第二話 ストーカーな隆
急いで俺と奈々葉は家を出たわけだが………
「いよぅ〜!優祐〜!」
きた。第二のくるくるパー野郎。
「なんだ。隆。」
「なんだ。とは連れないなぁ〜!淋しそうな優祐とせっかく俺が一緒に登校してやろうとしてるのにさ!」
「隆が淋しいからだろ!毎朝いっつも人ん家の前で『まだかな…グヘッ』とか言ってるくせに!だから近所の皆様が朝は遠回りして保育園に連れていってんだよ!この家を通らないようにってな。」
「そんなはずはない!俺は最近みるぞ!子供と一緒に歩いているおじさんを!」
「ほぅ。」
「黒いサングラスをかけて子供にキャンディーを上げて一緒にどこかにいく見るからに怪しい家族。」
「明らかに誘拐だろうがアァアアアアア!」
「でも奥さんラシキ人が来て、『早く乗って』って行って連れていったがな!」
「あぁ……アホダ…何でお前はそんなにアホナンダ。」
頭をかかえながら隆に俺は聞いた。隆は少し考え口を開く。
「生れつきかな!」
いっちゃったよこいつ。満面な笑みでいっちゃったよ。考えつけなかったからだな。満面の笑みなら許してくれるみたいな。うん。………死ね!
「!?ぐひゅ!…ぅ……」
おもいっきり腹に右ストレート。明らかに痛い。これはドクターストップだな!
「ねぇ優にぃ。早く行こうよ!」
「そうだな!この馬鹿は……ほって行こうか!」
「うん♪」
あ!一様説明しましようか!
さっき死んだやつは、田中 隆小さい頃からの幼なじみで同じ清流高校に通っている。もちろん同じ学年だ。去年までは一緒のクラスだったが、今年はクラスを離れた。俺は最高だったが隆は泣きながらしがみついて『何で俺はお前と離れなきゃいけないんだよぉ〜!あれか!このまま離す気ですか!先生よ!いや神よ!何なんですか!』とかいってた。俺にとっては知らないよ。って感じだった。それからストーカー見たいになったのです。こちらにすればいい迷惑ですね。全く……
「ねぇ。優にぃ!」
「どうした?」
「後ろから変なの走って来てない?」
俺は後ろを恐る恐る見てみる……
「優〜祐〜ぇ!」
「奈々葉。」
「何優にぃ。」
「逃げるか。」
俺達はやっぱり逃げることにした。
だってさすがに恐いよ。地面を這いながら普通の歩く程度より早い早さでおってくるんだもん。誰だって逃げるよ。
そのまま奈々葉と別れ教室に逃げ込んだ。
「ふぅ……疲れるわぁ。」
「毎日変態に追われて大変だねぇ!」
「あ。円香さん!ホントなんですよ〜。助けてくださいよ!」
「優〜祐〜!」
きたよ!ここまできちゃったよ!
「円香さん助けて!」
「わかったわよ♪そのかわり後から買い物着いて来てね♪」
「はぃ!買い物にでもなんでも行きますから!」
「了解〜♪」
この優しい人は、高円寺円香さん(こうえんじまどかさん)俺が高校生になってから初めて友達になった人だ。
身長は167センチぐらいでどっちかと言うと姉さんって感じな人だ。真っ直ぐ腰の辺りまでのびた黒の綺麗なストレートの髪で、半端なく力が強い。柔道をやっててクロオビだったりするしね。隆とも知り合いで、犬猿仲だ。「円香〜!また俺のスィートタイムを邪魔する気かぁァァァァァア!」
「知らないよ。優祐にストーカー見たいに張り付いてるのがホントにスィートタイム?笑わせる。」
「ば、馬鹿にするなぁ!」
「ふふっ。バカネェ〜隆は♪」
「円香……お前コロスケ!」
コロスケ?キテレツ大○科の?あいつ大丈夫か?
「俺は大丈夫だぁ!優祐!」
うわぁ〜うざい。親指立てながら笑うなよ〜。しかも俺が思ったこと読むなよ。
「円香さん〜♪」
「なぁ〜にぃ?」
「やって下さいな♪♪」
「了解〜♪」
了解と言った瞬間隆は吹き飛んで廊下にいた。
「蹴り一発ですか♪さすがです。」
「じゃあ帰り着いて来てね♪」
しまった。円香さんの買い物は、ヤバイぐらい長いし買う量が半端ではないのだ。
「また今度に……
「じゃあ放課後ね♪」「ま、円香さん!また今度に………
「じゃあ放課後ね♪♪」
振り切れない…
「またゆっくり買い物はしましょうよ!」
「放課後ね♪♪」
「はい……。」
あぁ。満面の笑みで頼まれちゃ勝てない……
「来なかったら殺しちゃうぞ♪♪」
「さりげなく危ないこといわないで下さい…」
結局放課後買い物に付き合わされることになりました。




