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想イ詩

作者: 転倒虫

眩しいもの

明るいもの


言ってしまえば光とはそんなものだ



でもそれはなんなのかわからないけど

この地でそれを追い求める少年は

かの願いを胸にして


結局なにも得れずに


この地を去るのだろう



望んでも得られないものはこの世に無数に存在する


かつて望んだものが

輝きを失うことは無数に存在する



けれども少年の望みは

すぐそばにある


さわろうと思えば

さわれるものだ




それでも

どんなに近くにあっても、得られない。



何故ならそれが

近すぎるからだ


『あなたの心を得る』と言う望みは、

光と同様に、

近づけば近づくほど、

眩しくて

恐くなる。


けれども遠ざかれば遠ざかるほど、

真っ暗闇で怯えて、

結局恐くなる。




どうすることもできない少年は、

心地よい場所に居座り続け、

周りに動かされ、

その光と共に、

歩いてる。





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