エピローグ?
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「やぁやぁみなさんこんにちは。これは誰も知らない、僕…いや、僕たちゴーストクラブのお話です。あなたは怪奇現象について、聞いたことがありますでしょうか?」
語っている人物が怪しげに微笑む。
「ある夏の事です。僕達の中では、学校の七不思議。という話が人気の話題でした。そして、中学一年生の夏の夜、校舎に忍び込む。という計画を立てました。それが、ゴーストクラブ始まりの物語です。」
ある夏の日。僕はまだクラスに馴染めていませんでした。少し浮いている感じです。でもそんな僕にも優しくしてくれる友達は何人かいました。
「おい。優太。ボーっとしてっけど、大丈夫か?」
そうだ。僕の名前。名前は瀧野優太。で、今話しかけてくれた子は大和です。よく、体が弱い僕を心配してくれます。
「ねぇ大和。そんな奴に構う暇あったらこっちであそぼ〜よ!」
「優太はそんな悪い奴じゃねぇって!…なぁってば!」
…今大和くんを誘ってあげていた子は華さん。気に入らない子へのあたりは強いけど、色んなセンスを持ってる人なんだ。忙しいのに遊んでくれている大和にも感謝しないと。
……とてもまずい状況になってしまいました。気づいたら僕は明日、終業式が終わった後、何故か僕も一緒に【夜の学校】探検に行かなければならなくなったのです。大和も一緒です。大和は人数が足りなくなった。などと言って謝ってくれたので、口では「誘ってもらって嬉しい。」といいましたが、あまりよく思っていませんでした。夜の学校に忍び込むのはあまり良い事でもありませんし、僕は行くかどうか直前で迷いました。でももうすぐ約束の時間なので、とりあえず家を出ることにしました。
学校の前に少し遅れてつきました。走っては来たのですが、息苦しくなって早くは走れませんでした。遅れてきたはずなのに、学校の前には誰もいません。大和も、一緒に行くはずの他の4人も、時間はきっちり守る人のはずなのに。周りを見渡すと、水色の薄い光が校舎内に入って行くのが見えました。僕は、もうみんな入っているんだな。と思い、少し怖くなってきたので、早足で正面玄関へと向かいました。鍵は空いていたので、そのまま入り口に入ります。靴を脱ぎ、扉を閉めようとすると、キィーと言う甲高い音を立てて扉が勝手に閉まりました。
「⁉︎」
声にならない叫び声を出して扉を開けようとしましたが、鍵が閉まっています。これで僕は学校から、出れなくなってしまったわけです。隙間から冷たい風が吹いてきました。悪寒を感じました。後ろに何かいるような気がします。ですが、勇気を出して振り返ってみても誰もいません。みんなはどこに行ったのでしょうか。急いでいたので、通信機器も、役に立つものなんて、ほとんど持っていません。そこで、みんながいると思われる、七不思議を順に巡って行くことにしました。
見ていただき、ありがとうございます。




