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南条翔は其の狐の如く  作者: つゆのあめ/梅野歩
【零章】其の銀狐との出会い
2/158

<二>少年と珍しい狐



  ◆◆◆



「いまの夢、じゃないよな」


 どれほど人様の車庫で時間を過ごしていたのか。

 ぽつりと零すひとりごとの声音が震えていることに気付き、南条翔は情けない気持ちに駆られてしまう。


(だせぇーの)


 眉を八の字に下げる。

 投げ出していた足を曲げると、翔はその場で胡坐を掻いた。

 未だに気持ちは混乱と興奮で荒れている。

 五℃を切っている外気温など気にもならないほどに。


「……あの化け物はなんだよ」


 あやかし、と言っていたっけ。

 漫画では存在を知っているが、現実にいるなんて誰が想像しようか。


「朔夜と飛鳥もなんだよ」


 妖祓とは一体なんだ。

 幼少から共に過ごしてきたが、そんな単語は一度たりとも聞いたことがない。


「もう、わけわかんねーよ」


 深いため息をついて項垂れる。

 そもそも何故、翔が他人の車庫に隠れ、盗み見をしていたのか。

 すべては約束を破られたことに原因があった。

 今日は彼らと映画を観に行く約束を交わしていたのである。

 けれど待ち合わせの一時間前。揃いも揃ってキャンセルの連絡が入り、翔は「またか」と、落胆するはめになった。

 二人のドタキャンは、いまに始まったことではない。昔からなにかしらの理由をつけて約束をキャンセルすることがあるのだ。しかも必ず二人揃って。


 彼らとは園児からのヨシミで、小中高一貫して同じ学校に進学している。謂わば幼馴染だ。

 そのため、お互いになんでも知っている仲であった。

 良き思い出はもちろん思い出したくもない黒歴史、恥ずかしい思い出をおのおの握っている。


 さらに飛鳥が朔夜に恋心を寄せていることを、翔や朔夜は知っていた。

 また翔が飛鳥へ恋心を寄せていることを、朔夜や飛鳥は知っていた。

 そして朔夜は恋愛より勉強に熱心だということを、翔と飛鳥は十二分に知っていた。

 知り尽くした仲である三人は同じ高校に進学している。クラスは違えど、変わりない関係を貫いており、お互いに気の置けない大切な幼馴染であった。


 ただひとつ、翔には気掛かりがあった。

 それは朔夜や飛鳥が自分と何かが違うのではないか、という点。

昔から翔と二人の間には分厚い大きな壁を感じていた。具体的にそれが何なのかは分からない。


 しかし時々感じていた。

 二人は自分の踏み入ることのできない領域にいるのではないか、と。

 子供の頃はそれが敏感で、翔は二人とこんな約束を交わした。


――俺達の間に、隠し事はなしだからな。


 翔自身、秘め事を胸に抱えることのできない性格だ。

 同時に秘め事を抱えられることを嫌う性格でもあった。特にあの二人に対しては隠し事をしてほしくないし、したくもない。

 なんでも話せる仲でありたかった。


 だからこそ、翔は二人の度重なるドタキャンに疑問を抱いていた。

 今まで目を瞑ってきた翔だが、最近目に余るほど彼らのドタキャン癖が酷い。さすがに堪忍袋の緒も切れてしまったのである。

 揃いも揃って三回に一度は約束をキャンセルなんて、何か裏があるに決まっている。

 そう結論づけた翔は心に決めていた。

 今度二人がドタキャンをしたら、真相を突き止める、と。


 せっかく忙しい高校生活の合間を縫って、三人で遊ぶ日を決めても、すぐに約束を破られる。それに毎度自分が機嫌を損ね、二人から謝罪をされ、後日奢り兼改めて遊ぶというサイクルにもうんざりしていたのだ。


 今回二人からキャンセルの連絡を受けた翔は意気込んでいた。徹底的に二人を尾行して、真相を突き止める。そして二人を問い詰める。今までのこともひっくるめて全部白状させる、と。

 固い決意のもと、苦労に苦労を重ねて彼らを尾行した。気づかれないように距離を保ってつけ回した。非現実な光景を目の当たりにするとは、ゆめゆめ想像もしていなかった。


「……ばけもの。祓う。なんだよそれ」


 翔は思い出す。

 町を歩いていた朔夜が急に走り出すと、数珠を取り出してお経を唱え始めた。それに倣って飛鳥がお札を天に放っていた。翔には視えない『何か』を一生懸命に対処しているようだった。

 そしてお(ふだ)まみれになった、視えない『何か』が地上に転がった時、ようやっと翔の目にもそれは映った。


 大きな恐怖に駆られた。

 なにせ、全身にお札を貼られた化け物が姿を現し、地面に転がってもがき苦しんでいたのだから。鼓膜を破りそうな咆哮がいまでも忘れられない。残響が耳に残っている。


(俺にナンタラ祓いってのを隠して、ずっと化け物を相手にしていたのかなぁ。あいつら)


 では、それを何故、自分に教えてくれなかったのか。信じてくれないとでも思っていたのだろうか。

 少しずつ冷静を取り戻すと、今度はさみしさがこみ上げてくる。

 これは孤独感にも似た感情であった。

 あれほど隠し事はなしだと言ったのに。


(一方的だったと言われたら、それまでだけどさ)


 のろのろと腰を上げると、重い足取りで民家の車庫から出る。帰路とは別の方角に足先を向け、かじかんだ手をすり合わせた。


(あったかいもんでも飲もう。そしたら、気持ちも落ち着くだろ)


 近場のコンビニに入ると、少ない小遣いから豚まんを二つ。熱々のカフェオレを一つ買う。温かい内に食べたかったため、ひと気のない舗道のガードレールに寄りかかって食べることにした。家に持って帰る頃には、買った物が冷めてしまう。

 それくらい外は寒かった。


「さむっ」


 すんと赤くなった鼻を啜り、ビニール袋からカフェオレの入った缶ボトルを取り出す。

 蓋を開けて飲むまでの動作すら体が重い。気持ちが沈んでいるせいだろう。混乱すればいいのか、疎外感に苛めばいいのか、いまの翔には分からずにいる。


(聞いたら教えてくれっかな……はぐらかされそうだな)


 目の前を通り過ぎていく車を見送る。

 ぼんやりとカフェオレで喉を潤していると、視界の端にちらりと何かが映った。自転車のライトだと思ったが、それは不規則な動きをしている。


(猫でもいるのか? 白猫?)


 白い点が視界の端をちらつかせている。

 口をつけていた缶ボトルの蓋を閉めて、ゆるりと首を捻る。舗道を何かが横切り、古い民家のブロック塀の穴に入った。否、入ろうと苦戦していた。

 穴に頭を突っ込もうとしている動物に翔は目を丸くする。

 あれは猫じゃない。


(犬でもねーよな?)


 恐る恐る歩み寄り、獣を観察する。

 翔の目が確かなのであれば、それは狐と呼ばれる生き物だった。

 犬猫には見られない尖った鼻先に、ふさふさとした尾っぽ。丸い耳は折りたたまれ、何度も塀の欠けた穴に頭を突っ込もうとしている。

 猫の場合、頭が通れば胴も通るらしいのだが、狐はどうなのだろう。


(なんで此処に狐がいるんだよ。田舎でもないのに)


 テレビの特集でしか見たことのない動物をまじまじと見つめていると、ようやく人の気配に気づいたのか狐が頭を上げ、体ごと翔の方を向いてきた。


(あれ、この狐。色が変だ)


 屈んで狐の体毛に注目する。

 普通、テレビや動物図鑑で目にする狐の体毛は赤褐色だ。

 なのに、この狐の体毛は白……いぶし銀をしている。尾っぽの先は白く通常の狐と変わらないが、体毛は図鑑とは異なった色をしている。

 そういう種類の狐がいるのだろうか?

 動物に疎い翔は首を傾げるほかない。


「生で狐を見るのは初めてだけど、意外とでかいんだな」


 中型犬と大型犬の間ほどの大きさだ。

 狐の全体を眺めていると、獣の縦長の瞳孔が膨張した。つよく威嚇しているようで、瞬く間に獣は鋭い牙を見せて上体を低くした。

 これ以上、近付くなと警告しているらしい。

 翔自身も、下手に動いて噛み付かれては堪らない。はやく狐には去ってほしいのだが。


(放置していいもんかなぁ)


 役所か、警察に連絡するべきだろうか。

 うんぬん悩んでいると、狐がビニール袋に視線を留めた。つられて翔もビニール袋に目を落とし、狐と交互に見やる。獣はいつまでも、袋を見つめている。

 鼻をひくひくさせている狐の様子に、「まさかなぁ」と苦笑い。


「残念だけど豚まんはやらねえよ。動物に人間の食い物をやったら罰が当たっちまうからな。お前の体にも悪いだろうし」


 しかし狐の目はビニール袋に釘づけだ。

 困ったと眉を下げてよそ見をした次の瞬間、ビニール袋から豚まんが飛び出した。翔は何もしていない。けれど確かに豚まんが飛び出した。


「はあ?」


 素っ頓狂な声を上げる翔をよそに、獣は地面に落ちた豚まんに齧り始める。


「ま、待てって! それは人間の……あーあっ、まじかよ」


 ぺろり、と豚まんを平らげた狐が翔を見上げてくる。

 先ほどのような警戒心は瞳に宿していない。

 スンスンと鼻を鳴らして、ふたたび袋を見つめてくる。いつまでも見つめてくるので、意味を察した翔は肩を落とした。


「俺の豚まん……美味そうに食いやがって。もっとくれってか?」


 与えられるわけがないではないか。人間の食い物を動物に……どうぶつ。


「お前。本当にただの狐か?」


 じっと狐を見下ろすが、うんっと獣は首をかしげるばかり。

 目は豚まんをおくれと訴えている。さっきまで翔に威嚇していたのに、現金な狐だ。


「くれって目をされてもなぁ」


 そもそも、なぜ豚まんが袋から飛び出したのだろうか。

 翔は豚まんに触れていないので、袋から飛び出すわけがないのに。勝手に豚まんが袋から飛び出すなんて、もう何が何だか……わけがわからない。


「あ。お前、怪我をしてるな」


 狐の左前足に赤黒い切り傷がある。

 肉を抉るような傷にしかめっ面を作ってしまった。見るからに痛そうだ。


「動物病院って近くにあったかな。俺じゃどうしようもねーぞ」


 狐は翔の言葉を理解したかのように、ふさふさとした尾っぽを右へ左へ靡かせる。敵意は感じられなかった。豚まん効果で親密度があがったのだろう。

 翔は本当に現金な狐だと笑ってしまった。


 と、獣が急に身を小さくした。

 まるで何かに怯えるように、ぎゅっと縮こまってしまう。

 自分に怯えているのではないと理解した翔は、原因を探すべく周囲を見渡した。ここには自分以外に誰もいない。車も通っていないし、自転車や人の気配もない。


「お前。何に怖がっているんだ?」


 視線を戻して狐に話し掛ける。

 耳を垂らしている狐は、すっかり石化してしまったようだ。ちっとも動かない。


「どうしたんだよ。なにもいないぜ?」


 困惑していると、向こうの外灯が明滅した。やがてそれは光を失い、周囲をすんと暗くする。また近くの外灯が明滅し、同じように光を失う。

 ああ、目前の一軒家の零れる明かりすら明滅しているではないか。

 本能が警鐘を鳴らす。

 何かが、おかしい。


「勘弁してくれよ。朔夜と飛鳥のことで混乱しているのに、今度はオカルト現象かよ」


 生温かい突風が吹く。

 意思を宿したかのように吹きすさぶ風は、迷わず狐に向かっていた。


「あぶねっ!」


 咄嗟に狐を腕に抱えて庇う。

 何故か、そうしなければいけない衝動に駆られたのだ。


「ヅッ!」


 背中に強い衝撃と燃えるような痛みを感じた。

 コートが切り裂かれ、中に着ていたトレーナーも裂かれる。腕の力を込めてしまい、狐を圧迫してしまったが許してほしい。


「にげ、ないと」


 何から逃げるべきなのか、何処へ逃げるべきなのか。

 ああ、まったく、今日は厄日も厄日だ。

 下唇を噛み締め、激痛に耐えながら翔は狐を抱えた。驚き、暴れる狐に「ジッとしてくれ」と、翔は懇願する。いま暴れられるのはこちらとしてもつらい。


「意外と重いなお前。狐って軽いイメージがあったけど、何キロあるんだよ」


 愚痴を零し、翔はアスファルトを蹴って走り出す。

 狐を置いて逃げることもできたが、恐怖に身をこわばらせている獣が自力で逃げられるとは到底思えない。

 なにより、怪我をしている獣を放ってはおけなかった。


「苦しくても我慢してくれよ」


 狐の正しい抱き方など知らない翔は、前もって獣に釘を刺すと曲がり角を右折する。その間、獣はおとなしくしてくれた。言葉が通じずとも、想いが通じたようだ。

 大通りに出れば助かるだろうか。それとも何処かの建物に逃げ込めば、視えない何か……から、やり過ごせるのだろうか。

 だいたい視えない何かは、自分達を襲っているのだろうか。頭が痛くなってきた。


「誰か。この際、神さまでもいい。どうにかしてくれよ」


 あがる息を無視すると、半べそで足を動かす。

 築何十年の一軒家ばかりが並ぶ道すがら、人を拒絶する白い囲いを見つける。

 工事現場だ。住民の反対を押し切って建設されるマンションの存在を思い出した翔は、仕切られている鎖を跨いで工事現場に侵入する。


 夜の工事現場は不気味なほど静かだった。

 昼間は活発に活動しているであろう重機も、今は稼動しておらず静かに眠っている。

 骨組みだらけの建物に身を隠す場所は少ないが、多くの資材が周囲に放置されているため、どこかしら身を隠せそうだ。


 それにこれ以上、重たい狐を抱えて走るのは不可能だ。傷を負った体が限界を感じている。

 翔は徐々に走る速度を緩め、狐と自分の身が隠せそうな場所を探す。

 狐ほど大きさならば土管や積まれている鉄筋の山など、隠れられそうな場所が多数ありそうだが……人間となると話は別だ。


 狐がふたたび身を硬くする。

 何かがすぐそこまで来ているようだ。


「ばか、怖がるなよ。俺だって怖いんだから」


 獣に向かってニッと笑い、虚勢を張ってみせる。

 かすかに狐の瞳が揺れたのは気のせいだろうか。


 翔は囲いの隅に放置されているドラム缶に目をつけた。蓋こそないが液体などは入っておらず、狐の身は隠せそうだ。いざとなれば、自力で飛び越えられる高さだろう。左前足を怪我していることが気掛かりだが、いまは迷っている場合ではない。

 翔はドラム缶の中に、狐と手に提げていたビニール袋を入れる。


「さっきの豚まんが入ってる。やるよ。お前、ただの狐じゃなさそうだから食っても大丈夫だろう」


 クオーンと狐が小さく鳴く。

 本物の狐はコン、コンとは鳴かないようだ。


「静かにしとけよ。何が遭っても出てくるんじゃないぞ」


 人差し指を立て、翔はその場から離れる。

 今度は自分の隠れる場所を探さなければ。


(鉄筋の山の陰にでも這い蹲って隠れよう)


 刹那のこと、背後に生温かい突風が吹いた。

 その風力は並々ならぬもので、翔は思わず転倒しそうになる。

 直後、世界から音が消える。視界が赤く染まり、体中を鋭利ある何かで裂かれた。コートと中に着ていたトレーナーはところかしこに破れ、皮膚を通り越して肉を裂かれる。


 突然のことに、悲鳴をあげることすら忘れてしまった。

 翔は両膝を折り、その場に崩れる。体中が燃え爛れているようだ。痛い、裂けた、疼く、など可愛いものではない。痛みのあまりに五感が麻痺してしまいそうだ。

 生まれて初めて体験する激痛に顔を歪め、固められている土に爪を立てる。こめかみから血が流れ、顎まで伝って滴り落ちた。


「やくび、すぎるだろ」


 背中に何かが圧し掛かってくる。

 それが何かは分からないし、目には見えない。

 しかし。確かに何かが圧し掛かり、翔を押しつぶそうとしている。しかも鋭い爪のようなものを背中で感じ、それが傷に深く食い込んで痛みが増した。


「イッ、ぁあっ!」


 悲鳴が口からほとばしる。

 あと少しで、臓器が風船のように破裂してしまいそうだ。


(もうむり。目が、かすんで……)


 視界が白く霞み始めた。

 大量に出血しているせいだろう。それとも圧迫されているかもしれない。どちらにせよ、良い状況ではない。


(何か聞こえる)


 翔の朦朧とする意識が浮上したのは、奇怪な金切り声によってだった。

 おろしていた瞼をゆっくりと持ち上げると、隠れていたはずの銀狐が宙に浮いて何かに噛みついている。

 きっと自分には視えない、何かに噛みついているのだ。


「ばか。なんで、でてきたんだよ」


 うつ伏せのまま重たい右手を狐にのばす。

 振り落とされたのか、獣が地面に勢いよく叩きつけられる。が、すぐに体勢を整え、弾かれたように翔に向かって来た。

 のばした右の手に頭をこすりつけてくる狐は、逃げる素振りを見せない。


「あほだな、はやく逃げろよ」


 悪態をつく翔は、どこから漂ってくる不穏な気配を感じ、最後の力を振り絞って獣を腕の中に引き込んだ。そして狐を守るため、己の体を盾にする。

 遠のく意識の中、狐の高い鳴き声が聞こえた。それは悲鳴のような声。生温かい突風が向かってくる。二月の冷たい空気が身を凍らせる。


 翔が現状を把握できたのは、そこまでだった――。


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