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03.初めての城下町②

セレスティアの紋章を掲げた馬が、短い旅の終わりを知らせて小さくいななく。

馬車を先に降りたグレンヴェインは恭しく頭を下げ、左手を胸に添える。

右手を胸元に捧げステラの手を取ると、彼女を慎重に馬車から降ろした。

その彼の仕草はあまりに教科書通りで、


(もしかして、勉強してきてくれたのでしょうか……。)


彼の生真面目さと不器用な献身は、くすぐったくもあり、心の中に笑みがこぼれる。

だがわグレンヴェインはステラの視線に気づくこともなく、鋭い視線で辺りを警戒していた。


「大丈夫ですよ、ここはセレスティアの城下町。こうして私が出歩ける位には治安がよいのですから。」

「はい。ただ、姫をお守りすることが私の仕事。万が一のこともないよう、念には念を入れる必要がございます。」


その返事に苦笑いしながら、


「グレンヴェイン、こちらが城下町です。

こちらはセレスティアの始祖、女神セレスの噴水です。観光名所ですよ!」


水飛沫をあげる大噴水を背に、ステラは両手を広げる。

その城下町はよく整備されていた。

大噴水の先には放射状に五本の道が伸びて、住宅や商店がひしめき合う。

特に大きな中央通りは、たくさんのターフが並ぶ市場。様々な声や物が飛び交っている。

奥の小高い丘には、のどかな展望広場。

木々の緑、屋根瓦の赤、壁の白、そして澄み渡る空の青。

色とりどりの輝きを放つその城下町は、のびのびと鮮やかな活気を放っている。


「大きな街でしょう。驚きました?

この土地に城下町が出来たのは、この一体が常に春の気候だから、と言われています。」

「確かに、北の城塞の寒さとは大違いです。

しかし、これだけ多くの人がいきかう国を守ることが私の役目。身が引き締まる思いです。」


王国自慢の城下町も、彼にとってはあくまで仕事の対象。

ステラは、その返答を彼らしく思い、それに気ずかぬグレンヴェインは、辺りを見回すと、


「市場への視察でしたね。さぁ。こちらへ。」


地図を見ることも無く、ステラの手を取り道を進む。


「もしかして、城下町の配置を覚えてきたのですか。」

「もちろんです。姫を護衛する役目がありますから。通りの広さ、主要な拠点、緊急時の避難路まで、すべて頭に入れております。」

「す、すごいです……、まだ着任したばかりなのに。」


無垢なステラの尊敬に、彼は視線を逸らしながらも、ほんの微かな喜びを口元に滲ませる。

その反応に、ステラの心には、彼と僅かに心通じる淡い喜びが込み上げた。


次第に人が増えていき、二人は荷馬車や行商が行き交う露店の市場をすり抜けながら進む。

通りには、様々な露店が並び、野菜や香辛料、肉や乾物が所狭しと積まれている。

威勢のいい店主達や買い物客の賑わいに、ステラは自然と胸が高揚した。


「この市場は、主に食品を取り扱ってます。

数年前に私と大臣の計画で拡張工事をしてから、『城下町の市場で買えないものはない』と言われるほど便利になりました。

あと、作物が不作の時には、作物ごとに短期減税もしています。今年は、春の作物を減税しましたね。ほら。」


割安なキャベツやイチゴの値札を指さしてステラが説明すると、グレンヴェインは深く頷く。


「短期減税の減収分はどのように対応を?」

「豊作だった作物の税率を上げて、年間の税収に影響がないように調整してます。去年は麦が豊作だったから、ちょっと多めに税金をいただきました。」

「なるほど、ご指導ありがとうございます、姫。とても興味深いお話です。」


姫はにまにまと笑って彼を覗き込むと


「グレンヴェインは勉強熱心ですねぇ。

財務大臣が、こんなに分厚い、全品目の税率一覧を作ってるの。今度、一緒に見せてもらいに行きましょう。」


そう笑って手を広げるステラに、彼の険しい眉が緩んでいく。

ゆっくりと歩きながら二人で様々な品物を見ていると、ふいに山盛りの果物の奥から、人の良さそうな老人が、ステラに手を振った。


「おやおや、姫様!大変ご無沙汰しております。お陰様で市場は大盛況ですよ。」

「お久しぶりです、ご主人。今日もすごい量の果物ですね。」

「そうでしょう、あ、良かったらこれを持っていってください。今年のベリーは粒も大きく抜群に甘い。ここ数年で一番の出来ですよ!」


シワシワの手から、はちきれんばかりに輝く山盛りのラズベリーの包みが差し出され、ステラは思わず身を乗り出す。


「わぁ、宝石みたいです……!おいしそう。城の者といただき──あら??」


目を輝かせラズベリーに伸ばしたステラの手は、唐突に空を掴む。


「姫に直接お渡し頂くことはお控えください。姫の安全のため、こちらは 私がお預かりいたします。」


グレンヴェインが上から手を伸ばし包みを取り上げる。厳しい視線を主人に注がれた。


「お……おや。新しい姫の護衛の方ですかな。これは失礼いたしました……。」


気圧されて寂しそうに手を引き下げる彼に、ステラは申し訳なさに眉を下げる。


「あの、彼はまだ着任したばかりで……ごめんなさい。でも今日は素敵な果物をありがとう。」


ステラは必死に主人に感謝を告げるが、彼の視線は相変わらず厳しい様子のグレンヴェインに注がれ、さらに身を小さくする。

好意を無下にしたいたたまれなさに、ステラは次第に言葉少なになり、最後にもう一度謝って、主人に別れを告げた。


(悪気がないのは分かるのだけど……。)


グレンヴェインを後ろに従えて、ステラはそのままとぼとぼと歩く。

市場をぬけると、どっと疲れて、展望広場のベンチに吸い込まれるように腰掛けた。

ステラは彼の手にあるベリーの包みを、悲しそうに見つめる。

一方、グレンヴェインは、今更になって自分の行いが誤っていたと気づいたのか、ステラの前に所在なさげに立ち尽くした。


「申し訳ございません。ただ、この果物には毒が入ってるかもしれませんし、姫が街の人間から迂闊に貰い受けるのは……。」


ステラは唇を尖らせる。その声は分かりやすく拗ねていた。


「なんてこと言うんですか。あなたの心配はわかるけど、そんなことありません。」

「しかし、私は姫の安全を預かる立場です。何かあってからでは遅い。この包みは私が責任をもって処分します。」

「えっ、ご主人のご好意になんてことを。」


彼の言葉に驚き抗議の視線を向けるが、彼は全く動じる様子がない。


(グレンヴェインは厳しすぎます。それよりも、このままではラズベリーが捨てられてしまいます……。あれは絶対食べたいです……。)


見かけによらず食い意地のはったステラは真剣に考えこむと、おもむろに、はっとした顔で立ち上がった。


「あっ!目眩が……。」


それはあまりにわざとらしい。

しかし、ステラは、自分がどんな状況で倒れても彼が確実に支えるだろう習性を見抜いていた。

案の定、グレンヴェインは瞬時に手を伸ばし、ステラはまんまと彼の腕に収まる。


「姫、大丈夫ですか?少し歩きすぎたのでは……。」

「……そうです、でも今すぐ栄養のあるものを食べたら元気になる気がします……!今すぐ。」


そーっと、彼が抱えたベリーの包みに手を伸ばす。

グレンヴェインは眉に深い皺を寄せて深いため息をついた。呆れて言葉が出ないと言いたげに。


「姫……。」

「今すぐ食べたいです、元気になる気がするので。」


ステラが、往生際悪く包みを奪おうとすれば、グレンヴェインはさっと手をあげて包みを彼女から遠ざけた。

すると今度は、グレンヴェインの胸の中でステラが暴れだす。

彼に体を預けたまま暴れるステラを、グレンヴェインは落とさないよう抱きかかえて支えるしかない。

その姿はまるで巨大魚を釣り上げた釣り人のようだ。


「ひ、姫!危ないです。暴れないでください。」

「では、包みをください。」

「いけません、これは私がお預かりします。」

「ではもっと暴れますよ!」


そんな押し問答の果て、グレンヴェインはとうとう根負けして、仕方なく包みを差し出した。

二人の様子を、広場に行き交う人が横目で見ていることを彼らは気づいていない。

ステラはにこにことベンチに腰かけ、戦利品を膝の上に置いて、その包みを開いた。

試しに一粒口に含めば、ジュースのような果汁が口いっぱいに広がり、目を輝かせるステラ。


「グレンヴェイン、これ、すごい美味しいですよ!」

「そんなにお口にたくさん入れて……。こんな道の往来でおやめ下さい……。」

「いやです。お城に戻ったら捨てられてしまうので。」

「……だからといって、そんな手づかみで。」


グレンヴェインは、あまりに情けなく、ステラから視線をそらす。


(もぐもぐ……。美味しいです、とまりません。このままでは城の皆に分けられなくなってしまう……でも、もうちょっと食べます……パク……もぐ……)


プチッと弾ける舌触り、瑞々しい甘酸っぱさと鼻に抜ける爽やかな香りにステラは夢中になる。

グレンヴェインがステラをじっと凝視すれば、

二人の間には妙な沈黙。


「……北の城塞では、冬ごもりする前に、胡桃を頬張って走り回るリスを見かけます。時々、口から胡桃を零したり。」

「えっ?何がおっしゃいましたか?」


いいえ、と白々しく答えて、彼女の口の端に着いた果汁を仕方なくハンカチで拭き取る。


「ありがとう。私だって、誰でも信用して良い訳では無いこともわかってます……。でも、ご覧の通り毒は入ってませんから。」


喋りながらも彼に口元を拭かれ、「あなたも」と、ステラが彼の唇にベリーを一粒差し出せば、彼は目を閉じて、観念したように唇をわずかに開く。

そして、それを噛み締めた彼の瞳が、かすかに見開かれた。


「ね、美味しいでしょう?私も今まで食べた中で一番美味しいベリーだと思いました。取っておきのものをくれたのでしょうね。」

「──そう、ですね。」


グレンヴェインは視線を落とした。

自分の使命と甘酸っぱいベリーの間で揺れて、素直に返事ができない。


「……あの果物屋のご主人は、ずっと市場でお店を開いてて、子供の頃から可愛がってくれるのです。

子供の頃は、色んなリンゴ細工を作る所を見せてくれたわ。特にお花のリンゴ細工がとても可愛らしくて、城の料理人にも同じものを作って欲しいとねだって困らせたものです。」

「……私も今、駄々をこねられて困った、その料理人の気持ちが分かります。」

「そ、そういう話ではなくて。」


ステラはばつが悪そうに視線を逸らして、残ったベリーを包み直し、大切そうに撫でた。

ステラは優しい瞳で彼を見つめる。


「グレンヴェイン。私と周りの人の間には、長い間をかけて薄い紙を何枚も積み上げるように作られた信頼があります。私もあなたと……いつか、そういう関係を築けたら嬉しいです。」


ステラの素直な告白に、彼は微かに息を吐いて目を細めた。


「……温かな、眩しい世界で生きてきたのですね、あなたは。

契約や打算、正誤の線引きの中で生きざるを得ない人間のことなど、お分かりでないでしょう。」


彼は、存外に冷たく言い放つ。

彼女の思想とかけ離れた彼の生い立ちが、思わずそうさせた。

一息吸えば、主に告げてはいけない言葉を吐き出した自分を恥じて、苦々しく視線をそらした。


「姫にとっての“信頼”は、ただ仕えるだけでは足りぬものなのでしょうか。なにより、私はあなたの臣下です。信頼など恐れ多い。」


その問いに、ステラは考え込む。


(グレンヴェインの言うことはその通りです。

自分の当たり前を、見知らぬ人に伝えることが、こんなにも難しいなんて……。)


ステラは自分の中の言葉を探る。

生まれた時から全ての人が自分を知っている環境で育った彼女にとって、それはもどかしくも新鮮な体験だった。


「そうですね。でしたら……グレンヴェインの色々なこと、教えてください。好きなこと、嫌いなこと、大切なこと。

それに今日、嬉しかったこと。あなたしか知らない世界ことも。

それが私たちの最初の"信頼"になりませんか。」


ステラは目を伏せると、ゆっくり立ち上がる。

広場の手すりから、眼下の城下町を静かに眺めた。


「任命式の時に気づいたかも知れませんが、今の大臣たちが全員高齢なのは、先代の父の臣下だからなのです。

先代王は、母と共に船旅の遭難事故で亡くなりました。

突然のことで、私と共に歩む臣下を集める余裕もなく今の体制になりましたが、これも長くは続けられません。

正直、将来、ひとりでこの国を支えていくことを考えると、押しつぶされそうになります……。

──だから、私に、力を貸してくれませんか。この国を守るために。」


城下町を背に、彼を振り向いたステラ。

それは、救いの求めのようでもあり、覚悟の確認のようでもあった。

グレンヴェインは、その眼差しを無視することが出来ない。

ただ、食べるために、機械のように生きてきた彼は、初めて自分の意思を突きつけられた気がした。

一方、ステラは何も答えないグレンヴェインに不安になり、


「ごめんなさい、焦ってますね。私。答えは急ぎません。ゆっくりお互いを知っていけたら、嬉しいです……。」


控えめに、視線を落として付け加える。

グレンヴェインは、あえてその儚げなステラの瞳をのぞき込んだ。


(何ができるのだろうか。この光を支えるために。)


彼は自分に問うた。


(これは命令ではない、自らの選択だ。

そうであるなら、知りたい。

このステラ=フィリアという、知らない世界を。)


彼女と過した、この一日が、不思議とそう思わせた。

自然と右脚が前に出た。

そのまま静かに跪いて、深く頭を垂れる自分に、グレンヴェイン自身驚いた。


「この命、あなたに捧げましょう。

貴女の剣となり盾となり、この国の未来、そして信頼。……あなたの大切なものを、共に紡いでいけるように。」


彼の真摯な眼差しが、揺れるステラの紫水晶の瞳を捉える。

静かな、迷いの中で手繰り寄せた彼の誓い。

ステラは、それを感じて、嬉しかった。

歩み寄りたい、そう自然と思えて


「……ありがとう、グレン。」


ステラは口にしていた。

感謝の思いを乗せて、囁くようにそう呼べば、彼の瞳がわずかに細められる。


「突然、そう呼ぶのは……少し、反則では?」


そう言って、小さく口の端で笑うグレンヴェイン。その胸に湧いた擽られるような感情の名前を彼はまだ知らない。

しかし彼のその笑みに、ステラの頬はふわりと熱くなった。




二人が話し込んでいる間に日は傾いて、広場の人通りはまばらになっていた。

眩しい夕日がセレスティアの城下町を染め上げ、その光の中を歩いて馬車へ向かう。


「今日は、視察におよびいただきありがとうございました。有意義な時間をいただきました。」

「ふふふ、こちらこそ。」

「 ……姫にお話していなかったのですが、私は以前、姫にお会いしたことがあるのです。」


そう言って、 グレンヴェインは、王城で開かれる新年会の話をしだした。

セレスティアの上級将校は、毎年、年があげると王城に招待され、姫に謁見する場が設けられている。

と言っても、当時のグレンヴェインは最果ての北の城塞の司令官。

直接挨拶をする立場でもなく、謁見の間に詰め込まれた数百人の将校の最後列に立ち、はるか前方の姫に頭を垂れ、訓示や労いを聞くだけある。


「姫と私の距離はあまりにも離れていましたが、それでも初めて姫を目にした時には、圧倒されました。遠目に見てもわかるほどの光り輝く美しさ、凛とした佇まい、若くしても国家を背負う者としての風格。女神かと思いました。」


そこまで言いかけて、グレンヴェインは隣を歩く女神を見つめる。

さっきまでとは違う、グレンヴェインの少しだけ柔らかな目元に、ステラも心がほどけた。


「しかし、まさかその姫が、子供のように唇を尖らせたり、私を騙してベリーを口いっぱいに頬張る姿を見るなんて思いもしなかった。

私は姫に、幻想を抱きすぎていました──もちろん、悪い意味では無いです。

その事に気づかせてくれたことに感謝しております。」

「私のこと、そんなふうに思っていたのですか?

初日に、あなたの大事な式典用軍服をボコボコにしたり、式典中に転んだ私に?」


ステラが可笑しそうに笑うと、グレンヴェインは驚いたように目を見開く。


「貴女はセレスティアの希望。貴女に忠誠を誓う者にとって、あれくらいで疑うことなどありません。」

「ふふふ。早く夢から醒めていただけて良かったです。

……私だって、まだうまくできないことや、言葉にできないことばかり。

だから、進んだり戻ったり、時にはずっと同じところにいることが良い時もあるでしょう。

そうして二人で、時間をかけていけばいいと思うのです。」


ステラは後ろで手を組んで、ドレスを翻し、くるりと回った。

グレンヴェインを見つめる優しさを湛えた瞳に、彼は静かに頷く。


「さぁ、馬車が見えましたね。どうぞ私の腕をお取りください。天井にお気をつけて。」


街に来た時よりも自然な所作で、ステラを馬車に乗せる彼を、ステラは嬉しく思った。

しばらくして、馬車は城に向けて走り出し、眩しい西日が馬車の窓に注ぎ込む。


「グレン、眩しかったら窓のカーテンを閉めても良いですよ。」

「お心遣いありがとうございます、姫。」


ステラの気遣いに応じると、グレンヴェインはその答えに少し迷ってから、正直な心の内を伝えた。


「……しかし今は、この美しい光をもう少し、この目に焼き付けたいのです。」


グレンヴェインは、いつまでも目を細め、西日を見続けた。

馬車の中には、ふたりだけの静けさと、確かに通う信頼の気配が、穏やかに満ちていた。



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