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第9話 妹と真珠とお爺さん。

なんかおかしい文章になってますが気にせず読んでください!

小さな夢を見た。小さな公園に小さな少女。そして少女。少女の手には小さな真珠のネックレス。少年の手には小さな真珠のブレスレット。少女は言った。


「また会えるよね?」


少年は笑顔でこう答えた。


「うん!」


……………

…………

………

……



「優にぃ?優にぃってば!」


「あぁどうした奈々葉?」


「さっきからぼーっとしてばっかりじゃない!」


「ん〜なんか引っ掛かることがあってね〜」


「ひっかかること?」


「うん。フェイウォンさんがくれたネックレスの事だよ。」


「あのネックレスがどうしたの?」


「気絶してたときに見た夢と一緒のネックレスなんだ。」


「どんなはなし?」


俺は奈々葉にさっき夢で見た事を話してみた。



「ん〜そうなの。」


感心うすっ!やっぱ話さない方がよかったかも…


「それにしてもなんでフェイウォンさんはあのネックレスをくれたんだ?」


「優にぃが可愛かったから?」


「あのなぁ……」


「だってよくわからないもん!」


プィッとそっぽを向いて歩いていってしまった。とりあえず追い掛ける。


「なによ?」


「ふてる理由わからないぞ?」


「うるさーぃ!」


「うわ、ばかっ!鞄の角を鼻に当てっぶ!」


「あ。また鼻にいっちゃった。テヘッ!」


ぐわぁ〜鼻が……しかもテヘッて……かわいいじゃネーか!


「まぁいいや。とりあえず優にぃ今日はありがとね!」


「いいって。いろいろと買ってもらったから!」


でも一つ謎が出来たけどね。


フェイウォンさんがくれたネックレスと………あの人がヅラかどうか!

かなりキニナル!


「そういえば優にぃ?」


「ん?」


「晩御飯の材料買って帰らなきゃ。」


「お?今日は奈々葉が作るのか!」


「うん!」


うちの家族の中で料理を作れる人が奈々葉と親父だ。だが親父は派遣で今ロサンゼルスにいる。


「今日はカレーにしようかなぁ……」


「お!いいねー!」


「じゃあカレーにしようかな!」


「じゃあいつものスーパー行くか………」


「そ、そうね…」


二人が向かった先はタイムサービスの品がとにかく安いスーパー不知火だ。タイムサービスの時間には老若男女とわず品に向かって向かうほどだ。


「つ、ついたわね。」


「よっしゃー!戦争だぁ!」


俺はタイムサービスが以外と好きだ。争って争って取れたとき最高に気分が良くなるからだ!

その時アナウンスが掛かる。


《はぃカレーライス用豚バラ肉100g1円!100g1円だよ!3番肉売場!肉がほしいやつはかかってこいゃぁ!》


…何故にアナウンスが喧嘩売ってやがる。


「とりあえず行ってくる!にぐぅぁぁぃぅー!」


肉売場に来てみると、


……今日はひどいな。取らせまいとパックを弾き空に浮いたやつで気を引き新しいのを取りに行ってるやつ。爺さんを囮に使って取ってるやつ。爺さんに殴られてるやつ。とりあえずレベルタカイナ……


「だが!俺は引かない!にぐぅぁぁぁぃぅ!」


人込みのなかに地面からヘッドスライディングで滑り込むが…………


「これは椅子かのーらくちんじゃなフォッフォッフォッ。」


爺さんが頭の上に正座で座って離れなくなった。


「こんなんで肉が取れない!ふぬぅぉー!」


爺さんを頭に乗せたまま俺は肉取り合戦に交ざる。

くそっ!頭が重い。


「爺さん!」


「なんじゃ、若いの。」


「力を貸してくれ!」


「いいじゃろう。」


はやっ!まぁいい!


「任せたよ!」


その瞬間首に更に激痛が走る。よく見ると、


「がきどもが!うごくんじゃねー!」


ハハハ。みんな固まってますよ。その隙に肉ゲット!やっぱカレーには肉がないと始まらないからね!


………

……


「いい買い物した〜!」


「そうだねぇ〜これでカレーが作れるね〜♪」


「やっと家についた〜!」


「優にぃ!」


「ん?」


「今日はついてきてくれてありがとね!」


その時…………


「小さな真珠の………ネックレス?」


「え?どうしたの優にぃ?」


「さっき夢で小さな少女がしていたネックレスと一緒の奴を持ってた人がいたような……」


「きのせいだよ〜早く家に帰ろうよ!」


「ちょっと見てくる!」


「え?ちょ!」


俺はさっきみた少女を追い掛けたが、見失っていた。


「ま、帰るか。お腹空いたし。」


そのまま家に帰った。案の定奈々葉が怒っていた。


「タコ!」


タコって…………




ふぅ。とりあえずお腹も膨れたから風呂に入るか。



「いいねぇ〜この温度がいいんだよ。」


俺ん家の風呂は少し小さめだが最新の湯沸かし機に音楽が聞けるテレビも付いている。これはオフクロが付けた。ただ風呂のとき体操のお兄さんを見るためらしい。

俺は自分が持ってきたCDを聞きながら夢の事を考えていた。


「とりあえずなにかに巻き込まれていそうだな……ま、いっか。」


そのまま風呂から上がり自分の部屋に上がった。そして今日奈々葉に買ってもらった小物を飾ろうと思い出してみると………


「粉々………?」


原型がないくらい粉々になっていた。奈々葉の鞄に入れてたのがダメだったみたいだ。見つかったら殺される。


「優にぃ!」


「な、ななななな奈々葉!」


「小物飾らないの?」


「まだいいかなぁってね。ハハハ。」


ばれないでくれ。


「飾らないんだ〜じゃあみして?」


や、やばい。


「いや俺だけの楽しみに………」


「優にぃとりあえず原型がないよね?」


「奈々葉の鞄に入れてたのが悪かったみたいだね。」


「とりあえずお休み。」


ズドッ……


腹部に鋭い蹴りが入りました〜!………おやすみなさい……グスン。

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