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花屋の美人女性

花を売るために街にいくレインとレンは道からずれた森を走っていた


「やっぱり兄さんの身体上昇魔法は使ったら早いね、これだと予定よりも一時間は早く着きそう」


「それは森を抜けて要るからだよ、それに身体強化魔法も使ってるからね」

身体強化魔法を使用していないと人間体ではこの森を街まで抜けるのはきつい


それから二人は全力で森を走り街の門が見えてきた


「着いたー、早く花売ろう、時間出来たし姉さんのプレゼント買おうよ」


「あぁ、花売りに行ってからな」

二人は毎年花を買い取ってくれるお店に向かうことにした


「お、来たか毎年ご苦労さん」


そこには店の店主とその美人の奥さんがいた、何れだけ美人かと言葉にするのなら、髪は長くサラサラで花の香りを漂わし、スタイルは抜群で顔は整いおっとりとした雰囲気の女性の奥さんで、道を歩けば大体の男が振り返り見とれるぐらい美人な奥さんだ、花屋のおっさんはいつも嫉妬の目を向けられるらしい


レンが先に口を開いた


「毎年思います、なんでこのおっちゃんにこんな美人の奥さんが貰えるのか、世の中不平等だなと」


「毎年、毎年聞きあきたよ、そりゃ俺が男らしいからだろ、魅力の有る男でな」


店の店主の旦那さんはやれやれと秤に頭を振り、腕を組んで胸を張った、最後は歯を見せどや顔で


「いや、男らしいより男っぽい怖い顔してるからだろ」


「なんだと~」


店主はレンを捕まえ頭をぐりぐり撫でていた、隣で呆れていた奥さんはレインの前に来て花を確認していた


「フフ、ごめんなさいね、騒がしい人で」


「いえいえ、大丈夫ですよ」

レインは笑顔で答えた


「うん、たいじょぶよいつも通り綺麗なお花ね、ちょと待ってね、お金取ってくるから」


「はい」

レインは笑顔で答えた


「しかしレンおまえ聖騎士になりたいって言ってたけど、剣の練習はどうだ」


「全然ダメ、中々うまく行かない、毎年聖騎士の試験受けてるけど、剣の使い方がなってないって言われた」


「そうか、聖騎士になるには元々の実力を身に付けてないと慣れないからな、そう言えばレインなら宮廷魔道師見習いになら慣れるだろ」


「いや~、さすがに宮廷魔道師見習いでも無理ですよ、実力なんかないですし、少し魔法が使える程度ですから」


「そうかレインなら行けると思うが」


「まあ、魔力量が普通しか無いですし」


「レインなら才能が有りそうなのにな、そうだレンは魔法はどうなんだ」


「いや~魔力量が普通しか無いって言われた聖騎士に、普通でも多い方だけど聖騎士の魔力を使う剣でもダメだって」


「そうか、ま~努力してみろ、駄目だったら何かまた探せば言い」


「おっちゃん適当すぎ」


「ま、どうにかなるさ、俺だって見てみろ美人の妻と結婚できたんだ、なんとかなるさ」


「本当にこの街の不思議の一つだね」


とレンは呆れが顔をしていた


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