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第8話

 あれ?スケルトンナイトとスケルトンメイジのいた所に紫色の宝石がある。さっきまでなかったのに...。


 あっ!あれだ!冒険者ギルドで確かある程度強い魔物から落ちる魔石っていってたような。確か魔道具とかに使うんだっけ。


 とりあえず、拾って鞄に入れておこうかな。

 あ、そうだ!ドレインタッチ使ったら魔力を吸い取れるんじゃないのかな。ドレインタッチっと。わぁ、やっぱり吸い取れるっぽいね。ものは試しとはよく言ったものだよ。


 どうせ私もモンスターだしね。魔石を取り込んで何か悪いことが起きるなんてことはないでしょう。この先のスケルトン退治にさらにやる気が出てきたー!


 よし、そろそろ4階層に向かってスケルトンメイジを攻略しよう!



 4階層に戻るとスケルトンナイトがスケルトンメイジを守るようにして立っていた。


 さて、やってきたはいいけどどうやったら安定して倒せるかな。どうせダンジョン進むにつれてスケルトンメイジがたくさん出てくるようになるだろうし、しっかりとした攻略法を編み出したい。


 あ!私は攻略法になりそうな倒し方を思いついて試してみることにした。


 そもそもサイコキネシスの原理ってなんだろうなぁ。って考えてたんだよね。そこで私が建てた仮説は二つ。


 一つ目はサイコキネシスで対象としたものの物理法則を無効にすること。

 二つ目は対象物の反作用を操る能力ってこと。


 知らない人のために解説をすると、簡単にいっちゃえば反作用ってのは『かかっている力に対しての逆の力』ってこと。


 多分、重さによっては動かせないものがあるってことは、正しい仮説は2個目なんだと思うんだよね。要は重くなるだけ反作用の力も強めないと行けないってことだからね


 ってことは見えないけど空気にもサイコキネシスをかけることができたらすんごい圧力をかけれると思うのだよ。


 つまり、私が浮かせている剣の後ろにサイコキネシスで圧縮した空気の球を作り。次に、狙いをスケルトンメイジに定める。


 そして、圧縮した空気を一気に解放してあげればっ!!!


 私が浮かせていた剣はプロ野球選手並みの速度で飛んでいく。


 そしてここでもう一工夫をする。飛んでいく剣の通る道上に先ほどのように空気の圧縮空気弾を設置して剣を更に加速させていく。


 途轍もない速度になった剣は、スケルトンに飛来した瞬間に.....爆音を立ててスケルトンメイジの頭蓋骨を粉砕した。


 え?!待って!化け物じみた威力が出ちゃったんだけど?!頭蓋骨粉砕したけど!?怖っ!


『スキル「狙撃」を取得しました』

でしょうね!それくらいの威力あったもん。


 私は取り乱しつつも、颯爽と頭蓋骨まで移動してドレインタッチを発動してスケルトンメイジと、ついでに近くにいたスケルトンナイトにとどめを刺した。


 っていうか、今更だけどスケルトンの頭蓋骨粉砕したのに刃こぼれも起きてないこの剣すごいね。


 この方法なら遠距離からでも敵に打撃を与えれるからスケルトンメイジに認識される前に倒し切れるね!


 私は、またドロップした魔石を吸収して、次の剣の餌食を探してダンジョンを進むことにした。


 多分、人間の顔があれば私は非常に悪い顔でにっこりしていたことだろう。


作者「おかえり、どこ行ってたの?」

ミケ「え、コミケだけど」

作者「ずるいよ!なんで私を誘ってくれなかったの!」

ミケ「だって作者、この執筆(かんきん)部屋から出れないじゃん」

作者「……出してぇぇ!!!!私もコミケ行きたい!」

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