第四回 楽屋裏
(以下、高本→高、蒔宮→蒔)
蒔「初めましての方も、そうでない方もこんにちは^^『楽屋裏』、設定裏話のお時間です(笑)!」
高「今回の『楽屋裏』は何が飛び出すのでしょうか!?(笑)」
明るい雰囲気の中、含み笑いを浮かべて顔を見合わせる怪しい「Dear」二人。
蒔「(今回は)ゲストもいないし、ゆっくりまったり話しましょう!」
何故だか、もの凄く楽しいそうな蒔宮。
高本も同じようなノリでハイテンション…。
高「そうですね♪
では、コラボ作品『白ノス』から参りましょうか(^-^)」
蒔「う~ん…『白ノス』の裏話」
徐に考え込む蒔宮。妙な間が空いて…。
蒔「ペアをどう作ったか…とかですか(笑)!?」
何も浮かばなかったのか、苦い表情で疑問符を高本に投げかける蒔宮。
高本、思案顔で何処かを見つめてから話しだす。
高「高本としては、最初は男子ペア(彩羽×J)と女子ペア(金糸雀×雪)で考えてたんですよね~」
蒔「(うっ、と息を詰まらせて)それを蒔宮が裏返した感じになっちゃいました(汗)」
高「や、でも今の組み合わせも好きですよ(≧∀≦)b 」
項垂れる蒔宮に対し、必死にフォローを入れる高本。
一瞬暗い空気に包まれたが、すぐに忘れた様に話を切り出す蒔宮。
蒔「そもそも『白黒と低音のセカイ』ってどうやって出来たんですか?」
高「おっと、出ましたね『話題転換の術』(笑)」
唐突な蒔宮をみて、面白そうに笑う高本。
「あっ!?」という表情になる蒔宮。
蒔「いつの間にか蒔宮の十八番になった『話題転換の術』です(笑)」
高本に負けじと意地の悪い笑みを浮かべて見せる蒔宮。
高「認定したのは高本です(笑)」
蒔宮の笑みをスル―して、少し真面目な雰囲気を醸し出す高本。
その様子に蒔宮もきちんと椅子に座り直す…。
高「『白黒~』は、確か朝ごはんを食べている時に思いついたんですよ」
至極真面目な高本の言葉に、面食らったように目を点にする蒔宮。
暫しの沈黙……高本の言葉を頭で反芻させてから、我に返る蒔宮。
蒔「どんな朝ごはん食べたら、思いつくんですか(汗)!?」
予想外の突っ込みに驚く高本。
高「まぁ朝ごはんは関係無いんですが(殴)」
さらなる高本の言葉に「関係無いんかい!?」と一人突っ込みを心の中で入れる蒔宮。
何となくその雰囲気に気付きながらも話を進める高本。
高「(咳払い一つして)白黒の世界ってどんな感じかなぁって思ったのがハジマリです(^_^)v」
にっこり言いきる高本に、ようやく納得顔の蒔宮。
蒔「あぁ、そういうことか!
『花街』とかは後からついた設定ですか!?」
高「そうですね。
最初『金糸雀』は、空き家で拾われる予定でした(笑)」
小さな疑問をぶつける蒔宮に、真面目に答える高本。その表情はどことなく楽し気。
蒔「その設定も捨てがたいです(笑)」
高本の「空き家」発言に驚くが、目を輝かせる蒔宮。
蒔「まだまだ謎多き二人ですよね!」
勝手に〆に入ろうとする蒔宮。
「空き家」発言に目を輝かせる蒔宮を見て驚く高本。
高「マジですか(笑)」
無言で頷く蒔宮を横目に、話を変える(話題転換の術)高本(笑)。
高「『ノスタルジア管理局』の誕生秘話はありますか?」
現実に引き戻され考え込む蒔宮。
蒔「そうですね~。
とりあえず『雪』が女だって事がバレて一安心です(笑)」
苦笑いを浮かべる蒔宮。
高本も渋い顔で。
高「アレは衝撃でしたね~(汗)」
蒔「あれっ!?そうですか!?」
予想外の高本の反応に驚く蒔宮。
そんな蒔宮を見て、意地悪な笑みを浮かべる高本。
高「彩羽があれだけ取り乱す位ですから(笑)」
蒔「てっきりばればれかと思ってました(汗)」
焦る蒔宮に和やかなムード前回の高本。
高「いやいや、そんな事はないですよ」
蒔「お互いに、まだまだ話が序盤なので謎が多いですね(汗)」
高「そうですね(汗)
早く進めなければ…」
一瞬淀んだ空気を変えようと、務めて明るくいう蒔宮。
高本もそれに気付いて。
蒔「白ノスもまだまだ序盤ですしね!」
高「どれも先が楽しみですね♪」
蒔「問題も多そうですがね(汗)」
蒔宮の余計なひと言にテンションの下がる高本。
苦笑い気味に…。
高「うん…執筆時間とか…(笑)」
蒔「…うん?」
一気にテンションの落ちてしまった高本を見て、自分の失言に気付く蒔宮。
今こそ十八番の『話題転換の術』を!…とか思い叫んでみる(笑)
蒔「話題転換の術(笑)!
続いて『Dear…』にいって下さい(゜□゜;)」
高本、蒔宮の声に気を取り戻して笑顔。
高「『Dear…』は、何か恋愛モノをって事で出来た作品ですね☆」
蒔「実際物語が進んできてどうですか^^!?」
少し考える高本。
言葉を待つ蒔宮。
高「相談なしの合作なので、書いてて楽しいです♪
悠ちゃんはどうですか?」
ニッコリ微笑んで蒔宮に話題を振る高本。しみじみと頷く蒔宮。
蒔「いやいや…ホントに相談なしだから、ドキドキさせられてます(笑)」
高「相手の出方次第でシナリオ変わりますからね~(笑)」
蒔「文通なので毎回文が交わされてていいのか!?…とか考えちゃう時もあります(汗)
蒔宮の言葉に驚く高本。
少し考えてから…。
高「むしろ交わされてないとダメなんじゃないですか?(;^_^A
蒔「そうなんですが…」
もっともな高本の意見に口ごもる蒔宮。
蒔「でも、実際私達は途中、間が空いたりしましたよね!?
その辺はどうします?」
窺うように高本へ視線を送る蒔宮。高本、少し考えて。
高「まぁたまには返さないっていうのもアリだと思いますよ♪
恋愛に駆け引きは付き物ですから(笑)」
茶目っ気たっぷりに微笑む高本。蒔宮もつられて笑顔。
蒔「駆け引きかぁ…(笑)
頑張ります!」
高「でも、あの二人は駆け引きとか無縁そうですよね(笑)」
やる気になった蒔宮に、水をさすように冷静な高本の一言…。
我に返る蒔宮。
蒔「そうなんですよ…(汗)
でも恋愛ってベタだけど楽しいです♡」
高「そうですね~♡
やっぱりウキウキしちゃいます☆」
蒔「りっちゃんの恋愛観もちらほらと(笑)」
高「きゃー!(汗)
恥ずかしいです…。」
恋愛に浮かれる「Dear」の二人。その話は尽きない(笑)
不意に蒔宮が叫びだす(汗)高本驚いて蒔宮を見る。
蒔「おぉっと!?
…もうこんな時間!続きは次回に持ち越しですね(笑)」
蒔宮の言葉に周囲を見回す高本。
高「このスタジオにはちゃんと時計も設置してあるんですね(笑)
それでは、また来月お目にかかりましょうっ!」
キョロキョロと時計を探しながらも〆の言葉を言う高本。
高本の肩にポンっと手が置かれる。振り返ると蒔宮笑顔で。
蒔「いや…蒔宮の体内時計です(笑)」
唖然とする高本…。
蒔宮、何事もなかったように。
蒔「それでは、『Dear』がお送りしました!」
Dear二人「第四回 楽屋裏でしたー!」
第四回 『楽屋裏』―終―
「設定裏話」&「秘話?」如何でしたでしょうか^^?
「白黒と~」が朝ごはん中に浮かんだとは…蒔宮もビックリです(笑)
次回もゲストはなしで、二人での会話になります☆
お楽しみに~♪