詩 無秩序王国の小さな光
「ひでー国だよなここは」
めちゃくちゃになった
あの日から
何もかもが
変わってしまった
正義が消えて
悪がはびこる
与えられるより
奪われて
生まれる命より
死んでく命
何もかもが
変わっていった
残ったものなど
ないと思った
みんな敵で
味方はいなくて
安心も油断もできなくて
一人で生きてく世界だと
変わった世界で思ってた
「じゃあ、ちゃちゃっと世直しはじめますかね」
「ストーリー」
王様がいなくなって、新しい王様がやってきて、みんな変わってしまった。
わがまま一つでたくさんの人の人生が左右されて、多くの人が死んでいく。
こんな国にいるなら、明日生きていられる保証はない。
そう思って、心をすり減らしながらいきていた。
けれど、確かに光はあった。