表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二人は一緒にメモを見る  作者: 今泉龍二
7/17

 エリは言った。

「メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「メモを一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


とまるのを

新しいの作るの

口から出る

うちとくるのに

揺れたいのに

そうしたのにな

○○青の子

米ぬかの

十人以上の

正面分からない

その時はまだ○○なってない

両方お願い

うれしいき

力強いの

○○があって来るの

あと何本

布陣

売り払う

いない時に

心居る時に

負担がかかる

だいそれた

いきなり出るの

赤い眉

ぼすっ

むかづき

ヒント出すと

ユーザー クリップ

合同で

○○しながら待ってると

あんまり○○あるの

使うのにな

留まってない

体験を

見つからないのに

肩○○して終わり

その少ししたのの

シャンプードア

心にフィットする

伝えられない

伝ってくる 

でかい昆虫

折る

テープに書いてある


 エリは言った。

「なにがテープに書いてあるの?」

ユウタは言った。

「テープに書いてある。の次のメモの脇で口げんかされるの嫌って言葉が書いてあるんじゃない?」

エリは言った。

「それで行くの?それだったらもう次のメモに行こう」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


脇で口げんかされるの嫌

蜂の巣の中からいっぱい


 エリは言った。

「蜂の巣の中からいっぱいって、蜂の巣の中からいっぱいなにが出て来るの?」

ユウタは言った。

「アシナガバチの巣の中からいっぱい出て来るのは砂金じゃないのかな」

エリは言った。

「砂金がアシバガバチ蜂の巣の中に入ってたら重いの?」

「金だから重いんじゃないかな」

「それをどうするの?」

「砂金をキッチンペーパーの上に出す」

「砂金をキッチンペーパーの上に出してどうするの?」 

「茶巾包みみたいにして手で持って、キッチンペーパーが破れずに持ち上がったら、砂金のとこを水につける」

「なんで水につけるの?」

「本当にやってみたい」

「質問に答えてくれない」

とエリはさっぱりとした声で言った。

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


変化の

使われるのに

掃除したのに

知ったのに

そういうのを使うのを

作ったのに

力が入って無いの

弟の○○の音

接してるとこに

そこまで無いの

体のにか

派手においしい

はちみつナス

ネコの毛

わざとしてないの

そこに当たるのに

フォークとナス

していたいの

焼きプリンの焼いた面

弁天さんに

僕のにか

三強

わいたのに

見たいのを

苦労かな

あっちにうつすの

いくのにか

したのに笑うのに

オレンジ色と(つの)の 

となりのレベルアップ

ビーズの心に残る

歩いてたせんべい止まって

違うのに

作るのに

○○しく撮るの

いい坂

考えてないの

区切るのを

芝先

()めないサメ 

先に知ったの

バタバタ

完成させたのに

半分かむ

歯が水色

待ってる筒

恐いの盾で

愛と続けるのが

きりんの胴体

目に付く○○

居るのにかよ

本当のに

多めの

どこで()めるか 

ピンクの細い糸を

梅雨の雨の中を歩いてるパイプ

ヌーの化物のとなりの

今いっぱい

とるのいっぱいの

今リードしてる

(いた)わる 

お菓子の箱の上へ

はじいてない物

○○を感じない予選

○○の段階

焼き切る

前半で出来ること


 エリは言った。

「前半で出来ることってなに?」

ユウタは言った。

「なんの前半?」

エリは言った。

「なんの前半なのかから考えてくれない?」

「流しそうめんの前半」

「流しそうめんの前半でなにが起きるの?」

「流しそうめんの前半のとこに赤い服を着た人がいる」

「赤い服を着た人はなにをしてるの?」

「流しそうめんのスタートに居る人に話しかけてる、後どのくらいで水を流すのって」

「あとどのくらいでそうめんを流すのかじゃなくて、あとどのくらいで水を流すのかって聞いてるの?」

「あとどのくらいで水を流すのかって聞いてる」

「赤い服の人はなんの為に、あとどのくらいで水を流すのかって聞いてるの?」

「赤い服の人はなにがしたいんだろう?」

「赤い服の人はなにがしたいの?」

とエリは言った。ユウタは言った。

「赤い服の人の首」

「赤い服の人の首がなに?」

「赤い服の人の首から上が無い」

「なに急に怖いこと言ってんの?」

「首から上が無い妖怪」

「流しそうめん食べられないじゃん」

「流しそうめんは食べない」

「だったらなんで首から上が無い妖怪は流しそうめんの前半にいるの?」

「首から上が無い妖怪は手になんか持ってる」

「手になにを持ってるの?」

「首から上がない妖怪は流しそうめんの前半でおもちゃのトンネルを手に持ってる」

「なんでおもちゃのトンネルを手に持ってるの?」

「そうめんを流す青竹の上におもちゃのトンネルを乗せようと思ってる。流しそうめんの前半じゃないと邪魔だと思って流しそうめんの前半にいる。子供が喜ぶかなと思って」

「流しそうめんにトンネルがあったら邪魔だよ、いらないよ」

「あと青竹に生のイワシの頭をいくつか飾る」

「急になに言ってんの」

「魔除け」

「魔除けでも流しそうめんの青竹に生のイワシの頭をいくつかぶら下げないで」

「じゃあイワシの頭の代わりに青竹に生ハムをいくつもぶら下げさせて」

「駄目。あとそれ首から上が無い妖怪の意見じゃなくてユウタの意見でしょ?」

「生ハムなら魚臭くない」

「飾るんじゃなくて生ハム流したら?」

「生ハム流れるといいな」

「やってみないと分からないね」

とエリは少しゆっくり言った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ