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親愛なる悪魔へ  作者: ルシア
6/6

悪魔の悪戯

 風呂場で起きた衝撃の出会いから数時間。

 目を覚ました悪魔は身体を縄で縛られていた。もちろん、お札付きである。


「なにすんだテメェ! 放しやがれ!」


「生意気な口ね、エロ悪魔が」


「あれは事故だ!! タイミング悪く風呂なんかに入ってるこいつが悪い!」


「わ、私は悪くないよ!」


 既に入浴も夕食も終わった千毬と絆花は悪魔に向かっていた。


「だいたい何でこいつが千晴なんだよ!? 千晴はお前じゃなかったのかよ!?」


 悪魔は千毬を一瞥してから、絆花を見て叫ぶ。千毬と目が合った瞬間、顔を赤くしたのは見間違いではないだろう。

 なんて純情な悪魔だ。


「こいつとかお前とか失礼だよ! 私は千毬、ともちゃんは絆花! どっちも千晴さんじゃないよ!」


 千毬は怒って叫ぶ。悪魔の言う“千晴”が“千晴の子孫”を意味することだとわかっていても、納得できるものではなかった。


「お前が千晴なわけないだろ!? 似ても似つかねぇーじゃねーか!」


「千晴さんが何百年前の人だと思ってるの!?」


「その次元を超えてるってんだよ! お前日本人じゃねぇだろ!」


「~~~~~~っ」


 再び呪術を放とうとする千毬を絆花がどうどう、と何とか抑える。

 しかし、悪魔の言うことも最もなのだ。


「仕方ないじゃない、ハーフなんだから!」


 千毬は日本人の容姿とはかけ離れている。理由は簡単だ、千毬は日本人の父とロシア人の母を持つハーフなのである。


「………ハーフ?」


 千毬の言葉に悪魔は首を傾げた。


「お母さんがロシアの人なの。千晴さんの血筋はお父さんの方だから……」


 母親似なのは十分承知だった。だから先祖返りで呪術を学んでも、周りから見れば違和感ばかりである。背も小さく愛らしい千毬はクラスでもマスコットのようで人気ながら、少なからずそれは陰陽師子孫としてコンプレックスだった。


「で、でも今朝俺に攻撃してきたのはお前の方だろ」


 そう言って悪魔は絆花を見た。絆花は平たい顔で黒髪であり、どこからどう見ても日本人だ。


「洋平さんの……、千毬のお兄さんの札を使ってるんよ。ウチも微妙に霊力ってのあるし」


 絆花の言葉に応えるようにソラは絆花の肩に飛び乗った。ソラがただの狐ではないことは、悪魔には言わずとわかった。


「反則だろお前ら」


 近くに居すぎて絆花と千毬の存在を思い違えてしまったのだ。あるまじき失態に悪魔は頭を抱えた。


「………ごめん、ね」


 項垂れる悪魔に、千毬は屈んで言った。


「なんでお前が謝るんだよ」


「だって、先祖返りの私が千晴さんに似てないから……」


「!」


 千毬の瞳はとても寂しそうだった。当然だ、千毬はずっと悪魔に会うのを楽しみにしていたのだから。

 長い時を経て会えたというのに、自分は“千晴”とは似ても似つかない姿である。きっと悪魔は自分を見つけてはくれない、見つけたとしても期待はずれだと思うだろう。

 叔父も両親もそんなことはないと言ってくれていたが、実際はどうだろうか。目の前にいる悪魔は千毬のことを認めている様子はない。


「ばっ、そう言う意味じゃねぇよ!」


 ため息は自分に対してであり、決して千毬に対してではない。


「でも……」


「確かに今朝は間違えたけど、お前の力は千晴そのものだ。正真正銘、お前が千晴の子孫だよ」


 そりゃ外見は似てないけど、と口籠もりながら悪魔は言う。


「そっか……」


 その言葉は、千毬には心が温かまるものであった。

 だから、素直な気持ちで言葉になった。


「ありがとう」


 照れくさそうに微笑む千毬。その表情を見て悪魔は再び顔を赤くし、目を逸らした。


「い、いいかげん縄を解けって!」


「そっか、ごめんね」


 千毬は一度絆花を見る。そして絆花が頷いたのを確かめてから悪魔を縛る縄と解いた。


「その、さっきは悪かったな」


 漸く開放された悪魔は視線を合わせずに言う。


「事故として許してあげる。次したら許さないからね」


「お、おう」


 悪魔は背中を向けて、窓を開けた。


「じゃあな」


 そして足をかける。ここは2階だ、普通の人間が出入りする場所ではない。


「またね」


「………またな」


 悪魔は羽を出し、羽ばたかせた。黒い風を纏い、学園の方へと飛んで行ってしまう。その表情はどこか満ち足りたものだった。


「悪魔さん……」


 窓に手を添え、千毬は悪魔が飛んでいった方を見つめる。


「最悪な出会いやったな」


「あはは、本当にね」


 後ろから絆花に言われると千毬は窓を閉め、カーテンを閉じた。


「でもよかった。千晴さんの子孫だって認めてもらえなかったらどうしようかと思った」


「そんなわけないやん。洋平さんも言ってたやろ、ちぃは生まれたときから自分の妹やって」


 千毬が気にしていたのは、その容姿から自分が本当に父親の子であるかどうかと言うことだった。兄は千毬と正反対でどちらかと言えば日本人よりである。しかしながら顔は綺麗で、紛れもない母親の血が流れていた。

 対し千毬は完全に母親似であった。唯一父親と似ているところと言えば、くせ毛なところだろうか。名前は日本名なのに容姿が外国人であったため、小学校の頃はよくから揶揄われたものである。

 両親を疑うわけではないが、少しばかり不安になっていた。


「やっぱり、悪魔さんにはわかるんだね」


 間違いなく千晴の血であると悪魔は断言していた。


「どうなん、悪魔の感想」


 絆花が尋ねると千毬は嬉しそうに微笑んで言う。


「仲良くなりたいな」


 それを千毬が望むなら、きっとそれは叶うだろう。






「ともちゃん、朝だよ!」


「ん~……」


 翌朝、絆花の部屋で鳴り響く目覚まし時計を止めてから千毬は絆花のくるまる布団を剥がしに掛かった。


「やや、もうちょっと……」


「ダメだよ、遅刻しちゃう!」


 神社掃除の手伝いをしたり祝詞を詠んだりしていた千毬の朝は早い。既に顔を洗い、制服に身を包み、朝食の用意をしていた。もちろん、習慣である祝詞も簡易神棚に向かって詠んだ後だ。

 反対に絆花は朝に弱かった。どちらかというと夜更かしを好む方であり、毎朝母親に起こして貰っていたのだという。


「ほら、顔洗って」


 半分眠ったままの絆花の背中を押して洗面所まで連れて行く。これから3年間、おそらく毎日続くであろう光景である。

 顔を洗い何とか起きた絆花が制服に着替えている間に、千毬は冷えた朝食を温め直す。そして二人で朝食を食べる。きっちり栄養の取れた和食である。言うまでもなく、お弁当も用意されていた。

 始業にはまだ余裕がある時間に二人は家を出る。いくら学校の外であれ、走って校門を入ると目を光らせた先生やシスターに怒られてしまう。


「ホントともちゃん朝弱いんだもん、先が思いやられるよ」


「う~、堪忍な」


 ため息をつく千毬に絆花は手を合わせる。


「お~い、山崎、加賀!」


「「?」」


 名字を呼ばれ、二人は足を止めた。二人を揃って呼び止めるほどの知り合いはこの学校にはまだ居ない。クラスメイトに至ってはまだ名前と顔が一致していないのはおろか、どんな名前の人がいたかすら曖昧である。


「誰だろ?」


 振り返ると、そこに二人の青年がいた。同じ学校の制服で、同じ学年を示す色のネクタイをしている。


「今そこから出てきたけど、寮なん?」


「おい笠原、朝早々ストーカー紛いな発言は止めとけよ」


「ひどっ!? 俺、純粋に聞いただけなのに!」


 二人ともそれなりに整った顔で、人懐っこそうな顔だった。


「………………」


 そんな彼を千毬は凝視する。


「ん、俺の顔になんか付いてる?」


 最初に二人を呼び止めた、笠原と呼ばれた男子が千毬の視線に気づいて聞いた。


「あ、そういうわけじゃ……」


「もうしかして、“こーくん”?」


 戸惑う千毬の言葉を遮るように、絆花が目を丸くして言う。


「せ~かい☆ 絆花、全然俺のこと気づかなかっただろ?」


「気づくも何も、何であんたがここにいるんよ?」


 どうやら二人は知り合いのようだ。


「しり、あい?」


 千毬は不思議そうに絆花を見つめた。そんな千毬を見て、絆花は慌てて答える。


「幼稚園、小学校と一緒やったんよ。笠原こうへい」


「ちょっ、こ・う・き! 酷いで絆花!」


 俺と絆花の仲なのに、と光輝が泣き真似をすると絆花が幼稚園以来遊んだことも話したこともないやろ、と腰に手を当ててため息をつく。


「煩くてごめんねー。俺、岩室潤って言うんだけど、覚えてる?」


「確か、同じクラスの……」


 光輝は別のクラスだったため初対面であるが、潤は同じクラスだったため見たことが合った。流石に名前と顔を一致させることは難しかったが、その明るさからすぐにムードメーカー的な存在になるだろう思った。


「光輝がさ、幼なじみの子を見つけたって昨日から騒いで大変だったんだよー。しかも朝から二人の後ろ姿見つけて、名前教えろって……ぐへっ!」


「おい何べらべら喋ってんだよ!?」


 ニコニコと笑って言う潤の襟を光輝が掴んで叫ぶ。その顔は赤くなっていた。


「ちぃあかんで、光輝に近づいたらあかん!」


 何かを察した様に二人の間に割って入る。


「だいたいこいつは昔から――――――……」


 そう言って絆花が手を伸ばしたときだった。


「っ、」


「!」


 その手を千毬が止めた。絆花が光輝に触れるのを制したのである。


「ど、どうしたん、ちぃ?」


 突然の行動に絆花が目を丸くする。千毬は普段から大人しく、俊敏な方ではない。そんな彼女がこんな風に動くなど……


「早く行かないと遅れちゃうよ?」


 いつもと変わらない様子で千毬は微笑んだ。


「ほら、こーくんも潤くんも! 急ごう!」


 掴んだ絆花の手を引いて、千毬は走り出した。転ばないように絆花も足を前へと踏みだして走る。バランスを崩して肩から飛び降りたソラも、二人に続いて走った。


「光輝、マジで遅刻するから!」


 腕時計を見て、予鈴まで時間がないことを悟った潤は二人の後を追いかける。


「あ、ああ……」


 先ほどの出来事に戸惑いを隠せなかった光輝も、潤の言葉に我に返ると走り出した。


「――――――」


 誰も気づかない。その口元が微笑んでいたことを。





 門が見えたところで走るのを止め、シスターたちに挨拶をして校舎へと入る。同じ階段を上がり、自分たちのクラスへと向かった。

 光輝は隣のクラスだった。クラスでも明るく友だちもいると思われるのに、光輝は休み時間の度に顔を出してきた。基本は潤と騒いでいたが、時々千毬と絆花に絡んできた。

 もともと出身がこの地で同じと言うこともあってか、絆花と光輝は地元トークで盛り上がっていた。数日もすると、光輝が呆けて絆花のツッコむというスタイルもだんだんと確立されているようだった。そのやりとりが合ってか、クラスの中でも光輝は快く迎え入れられており、絆花に至っては見た目のイメージと違ったが思った以上に面白い子だと印象を持たれたようだった。中学の頃よりいろんな子に声を掛けられるようになった。

 ただ気になるのが、時々千毬の反応がおかしい。

 絆花と光輝の間を割って入るような行動がある。それが何度も続くと、流石の絆花も違和感を覚えた。千毬に問いただそうとするも、千毬は笑って誤魔化すだけだった。

 そう、最初に一つ聞いただけで。


「ねぇ、ともちゃん。こーくんって小さい頃はどんな子だったの?」


 小さい頃はあまり話したことがないようなことを言っていたが、最近の絡みを見ているとどうもそうは思えない、と言うのが千毬の聞いてきた理由らしい。


「どんなって、今と変わらん感じで無駄に煩かったよ。あんな性格やし運動神経も良いから人気もあって」


 絆花自身は暗い小学校生活を送っていたため、正反対の光輝と話す機会などほとんどなかった。それでも光輝から話しかけてくれたことが何回かあったのを覚えている。

 自分が関わっていなくても、光輝の話題ならいくつでも思い出せた。それほどまでに彼は空間の中で注目を集め、輝く力を持っている。まさに名前の通りだろう。

 小学校の頃の話をすると千毬はニコニコと笑って聞いていた。そして一緒に映ってる写真がないか尋ねてきた。クラス写真には写っているものの、もちろん二人で撮った写真などあるわけもない。


「あんなに小学校嫌ってたともちゃんでも、楽しい思い出たくさんあるんだね♪」


 驚いちゃった、と千毬は微笑む。


「もしかして好きだったの?」


「はぁ!? んなわけないやん!」


 照れ隠しかとも思ったが、どうやら本当に違うようだ。本気で呆れているのが千毬にはわかった。


「ほとんど話したこともなかったし、興味なかったもん。だいたい、今だって同郷ってだけで話しかけて来るから、相手してるだけやし」


 絆花がそう言うと千毬は「そうだよね、ともちゃんが好きなのはお兄ちゃんだもんね」と力強く押してきた。慌てて絆花は否定するが、今度は完全に照れ隠しだ。この表情の差を読み解けるほど、千毬は絆花をよく理解していた。



 だから、絆花は嘘をついていない



「だったら“あなた”は誰?」


 放課後、潤と一緒に帰るために訪れた光輝を千毬が呼び止めた。絆花と潤に先に帰るよう促し、光輝の手を取って教室から出た。

 教室の中から黄色い声が聞こえた。なにやら勘違いされてしまったようだが、千毬は気づいていない。

 人気の少ない場所を探して歩き続けた。その間、光輝は「どうしたん?」といつもと変わらない雰囲気で聞いてくる。「いいから、黙ってついてきて」と千毬が言えば、光輝は大人しく付いてきた。

 そしてたどり着いたのは旧校舎だった。

 今は古くなって使われていない旧校舎。木造二階建てというその昭和の趣から、取り壊されずに残されていた。夏の合宿やイベントには使われるらしいが、その季節以外は誰も寄りつかない。

 手近な教室に入ると、千毬は漸く光輝の手を離した。


「ともちゃんは嘘なんて言ってないから、きっとあなたは“笠原光輝”なんだと思う。でも、人じゃない気配もある」


 千毬の瞳は真剣だった。いつもおっとりしている千毬が俊敏に動き、鋭い瞳になるのは決まって人間以外のものが関わっているときである。


「だったら“あなた”は誰?」


 その手に触れても、霊力の弱い絆花では気づかなかった。ならばそれ以上の力の持ち主と言うことである。


「何言ってるん? ちまりん、なんかおかしいで?」


 光輝は雰囲気の変わった千毬に戸惑っている。

 それは本気なのか、はたまた演技なのか。


「恍けないで! ともちゃんは騙せても私は騙されないよ。何が目的で近づいたの?」


 千毬はそう言うと、呪符を取り出した。


「ちょっ、ホンマどうしたん!?」


「正体を現しなさい!」


 光輝の言葉は聞かず、千毬は呪符を投げつけた。


「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前……」


 千毬は手で印を結び九文字を唱える。


「急急如律令、呪符退魔!」


 呪符が光を帯び、雷撃となって光輝を襲った。


「――――――っ」


 しかし、


「!」


 光輝は片手でそれを振り払ってしまった。


「……………」


 俯いたままの光輝。振り払われた呪符は破けて散らばる。彼の手には未だ雷撃の後と思われる電流が音を立てている。

 そして光輝は口を開いた。


「……………テメェみたいなちんちくりんの術が、俺に通じるかよ」


 今までの口調とは明らかに違う。身に纏う雰囲気も変わっていた。千毬は再び呪符を構える。


「やっぱりあの悪魔さんだったのね」


「おうよ、よく気がついたな」


 幼なじみの絆花でさえ気がつかなかったのに。悪魔がそう言うと千毬の目は鋭くなる。「その人の身体を乗っ取って何をするつもり?」


「人聞きが悪いな、これは取引だ」


「取引?」


 千毬が疑いの眼差しを向けると、悪魔はにやりと笑みを浮かべたまま答える。


「利害一致ってやつや。別に危ないことしようとしてるわけやない。だからこれは乗っ取ってるわけじゃなく意識の共有。俺の思考と光輝の思考は限りなく同一化されている」


 悪魔の言葉に千毬は頭をフル回転させた。正直理解が追いついていない。利害の一致による意識の共有など、尋常ではないのだ。


「やろうと思えば、いつだってあなたはこーくんを支配出来る」


「それによる利益なんてない言ってるやん。これはおれの意志や、悪魔が俺を利用するんやったら俺も利用する。それだけやろ」


「……………」


 もしそれが本当だとして、やはり放置しておくのは危険である。相手が自ら近寄ってくるなら、好都合だ。


「わかった、なら私が見張る」


「え?」


 千毬は呪符を取り出すと光輝に差しだした。


「“あなた”が本当に危険なことしないか、こーくんが本当に大丈夫か、私が見張っててあげる。危ないことしないなら、ともちゃんにも黙っててあげる」


 この呪符はその証だ。二人の行動を黙認する代わりに、いつでも二人の行動がわかるようにするためのものである。受け取らないというのならば、それは裏目があると言うことだ。


「取引成立、やな」


 それにも関わらず、光輝は千毬の呪符を受け取った。

 その行動に千毬は顔を顰める。まさか本当に受け取るとは思わなかったからだ。


「なんやったらこのまま恋人ってことでもええで♪ ちまりんだいたんに誘ってくるからみんな勘違いしてるかもしれへんよ?」


 楽しそうに笑う光輝は千毬に抱きついた。


「ちょっ、」


 顔を真っ赤にした千毬はその手を振り解こうとする。

 しかし小柄な千毬の力では叶うはずもなく、藻掻き苦しむだけだった。


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