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楽屋裏  作者: Dear
8/9

第八回 楽屋裏

蒔:始まりました、楽屋裏ー!

高:さてさてっ、今回は「Dear…」について語りたいと思いますっ♪


――何だかハイテンションな高本……。

蒔:りっちゃん、いつにも増して楽しそうね(笑)

高:え、そうですか?

蒔:なんか楽しい報告でもあるんですか♪?


――怪しいノリで振り返る高本に、ノリを合わせてくれる優しい蒔宮。

高:ズバリっ「2ケタ達成記念『Dear…』の秘密公開スペシャル」ー!!……ってな感じでどうっすか(笑)

いいですねぇ♪さてその秘密とは!?


高:長らく秘密にしてきました、それぞれの書き手を発表しちゃいますっ!

蒔:もうバレてそうですけどね(汗)

――蒔宮の一言に、思わず顔が引きつる高本。

高:まぁ……それぞれ癖を隠してませんからね(汗)

蒔:隠してもボロが出ますから(涙)

高:あはは……(笑)

蒔:蒔宮は文章下手なので、笑えないんですよ。

高:そんなことないですよぅ!高本こそダメダメです!

蒔:お互いを卑下するのは辞めましょ(汗)……悲しくなっちゃいますよ。


――ハッとして、テンションを上げ直す高本(笑)

高:明るくいきましょう! 改めまして、敬担当の高本ですっ☆

蒔:はいっ! そして時乃担当の蒔宮です♪

高:最低限の打ち合わせしかしてないので、お互いキャラになりきって書いております(笑)


蒔:名前とか個性出し過ぎですよね(汗)人間性が出てます(笑)

――苦笑いする蒔宮に、首をかしげる高本。

高:割と普通の名前にしたつもりなんですが……。

蒔:いやいや、りっちゃんのつけた名前にはきちんと意味があるじゃないですか。

高:あー、意味のある名前を付けるのは好きですね♪

蒔:蒔宮なんて思いつき(笑)

高:良いじゃないですか、作り手にはインスピレーションが大事ですよ♪

蒔:なんかね、蒔宮にはネーミングセンスがないようです(笑)

――またも苦笑する蒔宮に、微笑む高本。麗しのコンビ愛(笑)

高:そうですか?高本は「時乃」ちゃんとか好きですよ。あと、悠ちゃんの様々なペンネームも好きです(笑)

蒔:様々な……それは言わない約束よ―。

――慌てて口を押さえる高本。

高:おっと、すみません(汗)

蒔:センスないのに名前考えるのは好きなので……。



――何だかしんみりした空気が流れるが、パッと明るい顔を上げる蒔宮。安心したように息を吐く高本。

蒔:……さてさて敬君はどうやって名付けられたんですか?

高:敬は、「敬具」から取りました!ちなみに「具」は具紀に受け継がれています。


――蒔宮しばし考えた後、ポンと手を打つ。

蒔:あぁっ!?…今気づきました(笑)♪

高:最初はそんなつもりなくて「トモキ」って音だけ決めてて。そういえば「具」は「トモ」って読むなぁ……と(笑)偶然の産物です

蒔:珍しい字を使ったなぁ……とは思ってました!

高:普通に「智」とかにしようと思っていたのですが、ひらめいてしまいまして(笑)

蒔:でも面白くていいです♪

高:ありがとうございます♪

――麗しのコンビ愛、再び(笑)


蒔:何やら二人(主人公ズ)とも友達に恵まれてますよね(笑)

高:持つべきものは友、ですね!

蒔:そうそうっ、友!ですよ♪



――ふと思いついたように、ニヤリと笑う高本。

高:安理ちゃんと具紀っていうのも、案外イイ感じになるかもしれませんね(笑)

蒔:この二人がくっついたらかなり明るいカップルですよね(笑)

高:敬と時乃を引っ張ってってくれそうですね☆

蒔:頑張れ若者(笑)!



――ここで話は通信手段の話題に……。

高:でも、友人二人はどっちかというとメール派っぽいですよね(笑)

蒔:明らかにメール派ですね。現代っ子っぽいですもん。

高:安理ちゃんはあまり絵文字とか使わなそうなイメージです。

蒔:具紀君は使いそうですね!デコメとか使いこなしてそう……。

――高本、少し俯いて考える。

高:うん……デコメ使って、敬にウンザリされてそう(笑)

蒔:うんざりしてる敬君が見たいです(笑)♪

高:どんなに具紀がデコメを使っても、敬は頑として句読点のみで返します(笑)

蒔:いっそ潔いですね……それ。


高:時乃ちゃんはメールとかどうなんでしょう?

蒔:普通にするとは思いますけど、デコメは無理かと(苦笑)

高:安理ちゃんもデコメ使わなさそうですね?

蒔:それこそ敬君みたいな感じですよ(笑)

高:女の子なんだから、可愛くいきましょうよ(笑)


蒔:でも蒔宮も使いませんよ(笑)!?そんなハイテクなものわかりませんー(笑)

――お手上げポーズを取る蒔宮に、内心「ハイテクか!?」と突っ込むが、口には出さない高本。

高:簡単ですよ(笑)

蒔:今は携帯に入ってますしね。使いませんが……(汗)


高:使ったらいいのに……。

――何とかデコメ仲間に引き入れようとするが、蒔宮一刀両断。

蒔:使えるような相手がいません(笑)

高:おっと、そうきますか(笑)

蒔:りっちゃんはやはり友達とかに使うんですか!?

高:高本の場合、相手が使ってきたらそれに合わせて返します☆

蒔:友達もやはり使ってますか!?

高:そうです♪

蒔:使ってくる相手もいません(笑)

高:そうなんですね(汗)

蒔:キャラじゃないので♡

高:確かに(笑)悠ちゃんはシンプルな感じがします♪

蒔:地味なんです(笑)

高:地味って(笑)



――ふと我に返る高本。

高:と、気付けば珍しく自分達のことを語ってしまいましたね。

蒔:話を戻しましょ(汗)


――急きたてる蒔宮に、話題を探してキョロキョロする高本。

高:え、えーと……。

そういえば、時乃ちゃんが男の子苦手っていうのは意外でした!何かエピソード

があるんですか?

――高本の問いに、あっさり首を振る蒔宮。何だか以前にもこんなやり取りが……?

蒔:無いです(笑)!多分、いない感じの子にしたかったんです♡

高:そうなんですね☆しかし、そんな二人が会ったらどうなるのか……。


蒔:敬君は女嫌いですか?

高:女の子が嫌いっていうよりは、女子の習性が嫌いって感じですかね(笑)

蒔:あぁ!←納得(笑)

高:納得なんですね(笑)

蒔:私も苦手なので(笑)

高:やっぱり(笑)高本もです♪

――さすがコンビ、こういう所がそっくり(笑)



蒔:敬君と具紀君……どっちがりっちゃんに近いですか?

高:うーん……両方かな?

蒔:どっちの部分も持ち合わせてる……ということですか!?

高:気分屋でくるくる性格変わるんです(笑)

蒔:りっちゃん血液型何型(笑)!?


――血液型性格分類を持ちだす蒔宮に、意外さを覚える高本。

高:普遍的なA型です。

蒔:普遍的って(汗)敬君は何型設定ですか?

高:日本人ってA型が一番多いじゃないですか☆敬は血液型まで考えてなかったです……。

――突然自嘲めいた笑みを浮かべる蒔宮。

蒔:蒔宮は中間雑種ですよ(笑)

高:ABですか?

蒔:……です。学生時代、生物の教師に『中間雑種』と言われたので(不機嫌)

高:失礼な先生ですね!

蒔:さりげなく根に持ってますから♪



――何となく空気を察し、少しずつ話題逸らしを試みる高本。

高:悠ちゃんはキャラ作る時に、血液型とか決めますか?

蒔:誕生日は考えますが、血液型は決めません(笑)

高:高本は誕生日すら決めないです(笑)

蒔:あはは(笑)血液型は性質がわからないので使いません♪


高:昔は身長とかも決めてたんですけどね~

蒔:今は決めないんですか?

高:全くです(笑)

蒔:そもそもキャラってどうやって誕生しますか!?



――上手く話題が逸れたことに、内心ガッツポーズの高本。

高:今は話を先に思い付いて、そこからキャラを作っていく感じです。

蒔:蒔宮は真逆です(笑)

高:高本も、昔は悠ちゃんスタイルでした☆

――自分達が作ったキャラクター達に想いを馳せ、しばし個人のセカイに浸る「Dear」二人。



蒔:『白黒~』の二人はどうでした?

高:あの二人が生まれた時点では、もう今のスタイルになってましたね。話の方が先に生まれました

蒔:そうなんだ!?白黒は登場人物キャラとしてってどれくらいいるんですか!?

――作者のくせに把握しきれておらず、指折り数えだす高本。

高:今の所、キャラとして確立してるのは6人くらいですかね(笑)

蒔:そのうち登場しているのは何人ですか?

高:現時点では3人出てます。また話が進むに連れて、増えていくとは思いますよ。

蒔:中央に行くまでに出てくるんですね!?楽しみです♪


――目をキラキラさせる蒔宮から不意に目を逸らす高本。

高:うーん……あんまり楽しいキャラ達ではないことを、先にお知らせしておきます(笑)

――思い切りコケる蒔宮。

蒔:あれっ(汗)そうなんですね。

高:オッサン二人と、敵役一人ですから(笑)

蒔:可愛い華は出ないんですか(笑)

高:残念ながら今のところは(苦笑)



蒔:りっちゃんって意外にオッサン好きですか(笑)!?

――蒔宮の突然な質問に、一瞬詰まる高本。

高:うっ……現実世界では確かにオジサマ好きですが!!二次元のオッサンにはさして興味ありません!!(笑)


――もはや何の主張かわからないことを叫ぶ高本に、困惑気味の蒔宮。

蒔:現実でオッサンが好きなんですね(笑)新事実です!?

高:ちょっと精神的に老けてるもので、あまり若い方に魅かれないんです(笑)

いわゆる「イケメン」とか全く興味ないです☆

蒔:あっ、それは同感です(笑)♪

高:おっ、さすが悠ちゃん♪(笑)

――高本の返しに驚く蒔宮。平然と続ける高本。

蒔:えぇっ!?

高:あれ、高本は悠ちゃんなら同感してくれると思ってましたよ(笑)

蒔:二人揃って若年寄ですか(笑)?

高:ステキコンビですね☆(笑)

蒔:わ~い♪

――ひとしきり変なテンションではしゃぐ「Dear」。



――高本徐に。

高:今の職場はオジサマに事欠かないので、その点では楽しいです(笑)

蒔:そんな楽しみ方って(笑)蒔宮は若い同性職員が苦手でしたね。

高:高本も平成生まれの同期には、ちょっと引き気味な部分はあります(笑)

――やはり対人関係の好みは似ている二人(笑)


――若年寄な会話で盛り上がる「Dear」。自分達も世間的に見れば若いはずなのに(笑)

蒔:若すぎてついてけないんですよっ!会話が(笑)

高:そうなんですよね~。テンション高いし(汗)

蒔:多分同い年でもああはできないだろうという自信があります(笑)

高:同感です(笑)



――ここで、蒔宮必殺「話題転換の術」。

蒔:話は変わって、昔作ったキャラ達の歳を越すのって淋しくないですか(笑)!?

高:切なくなりますよね(笑)

蒔:なんか……確か年上設定だったのに……ってなります(泣)

高:わかります(涙)

――誰もが経験するであろう、この切なさ……(笑)


蒔:あんまり20代とかのキャラって作らないんですよ。

高:そうですね~。

自分の年齢が上がるにつれて、作るキャラの年齢も上がってきてますが(笑)

蒔:上がってきてますか!?蒔宮は相変わらず高校生ネタが好きです(笑)

高:高校生の心理描写が容易にできる程、高本の精神は若くないのです(笑)

蒔:むしろ20代をかけるほど蒔宮は世の中を知らないのです(笑)

――蒔宮の深い返しに、ぎくりとする高本。

高:高本も知りませんよ(汗)

蒔:蒔宮よりは大人かと。

高:そうですか?

――眉をひそめる高本に、可愛らしい笑顔で応える蒔宮。

蒔:……想像では(笑)♪

高:想像かい(笑)

蒔:妄想に近いかも知れませんが(笑)


――腕を組んで唸る高本。蒔宮も溜息を吐く。

高:まぁ会って話したことないですしね~

蒔:なかなか機会がないんですよね~。


高:30歳までには会いたいですね(笑)

――高本の発言に、テンションの上がる蒔宮。

蒔:マジですか!?頑張りますよ(笑)♪

――何を頑張るんだろうと疑問に思うも、やはり聞かない高本。



高:きっと高本は独身のままですよ(笑)

蒔:突っ込めませんよ!!!!!

高:高本は仕事が恋人だーっっ!!(ヤケ)

――独り大声でどこかに叫ぶ高本を、生温かい目で見守る蒔宮。

蒔:蒔:そんなこと言ってられるのも今のうち♪←経験者は語る(笑)

高:うっ……(汗)良いんです、私には可愛い生徒がいっぱいいるんですから!あの子達に尽くします!

蒔:あんまりプライベートなことを突っ込んじゃまずいですよね(笑)ここまでにしましょ♪


――暴走する高本を、やんわりと抑える蒔宮。

  「やっぱ悠ちゃんの方が大人なんじゃないかなぁ」としみじみ感じる高本。

高:そうですね!



高:結構長くなってきましたし、そろそろ締めましょうか?

――強引に締めに入る高本。怪しい笑いを浮かべる蒔宮。

蒔:ふふふ。聞きたいことは後ほど個人的にメールしますね(笑)

高:まぁ、どんなメールがくるのかしら(笑)

蒔:最近手紙が来ないので(寂)

高:あぅ……すみません(汗)

――恐縮する高本に、微笑む蒔宮。その笑顔が怖い……。

蒔:ふふふ♪良いですよ……後でゆっくりね(笑)


高:悠ちゃん怖いっす(冷汗)退散~っっ!!

――高本ダッシュで逃げる

蒔:待~て~(笑)

――ゾンビの如く追う蒔宮。


そして、スタジオは無人になった……パチンッ(笑)


さてさて、楽屋裏「Dear…」編いかがでしたか?


珍しく自分達のことも語りましたね(笑)

長々とすみませんでしたm(_ _)m


次は何の秘密が明かされるのでしょうか……乞うご期待!

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