第10話 未知との遭遇
テストやらなんやらでかけませんでした。またこれから頑張るので高校生日記?をお願いします
「なんでこんなことになってんだよ。」
それはあなたがある意味幸運だからだよ。
早朝。
朝早く俺は目が覚めたため外に行くことにした。今朝は7月というのに肌寒い。とりあえずポケットから愛用のセブンスターを出し口に一本くわえ慣れたように火を付けた。
「ふぅ〜朝の一服はうまいな…………ん?」
ふと公園を見てみると小さな女の子がいた。優祐はさすがに朝の5時からラジオ体操待ちや遊ぶ子はいないと思い声をかけてみることにした。
「ねぇねぇ。朝早くから一人で何してるの?君一人なの?」
少女は俺を気にせずに黙々と砂場で遊んでいた。
(変な子だなぁ……しかもシカトだし)
とりあえず散歩を続けようと思いあるこうとすると、
「ある人を待ってるの。」
その言い方は、物凄い静かだった。
「誰を待ってるの?おとぅさん?おかぁさん?おじいちゃん?おばぁたん?」
「…………」
し、しまった!ちょっと受けを狙おうとしたら物凄いシラけた目で見られた。こりゃあおばあさんもビックリして入れ歯を抜かすね!
「私が待っているのは、終わりの始まり。」
「………?」
優祐はこの少女が何を言っているかわからなかった。なんかのゲームかなんかかな?
「まさかゲームの何かかとおもってないよね?」
ばれた!ってかばれてる……エグエグ泣いちゃいそう………ェグェグ。
「私は、世界から世界を救うためにやって来た。終わりの始まりと言うのは、文字通りだが、ここにいれば会えると思って遊んでいる。」
優祐は、一息煙を吸い込み、ふーとはいてこう言った。
「よーくわからないよ?話の内容も読めないし。世界から世界を救う?どーゆうこと?」
「今世界は、世界に飲まれようとしている。そこで世界が世界に飲まれない為に私たちがいる。」
「まったくわからんな。第一お前はなんでこんなことするんだ?」
「人類が世界に飲み込まれないように。」
「とりあえずそん小さな体でなんで世界を守れるのか?」
「動きやすいようにしてるだけよ。元に戻ってあげる。」
すると、小さかった体が見る見るうちに俺らと同じぐらいの年齢になった。体型はモデル体型で、髪はどこまでも漆黒で、肩の下まで伸びている。慎重は優祐と一緒かちょっと低めだ。
「これで理解したか?」
「あ、あぁ…」
くわえていた煙草を消し、携帯用の灰皿にいれた。
「んで、終わりの始まりって?」
「あぁ。君は一日の終わりっていつだと思う?」
「夜の12時じゃないの?」
「違うな。確かに日にちが変わるのは深夜12時だ。だが、それが終わりの始まりになるのか?」
「………」
「つまり、終わりの始まりってのは、一日で何かが変わって何かが終わるときってことだ。」
「太陽が沈んで月が出るときわ?」
「そうだ。」
「じゃあ朝方もじゃないか?」
「そうだ。」
「つまり、終わりの始まりはそーゆうことになるのか。」
「そーだね。だから私は毎日ここで見張っている。終わりの始まりが現れるまで。」
「大変だな。まぁ頑張りな。」
「君。レディーを一人で遊ばしていいのか?」
「あんた……つまり寂しいわけ?」
「そ、そんなわけない。私は君にも見てほしいだけだ。この世界を。」
「なんで俺なんか?」
「君はなんか懐かしいんだよ。」
「なんだそ……」
「!!!危ない!」
そういって少女は優祐を吹き飛ばした。優祐はわけもわからなかったが理解には時間がかからなかった。
「まさか……終わりの始まり……か!」
「そーみたいだね。」
「ねぇあんた。これって人じゃないか?」
「そうよ。人は何か自分通りに行かなかったらなにかを怨む。その怨みが溜まりにたまって爆発したら、それが世界を飲み込もうとする。それがこいつさ。」
なるほど。……ってどーやってこいつ倒すの?
「心配はいらない。私に任せろ。」
「わかった!とりあえず頑張って!」
だが逃げようとする優祐に終わりの始まりは容赦なく攻撃を仕掛けてくる。
「う、うわぁぁぁ……」
「…………夫ですか?」
え?
「………丈夫ですか?」
「大丈夫ですか?」
目が覚めるとさっきの場所に寝ていた。確か俺は終わりの始まりに殺されかけて………
「ねぇきみ!終わりの始まりは??どこにいったのさ??」
「なんですかそれ?……?」
あ、あれ……さっきまでのは夢だったか……
「じゃあ私は学校に行かなくてはならないので。」
「な、名前だけでも教えて!」
少女は後ろを向き小声で
「すぐ知ることになるのに…………」
「ん?なんかいった?」
「何も言ってないよ。私は竹内千里。じゃあ私は先に行くね!学校頑張れ!」
そおいって千里は走っていった。ってまさか恋の予感か???
「ないよ。優にぃ。」
「な、奈々葉朝早いな!」
「あのもう8時だよ?」
「え………とりあえず……やべぇ!」
俺何時間眠ってたんだよ……俺はマッハで家に帰った。