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二人は一緒にメモを見る  作者: 今泉龍二
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 エリは言った。

「メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「一緒にメモを見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


一号おろし

細かく刻む時の

小さいプレゼント

すぐに出来る

安心の

変わったの

今日最初の

あっさり変える

どう見ても

見ごろ日頃

一つ言ったのにな

この人のかな

さいたのにかな

やったのに

液三

出て来たクッキー

熱くなる

○○に納めたら

いつもはしないようにしてる

○○やめて南国で

普段と動きが違う

ドリーム挨拶

関係と

力強くした

ぐっとも

西ヒゲ

四角の中の顔

ロボットの握力を知った

なかなか腕組んで

ベースが○○

鬼の周り

ここを押さえていたら

覚える

聞ける

(くちばし)赤い

ペンは

大きな桜の木の下を女性が移動する

つま先ベル

まったく見てない

先頭

はってるのに

安心して出来る

転がすの

なんで黙るんだろう

そこにいる○○

人気出て来る

乗せるわ

いっぱい飲んで

レッドだと

贈り物

不安定な所に立ってる

(てき)

始めたから

反るのにか

知ったのにかな

()めてくの 

どんどん出来なくなる

六点も

ばったり

なかなか出て来ない

くら腰

先週末

どんどん来る

その方が早い

担ぐのに

糸が来ると

宅配便届いた

EP

あまり苦労しないで

売ってる人に

桃の花

今日つける

○○に浮かぶ船

厚みがあるのから

○○の目の前で

対決の前に

○○を○○にしていく

一人で使う

掘り残しがある

木の板で

出来てる

決めて

いずみけんさ

減ってるの

出来るんだ

いい企画があるのに

あい麦

変え軸

兼ねるのにな

すっとで

折るのは

それでやると

とっとくの

桃に付いてる


 エリは言った。

「桃に付いてる。なにが桃に付いてるの?」

ユウタは言った。

「桃に付いてる。なにが桃に付いてるんだろう」

エリは言った。

「桃に付いてるのなに?」

ユウタは言った。

「ハンバーグは関係ないし」

「ハンバーグ?ハンバーグが桃に付くってなに?」

「ハンバーグ食べてたら、ハンバーグの欠片(かけら)が皿にない?それが桃に付いてるの、切ってない桃」

「ハンバーグの欠片が桃に付いてたら嫌だな」

「だからハンバーグの欠片は桃に付いてない」

「ハンバーグの欠片は付いてない方がいい。ハンバーグじゃなくて、桃に付いてるのなに?」

「アルミじゃないし」

「アルミ?アルミニウム?」

「関係無いけどアルミ箔で桃を包んでるのが思い浮かんだ」

「アルミ箔で桃を包むのになにか意味があるの?」

「包むのに意味は無いけど」

「意味ないんだ?じゃあ言わなくていいよ。なにが桃に付いてるの?」

「なんだろう。誰かが桃に片手で触ってて」

「誰が桃に触ってるの?」

「男の手か女の手か分からないな」

「桃に触ってるのは大人?」

「大人かなあ、中学生以上だと思うけど」

「中学生以上の手が桃に触ってる」

「桃の手で触ってる反対側、桃の反対側に…」

「反対側になにか付いてる?」

「桃に触ってるの女性の手」

「それで?触ってる反対側になにか付いてる?」

「水に似た生き物」

「それよく分からないから()めよう」

「水に似た生き物は止める」

「触ってる反対側になにか付いてる?」

「桃を触ってる女性の手が気になる」

「桃になにが付いてるか答えて欲しいけど。手が気になるんだ?どんな手なの?」

「爪の色」

「爪の色が何色なの?」

「爪の色は()める」

「爪の色は止めるんだ?」

「女性の手が桃を揺らしてる」

「桃を揺らしてどうするの?」

「桃に顔があるんじゃないし」

「揺らされてる桃の顔?」

「桃に顔はない。女性は桃を揺らすの続けてる」

「なんで桃を揺らしてるの?」

「近くに彼氏がいる」

「なんで桃を揺らしてるの?」

「なんで揺らしてるんだろう」

「無言で揺らしてるの?」

「彼氏がなにか作業をしてる?」

とユウタは言った。エリは言った。

「作業って彼氏はなにをしてるの?」

「作業はなんだろう」

「なにかを作ってるの?」

「手の平くらいの葉っぱ」

「手の平くらいの葉っぱがなに?」

「手の平くらいの葉っぱじゃなくて、彼氏は葉っぱで階段作ってる」

「葉っぱの階段は見たこと無いな、葉っぱの階段を作ってどうするの?」

「桃の彼女が触ってる反対側に葉っぱの階段をくっ付ける」

「桃に付いてるじゃなくて桃にくっ付ける?」

「桃にくっ付ける。そうすると彼女は桃を揺らすのを()める。その階段を誰かが上がる」

「葉っぱの階段を誰が上がるの?」

「お尻を押されながら上がる?」

「誰が上がるの?」

「お尻は押されてない。お腹」

「お腹がなに?」

「お腹がなんだろう」

「お腹がなに?」

「お腹いっぱいじゃないしな」

「お腹いっぱいじゃなくてなに?」

「上半身が裸でもないし」

「葉っぱの階段を上がってるの男の人?」

「男か女かまだ分からない、お腹」

「男か女か決めたら?」

「なにか持ってるんじゃないと思うし」

「なにも持ってないの?」

「お腹関係ない。左手になにか持ってる」

「持ってるんじゃん。左手になにを持ってるの?」

「左手にモズク酢一本を直接持って葉っぱの階段を上がってる」

「なんでモズク酢一本を持って階段を上がってるの?」

「階段を上がって桃の上まで行ったらモズク酢一本をすする」

「桃の上でモズク酢一本をすすっても、山頂でご飯を食べるみたいな気持ちにはならないよ」

「それでモズク酢をすすったら、モズク酢で濡れた手を桃で拭く」

「モズク酢で濡れた手を桃で拭かないで欲しい」

「手を拭くのを見てた彼女もそう思う」

「手を拭くのを見てた彼氏はどう思うの?」

「どう思ってるのかは分からないけど、ティシュを水で少し濡らして桃を拭く」

「そうなんだ?ユウタこの間、存在してない自分の赤ちゃんが夢に出て来たって言ってたでしょ?私達の赤ちゃん私の夢には出て来ないんだけど」

「赤ちゃんは俺の方をより好きなんじゃない?」

「なんでユウタの方をより好きなの?」

「俺に()められるのが好きなんじゃない?」

「それはなんか納得してしまいそうだけど、赤ちゃん私の夢にも出て欲しい」

「夢に出ても本当に子供が出来るかは分からないよ」

「ユウタのこの夢は正夢になる気がする」

「夢に出て来なくても、生まれたら顔見れるけど」

「なんで?夢にも出て来て欲しいよ」

「そうなんだ?」

「そう思ってないの?」

「生まれてから顔見れたらいいと思ってるけど」

「なんで私の方が会いたいのに夢に出て来てくれないの?私も褒めるのに」

「なんでだろうね、夢に出て来た方が俺が結婚する気になるからかな。あの後もう一回大きくなって夢に出て来たけど、今度は自分で立ってた。生後どのくらいなんだろう」

「なんでユウタの夢にだけ出て来るの?ユウタの夢だけじゃなくて私の夢にも出て欲しい」

「なんでだろうね」

「今度は私の夢に出て来て欲しい」

「出て来るといいね」

「夢に出て来てくれないかな」



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