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最強S級冒険者帝国に復讐する  作者: 古詠


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7/10

七話 出会い

ところでロバーツ。S級ってのは、世界に何人いるんだ?」

これは本当に気になる。自分がどれほどの位置にいるのか、未だに客観的な物差しを持っていないからだ。

「……はぁ、お前は本当に何も知らんのだな」ロバーツが深いため息をつき、呆れた顔で俺を見た。「帝国でS級と名乗っても、驚く奴なんて一人もいなかったからな」

その言葉を聞いた瞬間、ロバーツが目を見開いた。「お前、本気か?S級といえば、世界的に見てもたった『13人』しか存在しない、生ける伝説だぞ」

13人。想像していたよりもずっと少ない。だが、さらに気になることがあった。

「そこから、パーティーを組まずにソロで活動しているS級を抜いたらどうなる?」

「ソロのS級だと?……そんな化け物は、現状で二人しかいない。マグナ聖国のフォルグ・リバルト。そして、帝国の……『龍殺し』だ」

龍殺し。それは、俺が帝国で唯一与えられていた呼び名だ。だが――。

「その『龍殺し』の名前は、なんだ?」

俺は努めて平然と、しかし内心の冷え切った殺意を隠しながら問いかけた。

「わからんのだそれが、帝国は色々と情報を隠しているからな」

なるほどな、

「なぁ、ロバーツくん、君の目の前にいるのは誰だっけ?」

不思議そうな顔をして

「帝国から逃げ出したS級だろ?まて、掃除屋を退けた?ってことはお前」

やっとわかったのか、こいつ意外と抜けてるな

「あぁ、龍殺しは俺だ」

ロバーツが、めんどくさそうな顔をした

「本当なのか、それは」

俺は満遍の笑みで

「君の想像次第かな」

ロバーツが、手で顔を覆い上を向く、その後決意がこもった顔になり

「わかった。だが最後に聞かせてくれ、何が目的で帝国から逃げた」

思い出したくないことを思い出した、くそが

「いや、いいたくないならそれでいいんだ」

ロバーツが冷や汗を垂らしている、少し殺気が漏れてしまったか、

「すまん言えない、だが安心しろ今のところこの国をどうするかとかはない」


安心した顔をするロバーツ

「ところで話が変わるが、俺のランクはどうなるんだ?」

考え込むロバーツ

「本来ならば、c級からだが、特別にそのままにしよう」

まじか。それは大きいな

「ありがたい」

ロバーツは疲れたような顔をして

「今のうちに媚を売っといた方が安全だと判断しただけだ」

俺は自分でもわかるくらい胡散臭く笑い返した

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「こちら新しい冒険者証です」

受付嬢が笑顔で渡してくる

「あぁ、ありがとう」

冒険者証を受け取った後受付嬢が喋り出す

「では、説明します、今回はS級からの始まりなのでもちろんS級の依頼を受注できます」

まぁ、帝国と同じだな

「さらにS級の方は宿代が半額や、冒険者協会の食堂も半額になります」

な、なんだと

「まじかよ」

帝国ではそんな高待遇ではなかったのに

「説明は以上になります、質問などございましたらお声がけください」

「ありがとう助かった」

さて行くか

大きな木製の扉を開ける

とりあえず、宿屋を探すか、

そう考えて歩き出す

なるほど、雑貨屋などはこの辺りか、で、こっちは…

スラム街か、まぁ立ち寄ることはないだろうな

しばらく歩いたのち、小さな宿屋を見つけた、位置関係的にも、ここが楽だろうな、小さなドアを開ける

「いらっしゃい、初めて見る顔だね、止まっていくかい?」

ドアを開けてすぐのカウンターに老婆が顔を出した

どのくらい泊まるか悩みどころだな、最低でも一年はここにいる予定だからな

「一年くらい泊まりたい、いくらだ?」

「金貨一枚だね」

俺は冒険者証を、目の前の老人に見せる

「ふーんなるほどね、なら銀貨五枚だね」

少し申し訳ないな

「すまんな」

老人は大きくわらい

「問題ないよ」

そして後ろにあり棚から金属製の鍵を出す

「部屋は階段を上がって右に曲がって一番奥の部屋だよ」

「ありがとう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

周りが完全に明るくなった頃に重い瞼を開けた

「起きるか」

俺は服を着てへやドアを開け、老婆に軽い会釈をして外に出た

装備などの点検が必要だな 、刀の点検など龍を相手にしてからしていなかったからな

「鍛冶屋に行くか」

そう言ってしばらく歩くと、スラムの方から嫌な音がした。

人を殴る音だな、しかも子供、こういうのは関わらないのが一番なんだがな、

「おい、お前らうるさいぞ」

ボロボロの服を着た男が睨んできた

「テメェには関係ないだろ、俺らはストレスが溜まってんだガキくらい殴ってもいいだろ」

頭がおかしいのか、こういう奴は見ているだけでウザい

「やめておけ、それ以上やったら俺が何をするかわからん」

男は、気持ちの悪い笑い方をして

「やってみろよ」

そう言われた瞬間、俺はそいつの顔面をぶん殴った 、男の顔面から嫌な音が鳴る

「なんだよ一発で伸びてるじゃねぇか弱いな、おいガキ大丈夫か?」

そう言いながら子供の方を見ると、ドキッとした、

そんな、いや違う別人だ、髪の色も違う、瞳の色も、ただ歳が近いだけ、それだけでも心臓が痛い

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