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プロローグ
妖怪は本当に存在するのか。
いるかもしれないし、いないかもしれない。
そこにいるのに、そこにいない。
見えるのに、見えない。
聞こえるのに、聞こえない。
触れ合えるのに、触れ合えない。
感じるのに、感じない。
感じたいのに、感じれない。
遭いたくないのに、遭ってしまう。
逢いたくても、逢えない。
そんな存在。
幻覚、幻想、幻影、幻象、マボロシ。
でも俺は遭遇した。夢みたいな現実で、確実に。
そんな不思議な体験。
運命ともいえる、そんな物語。
読んでいただき、心より感謝いたします。小説初心者にして長編ですので、応援していただけると幸いです。
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