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二人は一緒にメモを見る  作者: 今泉龍二
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 エリは言った。

「メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「またメモを一緒に見るのもう少し先になると思ってた。いつもと間隔変わらないよね」

「うん、でも言葉を思い付くかどうかは分からないから、あとどのくらいでメモがたまるとは言えない」

「そうなんだ?メモを一緒に見よう」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


薄いのに目

何回も何回も自分を○○した

握るの

クリーム相談

最初に銀箔(ぎんぱく)

割り箸難しい

ほぼ考えられない

〇〇の事を話してたら

胡坐(あぐら) 畳んだ傘 

ひまわり ブロック

宝石とクリーム

○○がいないとこ行って

こっちの方が楽なの

半角

(きん)チキン

○○に溶ける

一日スパッと

194

お手玉(とり)

無難

ブタが輪になってるポスター

90年代の口

手首

もっとちゃんと○○に

白い梅の花

来てくれた

海の中(ひかり) 

そこの図

全部見る

ウレタンの剣

○○との違い

○○(とき) あんこ 

そのせいの

その時のあんこ

離れ離れ

健闘

すっぽりメニュー

天丼作る

コンディショナー(たい) 

白いベルト

火起こし

いつの間にか上がってる

ネット クマ

グラウンドのネット

本を作りたい

40個

○○する数が減ったから

変わるのか

すしのか

どけると

はんしろ

ポテトの耳

よし足

ハンバーグは知っている

小ざっぱり

豚玉

磁石に引っ付いてる虫

作りたい天ぷら作れた

切りたそう

回ってる人

知ったのにかな

着いたのか

過ぎたからと

トラのキャラが座ってる椅子

肩に○○する分

さっそく

口に鬼

そこだけは意識的

県道ポテト

手裏剣とシュポシュポ

絞っていたら

トスするオクラ

行ってみるか

技術はないけど話は聞く

はまったのは

タレをつける

22の橋

点数カラス

すぐに無くなったから

高めの

参加者の中に

毎日飛んでる

駄目なんじゃないって言われても

なにか的確なこと言って

間に入れない方がいい

戻しちゃう

やばくなったら

感じ取る時

せりあがる

入れ代わり立ち代わり

きれいな青

幸せに○○する

一気に

(はり)

カタログ見ながら言う

二つのノートに

さっとを考える

拾ってる間

訴える

遠くでガム

みんなの分も

ステップある

ガム ネクタイ

紙コップ

一周したメガネに

手を引っ込める

受け入れない

焼きそば目

思い出で

よう合わさん

のぼって

漫画で船が出て

トマトの皮

全くの

次の年

ひろがり

あげパンの(そば) 

避けて通れない

鼻の色が

犬のお腹

そっち固いの

ずっと回ってる

どう吹く風

目をつぶるお面

使うのかな

三分(さんぷん)

慣れてる子の

少しスピードを落とす

揺れてくるから

誰にも見せない

誰の中途半端

奥に塩

二人で短いの

地獄じゃない

育ててくれた木

見つからなかった

石灯篭の上

お茶いれてる人のえくぼ

レジ(どん) 

受付の○○

見たビタッ

二分(にふん)五つ 

こう歩くと

すっと○○に興味がある

また崩れる

二十二歳は

十九世紀末

強く持つ

再確認の

肩を落とす

○○をイメージしよう

今度からそうしない

ちと不安な

ショットの

乗っとく

そういう事されて

去ってくのにかな

引っ掛かってる

そうさしてる

マウスピース

いってくるのに

ろくのかな

見事なのかな

100%の

カニの手元

16のか

開ける忍者

一月から八月

ゴシゴシが

かき集める

二玉

押し上げる

カイロの音

待たせて

鶯色(うぐいすいろ)

あつくなったから

オオカミ 設備

○○はある

あついのとれるの

そうしたの出る

みんな出した

ついたのによ

ストレッチした靴下

急にくねくね

○○してするの大変

少しずつするしかない

しぼんだら

そしてつけたのにもな

大きいグラタン皿

自動のものにして

同時につくるのを

冷たいもの見てる

チクワなってない

分析して

行く薔薇(ばら)

白湯(さゆ)を持って

(ほか)の○○見るのに

秋の味噌汁

蟻と村

七分八分(しちぶはちぶ)結球

はまゆい

豆腐を待ってる


 エリは言った。

「豆腐を待ってる。誰が豆腐を待ってるの?」

ユウタは言った。

「豆腐を待ってる」

エリは言った。

「豆腐を待ってるの誰?」

「誰だろう」

「豆腐の料理が来るの待ってるの?」

「豆腐の料理が来るのを待ってるのかな」

「豆腐の料理じゃないの?」

「舟」

「舟?豆腐を待ってるのになんで舟が関係あるの?」

「舟関係あるかなー」

「舟関係あるの?」

「舟を漕いでる豆腐のキャラが自分の体から水分が出てる」

「舟の中に自分から出た水がたまるの?」

「なんの話だろうこれ」

「豆腐を待ってる話だよ」

「豆腐が舟でやって来て、誰が待ってるか」

「誰が豆腐を待ってるの?」

「豆腐を待つ人」

「豆腐を待ってる人は人間?」

「豆腐を待つ人間。人間かなー」

「それとも食べ物が豆腐を待ってるの?」

「食べ物。人間。豆腐を待つの」

「豆腐を待ってるの誰?」

「豆腐を待つ人いるかなー」

「いなかったら豆腐がかわいそうだよ。豆腐を待ってるの誰?」

「本当に誰も頭の中に出て来ないな。本当に豆腐を待ってる人がいないんじゃないの」

「いや、いるよ豆腐を待ってる人。きっといるから豆腐を待ってる人考えて」

「味噌は豆腐を待ってないしな」

「なんで?待ってるの味噌でもういいけど」

「いやエリちゃん、味噌は豆腐を待ってないよ」

「じゃあしょう油は?」

「いやしょう油も待ってない。調味料は豆腐を待ってないよ」

「調味料は全て豆腐を待ってないの?」

「うん、全て豆腐を待ってない」

「誰が豆腐を待ってるの?」

「調味料じゃなくて誰が待ってるんだろう」

「豆腐を待ってる人誰かいるでしょ?」

「豆腐を待ってる人誰だろう」

「待ってるの誰?」

「青」

「青がなに?」

「青関係あるかな」

「青のなに?」

「青空」

「天気が晴れで青空?」

「青空の下になにかいる」

「なにかいるの?それが豆腐を待ってるの?」

「なんだろうこれ」

「頭の中になにが見えてる?」

「裂けるチーズとかまぼこが合体したような棒状のキャラなんだけど」

「そんな食べ物ある?」

「分からない。それがどうなってるって言えばいんだろう。縦に裂けるチーズがあって上から見たら三角っぽくなってる、その隣に縦にかまぼこがあってそれも三角っぽくなってる。その二種類がいくつかあって、上から見たら円になってて、棒状になってる」

「なんとなく分かった。それが豆腐を待ってるんだね」

「豆腐が着いたらそれがどうするんだろう」

「どうするの?」

「豆腐を待ってたそれは、豆腐が着くとチーズの部分とかまぼこの部分が裂けて開く」

「なにそれ?なんで豆腐が着いたら裂けて開くの?」

「それがお帰りなさいのポーズ」

「なんの話かよく分からない。お帰りなさいって言葉で言えばいいのに」

「日によって開いてる時間が少し違う」

「それはなんとなく分かる」



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