから撃たれたらお終いだ!


俺、ブリーフは素早く木の陰に隠れる。

ボクサーは・・・


「はっはは~僕にはそんな物きかないさ~」


こっこいつ・・・飛来してくる矢を全部避けてやがる!


(どうする?ボクサーをみすてていくか?)


(いや、ここで肉の壁が減るのは痛いな・・・)


「ボクサー!一度下がれ!」


「OKだトランクス君」


そういうと華麗な身のこなしで此方に下がってくる。

なにげにハイスペックだ、さて、どうするかな。


「たぶん森に住むエルフの戦士だろうね」


「たしか近づく物はモンスター、プレイヤー関係なしだったか?」


「ふっふ~んふふんふ~ん」


なぜこいつは一々踊るんだ?・・・


「つまりコボルトやリトルベアーを引き連れて、エルフ達がそちらに気が向いてる間に進む?」


「出来るか?」


「あっは~んとぅったらったら~♪」


【ズンッ】「おぐぅふぅぅぅっ」 4ダメージ残りHP6


「すまん膝が滑った」


俺はボクサーの股間に膝が滑ってしまった、事故ならしょうがないな


「トランクス気持ちは判るけどあんまりしないほうがいいぜ?」


「何でだ?」


「逆に懐かれそうだから」


「・・・・・・・」


ちらり


「おふぅぅふふふ、おふぅぅふふふふふ」


ひぃぃぃぃ、恍惚な表情でわらってるううううううううううっ!!

ボクサーを仲間にしたのは痛恨のミスのような気がしてきた・・・



俺、ブリーフ、ボクサーは少量の敵を旨く誘導しエルフたちのエリアに入る。

すかさず矢が襲ってきたので横にずれて走り出す。

追いかけてきたモンスター達に狙いが逸れた!

今のうちだ、トライデント・サクリフィスの隊形を取り突っ込む!


ゲートが見えた!!

ボクサー、俺、ブリーフの順でゲートに突入!

そして其処に奴が居た・・・


こんどは・・・ふんどしかよ・・・

ふんどし一丁がいた。

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