表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

デビュー前イベント1週目(2日目)

 深雪、瑞希、結実は福島からだ。

 瑞希の地元である。

 

 パフォーマンスは3人でやらなくてはいけない。

 バックバンドは近藤、ベース、緑川ギター。


 緑川さんは女性スタッフとして動いてくれてるのにギターまでやってくれてる。

 きれいだしかっこいい女性だ。

 

 リハでバックバンドに合わせて何度かやって近藤プロデューサーからいくつかアドバイスも貰ってすり合わせていく。

 細かいところは結実に教えてもらって深雪はやれる自信はついた。

 

 瑞希ちゃんは地元だからやる気があるようで友達も来るそうだ。

 各々やる気だ。

 

 会場のルータが100人ちょっとしか入らないけど福島だしちょっと満員は厳しいかな。

 入場が始まった。

 

 ここでも前方は椅子席だ。

 観客の入りはちょうど立ち見がほぼ埋まったようだ。

 

 定刻通りイベントが始まる。

 今日は瑞希のパートが多い。

 靑空→一歩一歩→いちごパフェ→靑空

 

 アイドル曲のカバーもなかなかの好評だった。

 お見送り会でも褒められた。

 もたもたしていられない。


 次の会場の仙台まで新幹線だ。

 あっという間に着いた。

 福島仙台近い。

 会場のアイルレコード。                                                                                                           

 250人規模の小さめの会場だ。

 小さいが箱はメジャーバンドがやったりする良い箱だ。

 だが今のピーシーズには大きな箱だ。

 

 深雪は友達はおろかいじめられている

 援軍は期待できない。

 前方はもちろん椅子席で後ろが立ち見である。

 

 立ち見も半分埋まって思ったより人が入った。

 遠征組に感謝だ。

 

 靑空→一歩一歩→いちごパフェ→靑空

 深雪中心に歌い上げた。

 深雪を歌唱力ある二人がサポートした形だ。

 バランスがとても良く客にも好評だ。

 

 結実は満足してないようだが深雪と瑞希は満足なようだ。

 お見送り会でも深雪は褒められたけどお礼を言って深々とお辞儀し過ぎである。しかも長い。

 感謝を伝えるのに一生懸命過ぎてファンの顔覚えるまで行けない深雪だった。

 

 そこをフォローするのが結実である。

 深雪のファンを覚えておいて「深雪は人見知りだから長い目で見てね」とお願いするのだ。


 一方大阪新しくアイドルに手を出すという文化があまりないのでアイドルに厳しいと言われている。

 チェキの値段も安くわざわざ高いアイドルに来にくいという土壌である。

 

 そこへテレビメディアを使って大阪に殴り込みだ。

 場所はここもアイルレコードの恵まれた会場である。

 

 300人の会場に50人といったところであろうか。

 100人は来ると思ってただけに大阪の洗礼を受けた感じだ。

 

 イベントはキーボード宍戸翠、ギター早坂いおりバックバンドで。

 靑空→一歩一歩→いちごパフェ→靑空

 おなじみのセトリ。

 いちごパフェで!は裕恵。

 

 センターは幸。

 お見送り会は人が少ないこともあってゆっくり話せた。

 女ヲタ幸にやられてるのは見るのは見てて面白い光景である。


 その後名古屋に移動。

 名古屋アイルレコードキャパ250

 予想に反して200人集まった。

 名古屋熱い。

 

 近くでアルト6のリリイベやってて1回目と2回目の間にやるからはしごするヲタが多いみたい。

 大阪に続き靑空→一歩一歩→いちごパフェ→靑空。

 

 裕恵の男ヲタに対する手振、ウインクでめっちゃヲタ釣って

 幸の目力で女ヲタ釣ってさえちゃんでロリコンとお姉さん掴んだ。

 

 お見送りで一人に絞ったせいで推し以外で事故起こすヲタク続出。

 名古屋は単推しが多いようだった。

 ヲタクたちを惑わせつつデビュー前イベント2日目が終わった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ