それから(番外編) その1
下半身の濡れた感覚で眼が覚めた。
・・・・・・やってしまった!
僕は健太、小学6年生。僕には最近悩みがある。おねしょだ。病院の先生は精神的なストレスのせいだと言う。薬も飲んでいるけど、ひどくなっている。今、やってしまったようにちょっとした居眠りでも、おねしょするようになってしまった。
「そろそろ終わった?・・・・・・やっちゃたか〜」
先生が部屋のドアを開いてそう言った。床はビチョビチョだし、バレバレだ。
「シャワーを浴びておいで、出て右側のドアね。服は洗っちゃうから、脱衣場の洗濯機に入れておいてね」
言われた通りにシャワーを浴びる。実は今日は先生の部屋で勉強している。夏休みに新型コロナのせいでどこにも行く予定もなかったので、1泊2日で先生の部屋にお邪魔することになったのだ。
シャワーが終わって、バスタオルで身体を拭く。着替えを用意するのを忘れていた。着替えの入ったバッグは机の横だ。しょうがなく、バスタオルを腰に巻いて部屋に入った。
「健太君、実はバッグまで汚れてしまってるの」
先生は困った表情で言った。そうだった、課題を出した時に机の横に置いたままだ。僕のおねしょは着替えのバッグまで濡らしてしまっている。
「とりあえず、これをはいて」
そう言って先生が取り出したのはオムツだ。僕のおねしょ用にバッグに入っていたものだ。ビニールに入っていたので、無事だったらしい。
自分がやらかした事なのでしょうがなくオムツをはいた。さらにそのままでは風邪をひいてしまうといわれて、先生のワンピースを着せられた。
「写真撮っていい?」
「ダメ!」
ニッコリ笑って言った先生に僕はすぐに拒否した。
カシャ!
「撮っちゃった、お母さんに送っておこうね!」
「やめて!」
半泣きで僕はお願いする。
「じゃあ、今日は先生の言う事をちゃんと聞く事。私の命令通りにすること、いい?」
「・・・・・・わかりました」
「そのかわり、今日一日終わったら健太君のおねしょは私が治してあげる」
「できるの?」
「絶対に言う通りにできたらね」
治るなら何でも出来る気がする。
僕は笑顔で「はい!」と答えた。