7. あなたはまだ、メリーさんの本当のおかしさを知らない。
【 都市伝説「メリーさんの電話」の、
「 メリー 」の顔をご存知だろうか? 】
今回のバルーンアートは、書籍化作品のヒロインです。
『あたしメリーさん。いま異世界にいるの……。 』 https://ncode.syosetu.com/n2728et/
あらすじ 【 Web版より】
「あたしメリーさん。いま……」でお馴染みのメリーさんが、ちょっとした手違いで異世界へ転移してしまった! 頼れるのはメリーさんの標的だった『俺』との通話のみ。
全体的にポンコツであるメリーさんが、『俺』の適当な助言に従って異世界で頑張る!
超合金級の図太い神経を持った主人公と、(物理的に)ヤバい幼女が織りなすハチャメチャコメディ。
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── 佐崎一路さまは「リビティウム皇国のブタクサ姫」「吸血姫は薔薇色の夢をみる」の作者です。
本作はおそらく、史上初の【都市伝説のメリーさん】が主役の書籍化長編小説。現在もWeb版で外伝連載中です。
そのすがたは金髪幼女、しかし、職業?都市伝説。あらすじの『物理的にヤバイ』とは文字通り凶器(狂気も)常備ゆえ。その正体は──
ともかく、もともと腕力も魔法も(知力も)なく。
ターゲットの背後へ執拗な電話で恐怖をあおりつつ、迫る特殊能力?さえ、突然異世界転移したもので東京のカレにロックオンしたまんま……
電話で実況中継しつつ、ヤバイ人外幼女が異世界で暴走します。
パロディとオマージュと昭和ネタ過積載のコメディ……《何をやらかすかわからない》、《ツッコミが容赦ない》、《あとがどうなろうと知ったことではない》。宇宙根源的におかしなヒロインにひかれました。
気に入れば… 病みつき。
そんな異世界メリーさんの第1巻の表紙がこちら!
そして、メリーさんのバルーンアートは……こちら!
イラストの顔立ちやポーズと、バルーンアートはかなりちがう?
たしかに、書籍表紙のメリーさんは泣きそうな顔です。しかし、よくみて下さい。
出刃庖丁 ─── なんか、後手で隠し持っていますよ。
バルーンアートのメリーさんは、イラストより年令高め?の不敵な表情です。
頭にはお花畑、手はサムズアップ!!
「異世界メリーさん」を読んでいだいたイメージを、さらに膨らました一品です。とくに包丁は、常軌を無視してどデカく作りました── まさにそれは鉄塊!
うっすら赤いのは事後をイメージしました。
ところが「ありえないほど大きな包丁」を作ったつもりが、のちに作者の佐崎様へ連絡したところ「鯨包丁」の存在を教わりました。
現物の写真にちょっと啞然。
◎ 水晶球とメリーさん
◎ 「メリーさんのザ・テレ○″ジョン」
(黄色いレモンをみつけられなかった)
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バルーンアートのメリーさんは初作(一作目)でした。
しかし、原型に当たるバルーンアート人形は、それより以前から作っていました── 写真は下!
「不思議の国のアリス」のアリス!
『異世界転移・創作童話』の世界的知名度の主人公です。
アリスのバルーンアートは、ハロウィンのイベントなどでつくりました。なかなか好評でしたが……何度もつくって「あきて」しまい。
そんな時、ひとりで Mad Tea-Party をひらいてしまえる、ヤバい幼女に出会った訳です。
** 後日談
じつは、バルーンアートは凡そ三年前の作品です。
メリーさんのバルーンアートは.、みてみんに写真を投稿して佐崎様に贈呈(連絡)。
当時、バルーンアートの紹介記事を書く意志はなく。活動報告で紹介してそれきりでした。
── その後、2020年。
コロナ禍でイベントが無くなったせいで、バルーンアート(大物)をつくる場面が激減。入れ替わりに新たに投稿活動をスタートしました。バルーンアートの紹介も。
ほぼ同時期、『冒険者のジョンスミス』がメリーさんの番外編に突如、ゲスト出演 ⁉︎
……… びっくりしました。
佐崎版 ジョンスミスは、メリーさんにかまわれるたび、芸人になったり、全身緑タイツになったり… え?死んだ?? という退場を遂げたり…… ( i △ i )
さらに2021年6月──、
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「あたしメリーさん。そうとわかれば実力行使なの! 包丁召喚――いでよクジラ包丁っ!」
即座にメリーさんの手に巨大な……サイズ比でほぼ青龍刀か、『るろ○に剣心』で相楽○之助が使った「斬馬刀」を彷彿とさせる包丁が現われた。
「喰らえ、必殺・真っ向唐竹縦一文字斬りなの……!!」
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メリーさんは番外編でベルセ□クばりの超重包丁、振り下ろしました。
── 最後に。
このバルーンアートのメリーさんの「その後」をご紹介します。
「不思議の国のアリス《風》のバルーンアート」と説明して、とある、真新しい公共施設へ寄贈しました。
メリーさんは『異世界転移・創作コメディ』の登場人物ですから、嘘ではありません。さすがにクジラ包丁は外しましたが……表情、サムズアップなどそのまま。
バルーンアートそのものが珍しく、目をひいて。記念写真を撮る親子もいたそうです。メリーさんの笑顔は、健やかな子育てのための施設のど真ん中で輝いていたかと思います。