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【小説版想創P】Cafe is dangerous.  作者: ゆりpier
TOURISM AND REST
9/11

青天の霹靂

遅れた。うん。

全力で平謝りさせて頂きm...やめて!殴らないで!銃を撃たないで!いttttttttt...

土下座しますm(_ _)m

_嗚呼、そよ風が気持ちいい。

そんな場所の、大きな邸。

その中の、スイートルームに価する部屋。

此処に、この島に似つかわしく無い武装をした者が居た。


ゆり「るんるるーん♪サバゲー!サバゲー!らんらんらん♪」


カチャカチャと、音を立てて、スナイパーライフルを手入れしている。

そんな時、バタンッッ!

ドアが勢いよく開け放たれた。

そこには、人それぞれ個性のある迷彩服を着ている、はたから見たら変人がいた。

皆、それぞれ、自分の武器を所持していた。


IA「準備は出来たか!?戦場へ向かうぞ!!」

ゆり「へいへい。出来てまふよっと。じゃあ行くぞー。」

こうせい「いえーい!待ってましたあ!」

えいく「...変態IAを今日こそ倒す。」

M22「んーっとね。皆頑張ろうね〜。」


やはり、M22の先輩オーラは、凄い。

しかし、この五人。

サバゲーのルールをそもそも知っているのか知らないのか分からないが、明らかに人数が少なすぎる。

どうやら、本人達は、実戦の練習程度にしか思ってないらしい。

さて、藤岡から許可を貰い、森林地でサバゲーをやる事になった五人。

ビーチを通って、そこへ向かう時だった。


兄貴「...」


ビーチにパラソルを立て、全裸で寝ている者が居た気がするが、きっと気のせいである。

軽く歩いて、森林へと着いた。

IAとえいくに至っては、殺気が凄い。

そして、ゆりは、こう切り出す。


ゆり「えむっちとえいくんもーらい!」

IA「ふふ...こっち側がこうせいと俺で二人...いいハンデじゃないか。」

えいく「それはどうかな?ククク...。」

M22「喧嘩はダメだよ〜。」


こんなやり取りが終わり、早速始まる。

明らかに別物のサバゲーを、皆は、真面目に陣地を張って居る。

因みに、ルールは簡単。

各陣地にある、相手陣営のフラッグを取ったら勝ち。

ここまでは、普通なのだが、ここから先が問題だ。


ゆり「いい?戦うなら、実戦と同じ位で挑まなきゃ。という訳で、命に別状がない限り、失格無しね。」

こうせい「痛そうだが、致し方ないな!」

えいく「うー。」

ゆり「ショタ可愛い。」


という訳で、明らかに大怪我じゃすまなそうなサバゲーを、この者達は平気でやろうとしている。

普通なら、そこで誰かが止めるべきなのだろうが、このメンバーだ。

という訳で、


ゆり「よーい!スタートッ!」


と、ゆりの合図により、試合は始まる。

タタタッ。

静かに動く全員。

チームEiku(ゆり、えいく、M22)のメンバー達は、先に攻撃を仕掛けた。


ゆり「ふふーん。しめしめ、あんな所にやびちは発見。さてと...。」

スコープを覗いて、そう呟くと、IAに向かって...撃つ。


IA「うわっ!チッ...上か。」


弾は、IAの頬をかすめた。

IAが上を向いた時、近くから声が聴こえる。


?「やあ。」

IA「お前は...!?」

ゆり「逃げろやびち!!」


その瞬間、一瞬にして光が辺りを包む。

...火薬の香りが漂い、辺りには煙が立ち込める。

その頃、ゆりとIAの地点から別の場所に、青年達が居た。


M22「...あっちの方から、物凄い音がしたけど...?」

えいく「危険かもね...見に行こっか。」


ニ人の青年と少年の元に、駆けてくる一人の少年。


こうせい「はぁ...はぁ...おっと。今は攻撃するなよ?」

M22「分かってるって。で、早速出発?」

えいく「さっさと行こ...。」


三人が駆けた先には、焦げた木がバラバラになって落ちていた。


こうせい「冗談...だよな?まさか、あの二人、爆弾まで使って...両者自爆?」


その発言から、三人は無言で俯く。

...時は経つ。

ドサッ。

M22の肩に、誰かが突然叩いた。


ゆり「ま〜さ〜か〜...自爆したとでも思ってないよね〜?」

M22「...!?爆発で死んじゃんじゃ...?」

ゆり「あれは、他人の爆弾で、投げられた瞬間にね。僕が手榴弾を投げて相殺させたんだよ。」

えいく「へー...。」

IA「そんなメンタルで大丈夫か?」

こうせい「大丈夫だ!問題なi...。」


折角の再開。

しかし、その所で、邪魔者が入る。


大狐「感動の再開とか、どーうでもいいわ!生きて帰りたければ、土下座でもして、命乞いでもすればいいさ。キリッ。」

えいく「うわー...また来たよ。ナルシ組織のナルシ幹部。」

ゆり「さっさと片付けよう。以上。」

「「了解!」」


大狐含む、組織の軍団は、五人に向かって襲い掛かってくる。

何時もなら、余裕で敵を蹴散らす五人なのだが、今回は少し状況が違う。

まず、都市住みでは、絶対に行くことの無い、森林である事。

土地勘の無い者達では、奇襲が来ても対処しきれない。

だが、悩む暇はない。

武器を使って敵を蹴散らす五人。


ゆり「お手製の手榴弾でもくらいやがれ...ナルシ野郎ども!」

M22「早く死なないと〜もふもふしちゃうよ?」


邪念を晴らす様な戦闘スタイルで立ち向かう二人。

一人は手榴弾。

投げまくる姿は、まさに狂気。

一人はタガー。

斬りまくる姿は、まさに狂喜。


こうせい「はい。鉄球プレゼント〜。」

いつ仕掛けたのかは謎だが、森林のあちこちから、鉄球が落ちたり、竹が降ってきたりと...本当に土地勘無いのか?


IA「おい、114514禁のえいくいくぞ。」

えいく「は?何で協力なんか...。まあ、今日だけな。」

仲が良いのか悪いのか、微笑ましい二人は、敵の方へ。

悪魔の形相で迫る。

ドガガガガガガガッッ!!グチャ!

マシンガンと、バールのコンボは、敵にとってのトラウマとなるであろう。


ゆり「敵多くない?」

えいく「...このままじゃこっちも圧されるし...弾切れしたら詰む。」

こうせい「たーすーけーてー青ダヌキー!」

IA「あっ...それ言っていいの?」


?「待たせたな!!」


急に現れた、首にタオルを巻き、トランクス型の水着を着用している男性。


ゆり「あに...き...だと。」

兄貴「そうだ。俺が如何にも諌治兄貴だ。」


そう言った兄貴は、リボルバーの二丁拳銃を、何処からか出し、引き金を引く。

バァン!!ドガァン!!!

兄貴は、敵の急所を目掛けて、撃つ。

正確に敵の心臓を撃ち抜く姿は、まさに兄貴の名に相応しい。

気付けば、敵はもう居なかった。

辺りには、動かない死体で埋め尽くされているだけだ。


藤岡「こりゃ、派手にやったねぇ...。」

IA「...荒らしてスミマセンデシタ。」

ゆり「何か...ごめんなさい。」

藤岡「いいのいいの。死体回収は、政府の諜報員がやってくれるでしょ。」

M22「有難うございます...って、幹部は?」

こうせい「きっと逃げて何処かに行ったんじゃね?」

M22「そっか。」

兄貴「(´・ω・`)」


こうして、朝から戦争を繰り広げてきた者達は、屋敷へ戻った。

この後、女子勢は、男子勢をこっぴどく叱ったとかどうとか。

_太陽が日出る満点の空。

それを邪魔する者は、誰もいない。

1日三回更新目指してがんばーるぞー!

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