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#073 : コスプレ配信!

すみません今日は少し早めに!

 


 深夜のラーメンと夜の公園での時間を経て、美咲とカレンの絆は、さらに深く、強固なものになっていた。お料理配信という新しい挑戦を成功させた二人には、もはや、どんなことでも乗り越えられるという、確かな自信が芽生えていた。


 深夜ラーメンを食べた翌日、美咲は、リビングのソファで、パソコンの画面を眺めていた。そこには、様々なコスプレ衣装が映し出されていた。


「ねぇ、カレン」


 美咲が、タブレットで漫画を読んでいたカレンに話しかけた。


「どうしたの、美咲?」


「ねぇ、コスプレ配信、しない?」


 美咲の言葉に、カレンは、目を丸くした。


「コスプレ……? なんで?」


 カレンは、VTuberとして、ライブ衣装や、季節ごとの新しい衣装は着ていたが、いわゆる「コスプレ」をしたことはなかった。


「うーん……なんていうか、新しいことに挑戦して、もっとファンのみんなと、楽しみたいなって」


 美咲は、そう言って、カレンに、パソコンの画面を見せた。そこには、メイド服や、アニマルコスチューム、そして、魔法少女のコスプレ衣装が映し出されていた。


「それに、カレンの、新しい一面を、もっと、みんなに見せてあげたいな、って」


 美咲の言葉に、カレンは、少しだけ照れたように笑った。


「もう! 美咲ったら!」


 カレンは、そう言って、美咲の腕を、優しく叩いた。しかし、カレンの顔には、もう、戸惑いの色はなかった。


「うん。いいよ。やろう、コスプレ配信!」


 カレンの言葉に、美咲は、心から、嬉しそうに微笑んだ。


 美咲とカレンは、さっそく、コスプレ衣装を選ぶことにした。


「ねぇ、美咲。これ、どうかな?」


 カレンが、タブレットに映し出された、メイド服のコスプレ衣装を、美咲に見せた。


「わぁ! カレン、似合うと思う!」


 美咲がそう言うと、カレンは、さらに、別の衣装を美咲に見せた。


「じゃあ、これは?」


 そこに映し出されていたのは、美咲がよく着ている、セーラー服のコスプレ衣装だった。


「わぁ! 美咲、これも、似合うと思う!」


 美咲がそう言うと、カレンは、少しだけ顔を赤らめた。


「もう! 美咲は、私ばっかり、褒めるんだから!」


 二人は、そう言って、笑い合った。


 美咲は、そんなカレンの様子を見て、心の中で、そっと思った。


(カレン……..かわよ)


 以前は、新しいことに挑戦することに、少しだけ不安を抱いていたカレンが、今では、心から、新しい挑戦を楽しんでいる。


 それは、美咲が、カレンに、安心感を与えているからだった。


 美咲は、カレンの手を、優しく握った。


「カレンと一緒だから、どんなことでも、楽しいんだよ」


 美咲の言葉に、カレンは、胸が熱くなった。


 そして、ついに、コスプレ配信当日。


「みんなー! こんばんは!」


「ローズバイトでーす!」


 美咲が挨拶をすると、カレンも、にっこりと微笑んで挨拶をした。


 今日の二人は、いつもとは違う衣装を身につけていた。美咲は、魔法少女のコスプレ衣装を、カレンは、メイド服のコスプレ衣装を着ていた。


「わぁ!エラちゃん、ローズちゃん可愛い!」

「てぇてぇ! 美咲ちゃん、魔法少女!」

「メイドロゼ、最高!」

「ローズに、おかえりなさい、って言われたい!」


 コメント欄は、二人の新しいコスチュームに、大いに盛り上がった。


「今日は、この衣装で、みんなと、ゲーム配信をしていきたいと思います!」


 カレンがそう言うと、コメント欄は、さらに盛り上がりを見せた。


 二人は、ファンからのコメントに、応えながら、ゲームを進めていった。


「ねぇ、美咲。この敵、すごく強そうだね」


 カレンがそう言うと、美咲は、にっこりと微笑んだ。


「大丈夫だよ、ローズ。二人で、協力すれば、きっと、倒せるから」


 美咲の言葉に、カレンは、頷いた。


 それは、ゲームの中の敵だけではなく、二人のVtuberとしての未来に立ちはだかる、様々な困難を、二人で、協力して乗り越えていく、という、二人の決意でもあった。


 配信を終えた後、二人は、リビングのソファに座り、今日の出来事を、ゆっくりと振り返った。


「ねぇ、カレン。今日の配信、どうだったかな?」


 美咲がそう尋ねると、カレンは、にっこりと微笑んだ。


「最高だったよ。美咲と、一緒に、コスプレできて、すごく楽しかった」


 カレンの言葉に、美咲は、心から、嬉しそうに微笑んだ。


 それは、コスプレ配信という、新しい挑戦を通して、二人の絆が、さらに強く、深く、そして、かけがえのないものになったことを、示していた。


 二人のVtuberとしての物語は、これからも、様々な困難を乗り越えながら、続いていくだろう。


 しかし、二人の心は、永遠に、一つだった。


 二人のハーモニーは、これからも、ずっと、続いていく。それは、二人だけのハーモニーではなく、二人を愛する、すべての人々に、永遠に、響き続けるだろう。

読んでくれてありがとうございます。

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