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あの日の笑顔  作者: 少林ヒトデ
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君と見たあの日の空

どーもこんにちは!

少林ヒトデです!

前回に引き続き あの日の笑顔

書いて行きたいと思いまーす!

前回よりも少し長めなのでどうぞごゆっくり...!

その少年の名は三州幸樹。どこにでもいる普通の高校生だ。

彼の生きる世の中は核開発競走による対立でいつミサイルが飛んできてもおかしくない状況にあった。

しかし高校はミサイルが飛んでくる可能性があっても勉強を教えなければならないので学校としては一応成り立っている状態だ。


「ねぇ、幸樹!」

「なんだー?」

「今日の放課後二人で映画観に行かない?」

「別に良いけど、何か見たい映画でもあるのか?」

「うーん...特に観たいのは無いけど何か面白そうなのあるかもしれないから、一緒に行こうよ!」


彼女は軒下光姫。俺の幼馴染で中学時代から付き合っている。

とにかく明るくて元気!気の強そうな感じだけど、以外とショックを受けると立ち直るのに時間がかかる...

とにかく一緒に居てこっちまで楽しくなる、俺には欠かせない存在だ!


「そうゆうとこ本当にお前らしいよな~!」

「そうかなー?で、行く?行かない?」

「俺が行かないと言うと思うか?」

「それがわかんないから聞いたんじゃん!」

「そうかそうか。じゃあ分かったよ一緒に行こう!」

「ホントに!?やったー!楽しみー!」


「おやおや?非リアの前で堂々とリア充している所を見せるとは、俺に喧嘩を売ってるのかね?」


彼は秋坂秋真。(あきさか しゅうま)俺のもう一人の幼馴染で、現在の高校で唯一の男友達。接しやすく、話しやすい奴なのだが、恋愛の事になると手が付けられなくなることがあるので注意。


「別にそんなつもりじゃ無かったんだけど…」

「なんだよ~!お前俺たちに嫉妬してんのか~?」

「違うわ!」

「じゃあ何だって言うんだよ!」

「妬み...」

「一緒じゃねぇか!!」

「ははは 二人とも、仲いいね!」

「良くねえよ!」


と、こんな感じで平和な日々が続いて行く筈だった...あの日までは...


その日俺は、勉強で疲れた体を休める為に街を流れる川の近くに来ていた。特にする事も無く、ぼーーっと川を眺めていた。

その時だった!突如として街のサイレンが鳴り響き、スマホにもミサイル発射の警戒情報が流れて来た!

ここは川岸、建物などろくに無い。光姫がいる家までは走って4分!ミサイルの到達時間が約5分だと言われている。ギリギリ間に合うか間に合わないか。迷っている暇は無い。

「今すぐにでも家に帰ろう!」

そうして俺は、夕日が沈む光とサイレンに包まれた街を走って行った。


私はその時、家でスマホをいじっていた。

すると、突然スマホがバイブレーションを起こし画面の「ミサイル発射」の文字が目に飛び込んで来た!

慌ててテレビを点ければどのチャンネルでもミサイル発射の警戒情報が流れていた。

真っ先に思ったのは自分の一番大切な人の無事。

心配で外に飛び出しそうになる体を抑えて、いざの時のためのリュックを取り出し一番大切な人の帰りをただ、ひたすらに待つ...


呼吸が荒い。以前としてサイレンは鳴り響いている。道路では逃げ惑う人々の波に呑まれなかなか進めずにいた。一刻も早く帰って彼女と合わなくてはならない。

その気持ちだけが人々の波に呑まれて、体力を削られて行く体をはやし立てた。

あと少しあと少し、自分を奮い立たせて足を早める。


落ち着かない、落ち着かない、早く帰って来て!一人じゃ怖い、寂しい。

「こ、幸樹...早く帰って来てよ...」

泣きそうになっていた時だった。

バン!と音を立て誰かが入って来た気配がする!

次に届いたのは「光姫!」と呼ぶ一番会いたかった人。

「こ、幸樹...?」

「はぁはぁ、そ、そうだよ、間に合った」

「幸樹~幸樹~!良かった...良かった...」

「光姫、何も無かったか?」

「うん...大丈夫...」

「そうか、良かった...」

「とりあえずここは安全だから、警戒情報が解除されるまで一緒にいよう...」

「うん...」


そんな二人の再開など目もくれずミサイルは日本上空に到達しようとしていた。

次の瞬間、二人の目、いや日本人のほとんどが猛烈な光と共に夕暮れで真っ赤だった空が方向感覚を失うほどの光と耳を引きちぎらんばかりの轟音が、日本を包み込んだ…

ここまで読んで頂きありがとうございます!皆さんがどう思うかはわかりませんが私は書いてて楽しかったです!

次回は、ミサイルがどうなったのか?

幸樹と光姫は無事なのか?という様な感じで書いて行きたいと思います!それでは皆さんまた次の小説で会いましょう!


少林ヒトデ

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