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プロローグ

2322年

約210年ほど前までは”人間”という生き物で栄えていた地球。

今から150年ほど前。とある人間のみがかかる伝染病が世界中に蔓延した。

10年も経たないうちに人口は最盛期の半分以下となっていった。

そこで、世界の生き残った研究者たちがある開発をした。

内容はというと、生き残った人間と動物をかけ合わせて、通称『動物人間』を作ること。

犬、猿、猫、熊。たくさんの動物との実験の結果、犬と猫の適合が成功したのだった。

だが、不思議なことに犬が雄で人間が女だった場合でも、産まれてくる女の子は猫、男の子は犬になるのだ。

その子供には、どんなに改良を重ねても、尻尾と耳だけが残る。

その謎を解き明かす前に、『動物人間』を開発した研究者たちも死んでいった。

2272年。とうとう人類が滅亡した。

その年から、『犬男』(イヌオトコ)『猫女』(ネコオンナ)の時代が始まった。


もう半世紀も過ぎれば『犬男』『猫女』の呼び名は無くなり、『犬』『猫』に統一される。

ここは日本。そこに、シベリアンハスキーの血を持つ青年がいた。


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