17
エリは言った。
「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「一緒にメモを見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
すごくどけたのに
持ってるのに
にやけてる人が見てる先に
一回したら
早く正確
受かったのにか
迎えに来る
揺らされた
姉と代わる
大きなやつに
空気リス
そんな耳たぶ
今あったのに
とったのに
ささみが演じる
関係なく風
払う筋肉
やめたのによ
捉えるのによ
外にある
ドリーム○○はず
いつもそんなに速くない
疲労
毛ありき
そこでぶわっと
見えないと
ジャングルハート
ビッグサイダー
青○○貴重
十なのを
乗せるのにな
止まってるニンニク
はるのにか
その最後に
いつ知ったのか
かくすかいの
いちごより小さな○○が
いちごを前にして
やりやすい山がある
127
角を合わせる
勝った バッグ
ずっと暮らしてる
雲のことで
黙って聞いてる
途中のことにか
考えてる桃の肌
言ったのにか
正確三角
屈折
集めたのを
からし一の
両サイドから
染みついてる
条件
したのによ
締める
ふちあがる
いつ言ったのを
○○付けてるの
同じ量
23作るの
色んなの
勝ってるとこに
いつ切ったのかな
ああしたらいの
朝から強い
そう言ったのに
夢ばかり
切り抜ける
はまったのに
移動するの
守り抜きたい
最強の忍び足
とってーね
なす鮎
似たのにかな
あったのに
毎日する
足があるから
ばしっと自慢する
おくれるものに
より多くのを
けたたましい
それで遅くなる
飽きずに続ける
先に飛び出る
300本当に
思ったよりも強く押した
その中の
専従
中とり
外出してる
知らないことを
けっこう渦
長時間○○置きながら○○
頭がゆで卵
池の中の早く○○したい○○の
○○入らないから○○
そこにあったので
○○を犠牲にして真夜中
浮いてる○○は
面白くしたのに
貼りなおす
結局○○長いの
二重獅子
味濃いめ
全て自分の手で
また濃いのをする
角での幻
コマ 林
三回渡す
身の丈サイズ
対流
ゆっくり動かすのにな
冷やすところへ
遅れて嗅ぐ
すぐするサービス
得する馬
無理とめたの
両あご
バシバシ来る
ほどけた
バネ相手に
よけるの
ニンジン顔に
わくのか
縦にする
さったのによ
わからないのにと
打つように
かかってるのにな
打つの分かってるのにな
伝わるのにな
かなり黄色に
エリは言った。
「かなり黄色に。かなり黄色になに?」
ユウタは言った。
「おろししょうがが太巻き寿司に使う海苔みたいな四角になってる」
エリは言った。
「おろししょうがが四角になってるのになにかするの?」
「それにかなりなにをするんだろう」
「それにかなりなにするの?」
「四角いおろししょうがの上でなにか動いてる」
「なにかってなにが動いてるの?」
「蟻じゃないな」
「蟻とおろししょうが嫌だな」
「虫じゃなくてなんだろう」
「虫以外ね」
「透明」
「透明ななにか?」
「透明かなー」
「透明なもの」
「足が長い」
「足が長い透明なもの?」
「足が長い透明なものじゃない。四角いおろししょうがの上にブロッコリーがたくさんある」
「ブロッコリーがたくさんあってなに?」
「あとグリンピースを散らしてる」
「サラダ?」
「それにしょう油マヨネーズかける」
「サラダじゃん、サラダの話?」
「しょう油マヨネーズには少し胡椒と粉山椒が入ってる」
「完全にサラダの話だね」
「かなりしょう油マヨネーズをかける」
「かなり黄色にじゃなくて、かなりサラダにしょう油マヨネーズをかける話しになっちゃったね。このサラダおいしいの?」
「作ったこと無いから分からない。おろししょうがが多すぎると思うけど」
「今度私におろししょうがの量を減らして作ってよ」
「別に他のサラダでいいと思うけど」
「じゃあ他のサラダを私に作って」
「グリンピース好好き?」
「グリンピースは好きでも嫌いでもない。今度作ってよ」
「自分で作っちゃダメなの?サラダの味はそんなに変わらないと思うけど」
「私にサラダ作りたくない?」
「そんなこと無いけど」
「サラダだけでいいから作って」
「サラダだけ食べるの?」
「サラダを一緒に食べよう」
「ハッハッハッ。サラダだけ一緒に食べるんだ?他のものも作るよ」
「絶対作ってよ」
「絶対とか言わなくても作るよ」
「よしっ」
「なんでもいいんでしょ?」
「なに作ってくれるの?」
「しょうが焼きみたいな味付けのしょうがが入ってないもの」
「しょうが嫌いじゃん」
とエリは機嫌よく言った。
二人は一緒にユウタのメモを見る。
確かな腰に
かえてくるのによ
うつるのにかな
鈴どうする?
納得のにか
やったのよ
出てきたのに
二、三千
そこから使うのに
止まったのに
9000の
この待つのにか
59000
切りたい
だったのかな
止まるのによ
チョコ落とし
飼い主の
月に一回貰う
二回目から○○する
溢れさせる
勝手に右手
出て来てすぐ
すぐさまの
遠慮しない
一人でボタン
しゃきっとしたの
また別の○○を
知ってたの
こっちから来るの
出て来たのに
そういうの先に
壮大な○○に
次の事を考えてるの
取り次ぐ
今知ったのにな
ぽんぽん叩く
横にされるの恥ずかしい
後ろにするの
お好みかけて
直るの目で
まだお腹○○になってる
移動人それぞれ
迷ってる
そっち見てると
貼るための
○○まで来たら
六万の
保管続ける
足したのに
ちょうどスピード
後ろに下がる
油吸う
島の近く
なにが表れる
すいーどん
新バニラ
三つを
燃えるような
こっち側には
犬の鼻の
使った○○は
インパラ
なんて贅沢な
ないのに
そんなのつくれたのに
そしてあったのに
てっぺんにある○○の方が
即席わりとの
振ったのを
走ったのを
かわったのにか
決まった言葉のか
ナッツけつ
心に乗るの
答えていたい
言ったのにと
一緒のものをか
染めたものに
出て来るの見てる
家に持ち帰れる
かつお富士
二人コンブ
瞳から
コブ○○
見たかったのに
挙げてて下ろした右手
下ろした荷物
運ばれてる豚汁
コンビニに置かれてるビーフジャーキー
山頂で出す
ポン酢に入ったぶたしゃぶ
少しだけ目が合う
素晴らしいぐっと
春の山
全部レモンが
起きたのを
青ふくらむ
阻止したのによ
とめてるのに
ナンバーに
なにしたのかな
隙間なのにか
いつも数えてる
エリは楽しそうに言った。
「いつも数えてる。なにをいつも数えてるの?」
ユウタは言った。
「いつも数えてる物」
エリは楽しそうに言った。
「いつも数えてる物はなに?」
「牧場は関係ないと思う」
「牧場?牛の数は数えない?」
「牧場は関係ない。いつも、数えてる」
「いつもだよ、数えてるの」
「ちょっとだけ風が吹いてる」
「いつも風が吹いてる所?」
「いつも風が吹いてる所じゃないけど、今日はちょっとだけ風が吹いてる」
「ちょっとだけ風が吹いてる所は外?」
「どこだろう、今干し芋が頭の中に出て来たけど、数えてるの干し芋じゃないと思う」
「干し芋は食べたことないな」
「干し芋食べたことないんだ?」
「うん。でもそれはいいから、なにをいつも数えてるの?」
「ちょっとだけ風が吹いてる」
「ちょっとだけ風が吹いてる所でなにを数えてるの?」
「なんで干し芋が頭の中に出て来るんだろう」
「まだ干し芋が出て来るの?干し芋にする?」
「干し芋にしない。数えてる物」
「数えてる物なに?」
「干し芋じゃないもの」
「干し芋じゃないものでなに?」
「干し芋の厚さが気になる」
「干し芋ねばるなあ」
「いつもモアイ像を数えてる」
「干し芋から急にモアイ像になった」
「でも本物じゃない」
「本物じゃないモアイ像を数えてる。本物じゃなくてなに?」
「CGじゃないな」
「CGじゃないモアイ像。なんで出来たモアイ像?」
「紙で出来たモアイ像?」
とユウタは言った。エリは言った。
「紙で出来たモアイ像を数えてるんだ?」
「紙で出来たモアイ像がどこかにある」
「紙のモアイ像がどこにあるの?」
「通学路の塀の上」
「通学路の塀の上? 通学路の塀の上にモアイ像があるんだ?」
「住人の許可が下りたとこに置いてる」
「自分の家の塀の上に置いてるんじゃなくて?」
「他人の家の塀に置く。紙のモアイ像を置く場所をいつもかえる。置く数も変える」
「よく他人の家の塀にモアイ像を置く許可が下りたな」
「その塀の上に置かれた紙のモアイ像の数を登校時にいつも数えてる小学生がいる」
「登校時にいつも数えてるんだ?今日はちょっとだけ風がふいてるのは大丈夫?」
「紙のモアイ像に砂の重りを付けて飛ばないの確認して塀の上に置いてる」
「この紙のモアイ像を置いてる人はなにしてる人なの?」
「定年退職して…」
「定年退職してなにしてる人?紙のモアイ像だけ作ってるの?」
「紙のモアイ像だけ作ってるんじゃなくて、なんかしてる」
「紙のモアイ像作る以外になにしてるの?」
「ケーキのワッペンを自分で作ってダウンジャケットに付ける仕事をしてる」
「ケーキのワッペンの他になにを作ってるの?」
「白菜のキャラクターがなにかしてる」
「白菜のキャラクターがなにをしてるの?」
「白菜のキャラと赤いカラーバットのキャラがおでことおでこをくっ付けてるワッペン」
「おでことおでこくっ付けてなにが楽しいの?」
とエリは素直に言った。




