卵かけご飯の始まりは? 卵かけご飯が先か抗生物質が先か。
外国人旅行者が激増した日本、とろとろ半熟のスクランブルエッグをみて「わお、これ火が通ってるの? 食べて大丈夫?」 っていうのが定番のようですね。
古い時代のウイスキーと混ぜて作るミルクセーキは生卵を使ってたと思うんだけど……。
そんな記事を見ていて、ふと「そういやいつから卵かけご飯を食べるようになったんだろう」と思いまして。
いや、時代劇を見てると精をつけるために卵を生で飲むシーンとかはありましたがフィクション作品なので。
でちょっと調べてみたら(情報をあっさり検索できる現代はすごいなぁ)岸田吟香【きしだぎんこう】(1833年〜1905年)って人が初めて卵かけご飯を食べたってことになってるようです。彼の生まれた場所が岡山県美咲町なので、そこが発祥の地だそうですね。時代で言うと明治時代。卵かけご飯さんはああ見えて100年越えなのか。
元祖の卵かけご飯の名前は鶏卵和で,。生卵、塩、唐辛子をかけたものだったそう……なんで醤油をかけなかったんやー。
それとウィキペドフィリアさんの記述だと「江戸時代後期の天保9年(1838年)には鍋島藩の『御次日記』において、客人に饗応された献立のなかに「御丼 生玉子」が見られる」って言うのがある。江戸時代は卵が高価なものだったので、供応の膳にのったんでしょう。この記述だと卵かけご飯だったかは微妙なのかな。
卵だけだと臭みが目立ちそうな気もします。
ちなみに、江戸時代たまご一個20文、一文20円だとすると一個400円、ワンパック4000円だね! 日本Mサイズ10個入300円。ニューヨーク卵一個150円……1500円か。イギリス12個入1パック700円。ドイツ10個入1パック450円。
日本の政治家、年約7500万円の経費がかかっている、しかも税金がほとんどとられないんだよね。
年収なので経費じゃないけど、アメリカの政治家、約2,700万円。イギリスの国会議員の年収は約1,100万円、ドイツの国会議員の年収は約1,400万円。ちなみに自衛隊の一番偉い「将」が年収2500万で、アメリカの「将」は年収2000万くらいだったかな。自衛官の待遇が悪いっていうけど、将官は日本の方が良かったりして。
卵は日本の方が安いけど、政治家はたくさんもらってる。自民議員「4000万ぽっちじゃかつかつなんです」 和歌山の二階「年間10億じゃ少なすぎる」二階って50億も選挙資金に使って総理にすらなってないって。
日本全国に広まったのは、昭和30年(1955年)以降らしい。カレーライスの方が先輩だった。これは敗戦後アメリカの養鶏技術が導入されて、皆が気軽に卵を食べられるようになったからのようです。
しかし、なんで食べたんだろうなぁ。 卵の生食自体は江戸時代から始まっていたそうですね。なまことかウニとかフグとか日本人って仕事や制度ではチャレンジしないけど食事はやたら積極的ね「ウッホ、良い食材、食べないか?」
どうしてウッホかって? お腹を下したら活躍するのがご近所の山ぐ〇県下関市だから。うえのくちに、しものせき。「ここが最強のぱわーすぽっと、龍ケツ穴の地か……」九(親中国)臭? あそこはしっぽやよ。龍穴、りゅうけつ、あそこは龍尻。
うーん、江戸時代は太平すぎてフグに当たることを「鉄砲にあたる」と茶化してたり、万宝料理秘密箱 卵百珍なんてのを発行してたくらいだからとりあえず試してみたんだろうか。それともせっかちすぎて卵を生で食べ始めたのか。
おまけ。 江戸と比べてみよう!
江戸時代 ゆで卵 20文 330円 現代 30円
江戸時代 米4・5キロ 4950円 現代 5キロ 3700円
江戸時代 まぐろ一尾 3300円 現代 ? まあ、サイズとかもあるので。
江戸時代 豆腐一丁 850円 現代 120円くらい
江戸時代 初ガツオ一尾 85800円 現代 初まぐろ 2億7千万円
江戸時代 ところてん一杯 1155円 現代 ワンパック 120円くらい
江戸時代 若い娘が吉原に 330万円 現代 ブラック企業 手取り12万円
江戸時代 大奥に賄賂 6600万円
現代 国会議員に賄賂 中国企業「500.com」 3000万くらい?
江戸時代 長屋の家賃(九尺二間)間口九尺(約二・七メートル)、奥行二間(約三・六メートル) 9900円
現代ワンルーム・墨田区 11万円
江戸時代 宿泊代 4092円 現代 宿泊代・大阪 平均8000円~12000円
江戸時代 片道旅費・江戸から京 13日から15日 8万2500円
現代 片道旅費・東京から京 のぞみ 2時間くらい 普通車指定席 1万4170円
もうちょっとかからないの?
江戸時代 男尊女卑 現代 女尊男卑
自民党 女は子供を産む機械
日本保守党 三十歳過ぎて子供を産まなかったら、子宮を引きずり出す
参政党 若い女性に子供を産んでもらわないといけない
……いろいろ議論はあるようだけど、若い子供を産んでもらわないといけないとか、子供を産みたくなるような社会にする、っていうのが、女性の方からするともう余計なお世話なんじゃないかな?
これ逆に、戦争が起きたら若い男性に兵士になってもらわないといけないっていうのは事実で合理的だと思うんですけど、「他人」から言われるのも余計なお世話で。
さらに若い男性が進んで兵士になりたがる社会にしないといけない、って言い方をするととってもいけない香りがしますのー。
おまけ2。
ところで卵の生食を読んでたらまた出てきた「江戸時代以前は、仏教の影響で殺生を禁じる考え方が強く、卵を食べる習慣はあまりありませんでした」
……(*´Д`)はぁ~。養鶏場のサイトにすら不況されてるのかー。
仏教の殺生戒は動物だけじゃなく魚なんかにも適用されるので、仏教由来だと魚も食べないんだけど。魚は食べるのに「肉は仏教で禁じられてるんじゃー」っていうんだよなぁ。
これが仏教由来お肉は食べない信仰だぜ。なんだか菜食主義者みたい。生き物の生命を害する自分が許せないので、私は動物は食べません! えっ? 植物。あれは生命じゃないでしょ!
似たような信仰に「江戸の町には労働者が多かったので、味の濃い味付けの食事だった」もあるのです。江戸の町は労働者しか住んでいなくて、極寒の冬でも汗をだらだらかくほど激しい仕事をしていたのだ。
かんざし職人「ぺっぺっぺっ。塩っ辛くて食えたもんじゃねぇや!」 江戸の街にも体をあまり動かさない人や、汗をあまりかかない季節もあったんだけどね。
それに肉食を禁忌にしてない宗派の地域なら肉も卵も食べられるので、かなり早い時代から肉食文化が出来てたことになると思う。
滋賀県には比叡山延暦寺があるので、お坊さんの行動を見ていた庶民が「仏教でもお肉や魚を食べていいんだね!」ってなるんじゃないかな? 実際滋賀県の昔の献上品で、牛肉を味噌漬けにしたものがあったよね。
そもそも日本は食肉用の飼料を育てるより、稗やあわ・ソバなどの穀物を育てるために土地を使ったと思うけど。穀物は肉と比較にならないほど保存性が良いんだよ。少ない肉を分け合うより、雑穀で腹を満たすことを考えると思うんだが。戦国時代だと食料生産に余裕があった西日本なら家畜を育てられただろうけど。
それと鶏は動物が襲いやすく、人間も持っていきやすいので、ある程度治安が良くないと育てられないと思います。戦国時代に鶏なんか育ててたら「貴方の為に育てました」でしかないんじゃないかな。
でも薩摩では鶏食べてたらしい。
個人的な卵かけご飯の好み。卵かけご飯って食べてる最中に醤油の塩味になれてきて物足りなくなってくる食べ物かと思います。水とか味噌汁とかちょっと口直しが必要かなって。じゃないと追加でしょうゆをかけちゃうんだよな。
なので他に塩味が強いものを食べたりアレンジをすると、卵かけご飯の味が分からなくなっちゃうんじゃないかなと思ってます。漬物で口直しはやってるかも。