表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/56

決着

「うぉぉぉぉぉお!」

今度はノブナガが飛び込んだ。あいつは、フラフラ! こっちに分がある。

「叩き落とす!」

ノブナガは高々と魔剣気を振り上げる。大きく振りかぶったノブナガ。ヒデヨシはその腹を斜めに切り込む。亀の甲羅さえ叩き壊せそうな一撃だった。ノブナガは血を吐き吹き飛ぶ。吹き飛ぶノブナガは自分に問いかける。これ以上ないというヒデヨシの勝利だ。あいつも満足だろう。でも、俺は……。吹き飛ぶノブナガを一角獣は追いかける。この勝負負けたくない。

一角獣にノブナガは助けられ、間一髪のところで思いとどまった。

「ヒデヨシ……。グェゲホゲホ……。覚悟はいいか?」

「何の覚悟だ……」

二人ともすでに息が絶え絶え、次で決まる。両者の馬は距離を取り。今一度神速でぶつかりに行く。

ノブナガと、ヒデヨシの魔剣気は、正中線を奪い合うかのようにまっすぐ振り下ろされる。

火花が散って両者吹っ飛んだ。ほとんど同時に、ノブナガと、ヒデヨシは転げ落ちる。

イットウサイ先生は安堵の表情で見極めた。

「引き分けとする!」

「何だよあいつ、いい試合しやがって」

リュウセイは不満そうだった。

イットウサイ先生はその不満を増大するようなことを言い放つ。

「ノブナガ、ヒデヨシ、ユキムラを、士気道部員とする」

「!? 何で俺も!?」

「理由は魔法をうまく使いこなせたからだ」

「俺が火炎弾を使える三人目だってわかってたんですか!?」

「ああ、そして、貴様のような愚か者を、士気道は待っている」

「……」

「では、授業を終わりにする」


保健室に行くと、ムラカミ先生が椅子に座っていた。何やらビーカーに液体を入れ、混ぜている。すると、そこの中央に粉が発生し始める。

「君達、入るなら入りなさい。出るなら出る!」

「はいすいません」

ノブナガは素直に謝る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ