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イザベラは明日から  作者: 田茶森ビー玉
12/13

ロボティックフォーチュンキャット

有宝先生がボクシングの構えについて教えてくれた。




毎回言われているような気がするのだが、美由子はなかなか習得できないでいる。




鏡の前で構えるが、いつもしっくりこない。




対するイザベラは細かい点は先生に注意を受けるのだが、大まかにできている。




「早く実践でやってみたい〜」




イザベラの闘争心の熱さに火傷しそうな美由子。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




脇を締めて両肘を身体につけ、

身体の前で腕をカタカナのハの上下逆さまに構える。




パンチは肘から伸ばして、腕が伸び切ったところでミット当たるようにスピーディーに、またミットに当たる直前に招き猫のように手首を折り曲げ、第三関節でミットを捉える。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




先生の見本は招き猫のようだ。イザベラと美由子はそういう印象を受けた。



機械的に足を前後に動かして、体重移動しながら招き猫のようにパンチを繰り出す。ロボティックフォーチュンキャットである。



イザベラは鏡の前でそれっぽく、ジャブとストレートをシャドーしている。スピード感があり、とてもパワフルだ。




美由子も先生の見本を真似して、脇を締め構える。

しかし、脇を締めることだけに集中し過ぎて、足のスタンスは狭くなり、両足は揃って直立している。

ミット打ちをするのだか、体重移動もないため、腕の力だけのジャブとなり、はなんともいえない、か弱さだ。




「凛と立ち過ぎた〜。一輪の花みたいじゃなかった?」




美由子は先生に指摘を受け、そう言うと




「花の方がまだ強いと思う。」




先生のミットにジャブとストレートのパンチを当てながら、美由子につっこむイザベラ。




まだまだ練習が必要だと痛感する美由子なのであった。

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